今日はスクールカウンセリング(SC)とスクールソーシャルワーク(SSW)の二つの仕事。
SCという仕事はともすれば純粋に心理的なスキルだけでやれると思っている方も多い。ところが学校のニーズはそうでもない。学校はSCに具体的な学校の対応を聞いたり、場合によっては関係機関への繋ぎなども期待されている。
それは心理の仕事ではないと言えばそれまでのこと。
しかし、学校で活動する以上は学校側のニーズにも答えなければ信頼を失うてしまう。密室の学校カウンセリングの反省も含めてSSWの導入ということになってきた。
しかし、資格でいう社会福祉司は子供の見立ての部分での専門性は高くはない。特に、被虐待症候群、発達障害等の問題は学校の大きな課題になりつつある今、見立てのないSSW活動などは考えられない。
社会資源との連携(ソーシャルワーク)に馴れないSC(心理屋)。子供の臨床的な見立てのできないSSW(福祉屋)。どちらも課題がある。
両者が共に研修する企画が必要と思うこの頃。
県教委の仕事でしょう!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます