小村俊美blog~心・街・釣り・そして日々~

臨床心理士の独り言(小村臨床心理士事務所所長)

ほとんど釣りを中心とした趣味の世界のブログです

スクールカウンセリング終了

2011年03月22日 | 心理

今日で今年度のスクールカウンセリングがすべて終わりました

来年の担当校は未定ですが、小学校をするようになると思います。

 私たちのような年寄りは?子どもと話すよりも保護者の方と話す方がいいのかなとかねがね考えていました。

 以前から高校はどちらかというと経験の深い心理士を配置してありましたが、よく考えてみるとどちらかというとお姉さん、お兄さんの方が親しみやすいように思います。特に親の問題を引き受けた生徒など、親に似た年齢の私たちには警戒心も強いように思っていました。

 一方小学校に配置される方は、経験の浅い若い方が多かったように思います。ところが小学校の場合はカウンセリングの相手が保護者のことが非常に多いように思います。又、保護者がカギを握るケースも多く、保護者の信頼を得ないと動かない場合も多くあります。

 そこで枠を変えて、小学校に保護者が相談できるような年齢の方を配置するようにお願いしています。

 災害一次派遣の警察、消防、自衛隊、市職員等の惨事ケアが入ってきていますが、被災地が落ち着きを取り戻したとき、どんな感じになるのか‥。心のケアが本当に必要になるのはその頃ではないでしょうか。