「ラ・ラ・ランド」より、私は好きだ。
分かり易いテーマとストーりー。いいじゃないか、それで。
だってミュージカルだ。
冒頭、予告編そのままで、ちょっとビックリ。予告編がプロローグそのものだったのかあ。
ヒュー・ジャックマン、老けててもいいじゃないか! 彼はミュージカル、大好きなんだから。
しかし、「レ・ミゼラブル」もそうだったけど、なぜか彼の歌声は心に残らない。
でも、ザック・エフロンとの掛け合いの曲「THE OTHER SIDE」はなかなか良かったぞ。
P・T・バーナム、ファミリーなんて感覚なく、見世物小屋感覚でサーカスを始めたんだろうなあ。それを不謹慎と言うかどうかは、生まれた年代にも関係あるかも。私の子供の頃は、ゴールデンの時間帯にテレビで小人プロレスをやってたからなあ。たとえ見世物でも、お金を稼げるかどうか。
人間の尊厳とかの前に、お金を稼いで食べて生きるのが大前提の時代だったからなあ。
主人子のP・T・バーナムが、そんな時代の、山師の代表で。
最期はあっさり、自分の家族のもとに帰っ行った。本物はどうだったのか知らないけど。
ザック・エフロン演じるカーライルが新時代の象徴なんだろうなあ。
黒人のアン(とは言え、最初は黒人と気が付かなかったわい)と恋に落ちて、サーカスの魅力に取りつかれ、上流社会の生活を捨てて、バーナムが集めた見世物小屋の人間たちにファミリーを感じて・・・。
そう、ザック・エフロンがとっても良かった。
曲が良かったので、映画仲間に確認したら、やっぱりサントラを買ってた。
「THIS IS ME」って、アナと雪の女王の「LET IT GO」にコンセプト、似てるよなあ。もっと柔らかくすると「世界にひとつだけの花」になる。
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