小村俊美blog~心・街・釣り・そして日々~

臨床心理士の独り言(小村臨床心理士事務所所長)

ほとんど釣りを中心とした趣味の世界のブログです

大国主の墓は

2014年04月27日 | まち歩き

延岡で降りて

レンタカーに乗り換え高千穂へ

高千穂神社にお参りし、夜神楽に行きました。

出雲神楽とも石見神楽とも違う調子の神楽でした

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演目はやはり天岩戸です

島根はオロチ退治

それぞれの人気演目もご当地流ですね

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宿からは素晴らしい高千穂の山並みが‥

お決まりのボートで

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その後西都原古墳群へ

この古墳群の中に一つだけ出雲式の方墳があり、原田常治は「古代日本正史」の中でこれが現地妻のもとでなくなった大国主の墓と書いています。残念なことに博物館は休館日のため色々と聞くことができませんでした。(ほんとうにこの方墳なのか)

畑を囲むようにすごい数の古墳があり、もし畑が無ければ何倍もの古墳があったと想像できます。周りの民家の森の中にも明らかにそうだと判る盛り上がりが見えています

やはりここが邪馬台国でしょうか

卑弥呼は素戔嗚の現地妻という彼の論評を思い出しながら回りました

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すごい数の円墳です

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そして最近調査が終わった前方後円墳

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これが問題の方墳です(原田氏のいう方墳かはわかりません)

大国主にしては規模が小さいような気がします

説明には隣の大きな前方後円墳に仕えた人だろうと書いてありました

チョット変わった古墳も

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そして翌日は飫肥へ

以前から街並みを観たいと思っていました

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飫肥の武家屋敷は敷地が広~い

重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。指定が早かったのが幸いし、ほぼ家屋や石垣が修景を終えていました。

中には広いお屋敷(服部家)を利用した食事処がありました。素晴らしい建物と庭園です

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でも私が一番魅かれたのは城主と家臣のお墓でした

初代の石塔の周りには追い腹をした家臣の墓が並んでいて、中には27歳家臣も‥

「安部一族」の世界が本当にあったという事を感じました。

帰りには鹿児島まで行き、新幹線に乗ったが、山は完全に初夏でした