小村俊美blog~心・街・釣り・そして日々~

臨床心理士の独り言(小村臨床心理士事務所所長)

ほとんど釣りを中心とした趣味の世界のブログです

孤高のメス

2010年06月11日 | 映画

午前中仕事が空いたので映画にいきました。

「孤高のメス」です

田舎の総合病院にやってきた外科医が、自分の医療に対する信念にもとずいて脳死肝移植に踏み切るという物語です。

堤真一が演ずる外科医と、それに引かれるナース夏川結衣の心情が描かれていて、心引かれる映画でした。余貴美子が素晴らしい脇を固めていて、「おくりびと」のような感覚で観ることが出来ました。

特にラストシーン。感激でした。(二番目は若い医師が魚屋へたずねるところ)

「RAILWAYS」とかぶっての公開のためどちらを勧めるのか、少し残念な気持ちがあります。

是非観て欲しい作品です。メッセージ性の強い作品なので、特に若い人たちに勧めたいと思います2008_595


朝から仕事

2010年06月10日 | 釣り

今日は4校回り

朝からストレスカウンセリング⇒スクールソーシャルワークと4校をはしごして歩きました。

各学校とも色々な課題を抱えています。

SSWとしてどこまで応援できるのか分かりませんが、とにかく学校からの要請を受けるという姿勢だけは維持しないと…と思っています。

だんだんとスケジュール手帳が混んでしまい、このままでは大変なことになりそうです。今年はスクールカウンセラーの時間も少なくして身軽になったつもりが昨年と同じようになりそうです。

来週は鮎の解禁日。もうすぐこいつらに会えるのが楽しみですが、休日が…?2008_467


ほいくまつり準備

2010年06月09日 | インポート

6月26日に行われる「ほいくまつり」の準備が進んでいます

短大保育科の伝統の行事「ほいくまつり」は学科生が、本当に精魂傾けて約3ヶ月間かけて準備し、県民会館大ホールを観客で一杯にします。

リズム、影絵、劇で構成されます。学生は小道具、大道具、衣裳、演劇等々のパートに分かれて準備します。

今日の大道具、小道具の準備の様子です。2008_593 2008_594


短大卒業生会

2010年06月06日 | インポート

土曜日は今春卒業で、働き始めた保育士たちと懇親会でした。

市内だけで7人集まってくれて、色々な話しに花が咲きました。学生時代の思いと、現実のギャップなど言いたい放題でした。

良いこと悪いこと、生の情報は私達にとっても貴重なものでした。「楽しい写真、UPしてもいいよ」と言われましたが…。虫が付くといけないので止めます。

ところで、月末は被害者サポートセンターの講演会があります。写真、拡大して内容の確認をお願いします。2008_590


山紫陽花

2010年06月05日 | インポート

今日も快晴。こちらは晴れの日が続きます

3年前に植えた、庭の山紫陽花がきれいに色づきました。

庭は町屋の中庭のため、日当たりが悪くてさつきの花はほとんど付きません。ちょっと殺風景のため植えたのがこの紫陽花です。

今夜は昨年卒業して保育士として働く教え子達と一献傾ける会をします。全部私のふところでの激励会だそうです。

さてATMでふところの補充しておかないと…2008_589 2008_588


臨床心理士の資格

2010年06月03日 | 心理

今、国家資格の議論が白熱しています

 日本臨床心理士会は国家資格化を目指しています。しかし養成大学などからは慎重論も出ていて、今後まだ紆余曲折が予想されます。

 私は20年以上培ってきた「臨床心理士ブランド」は大変大きなものがあると思っています。実際、臨床心理士と名乗った時、以前は「それ何?」と言う反応でしたが、今はほぼ国民的に定着したと思います。

 今、社会福祉士の資格も、8年目に専門社会福祉士、さらに、スーパーバイズ資格を作ろうとしています。先駆者としては栄養士、管理栄養士。医師の認定資格。看護師の分野別資格などさまざまな制度が作られてきました。

 教員も、大学院6年で資格を取り、その後研修資格で上がり、管理教師資格取得者のみが管理職になれるという考えが協議されるようです。

 私は心理の国家資格は医療分野だけで良いのではと思います。経験から医療以外の分野は、純粋な心理技法だけでは解決できる問題は少ないと感じています。

 教育、健全育成、被害者、子育てなどの現場が要請するものもソーシャルワークが入ったものがほとんどです。

 今、議論している横断的国家資格の意味と、社会が要請している横断的資格の意味が異なるような気がしてなりません。

 養成大学も心理的ソーシャルワーク論とか、家族論、地域福祉論などの社会学系の講座を設ける必要があります。

 そうしないと医療以外の分野は社会福祉士の領域に取り込まれるように感じてなりません。実際スクールカウンセラーにもっとコーディネート能力があれば、SSW制度が導入されることも無かったように思います。

 基礎は心理でも、現場で要請されるものをもう一度考えないといけない時期に来ていると思います。


製作中

2010年06月02日 | インポート

 今日の午後から医療職員のメンタル相談日が、都合によりキャンセルになりました。

 そのために午後から営まれた恩師の葬儀に参列できました。

 中学時代私は成績が振るわず、近所のこの先生に勉強を習っていました。週2日が大変だったことを思い出します。当時の高校入試は体育、美術の実技を含めて9科目の合計点でした。

 この先生が受験の直前に「今から英語を勉強するよりは、実技を練習したほうがいいかも」と言われたことを思い出します。

 私の得意は体育、美術、技術家庭などで、トータル的には合格目標点に達していましたが、今のように5科目の合計点だと完全に割り込んでいました。

 こんな話を不登校の子どもと話すと 「先生は幸せな時代だったね」という反応が結構あります。

 受験の負担を減らすと言うことで始まった5科目採点。本当にこれが幅広い人格的な選抜になっているのか、ず~と疑問を持っています。

 葬儀の間中そんな事を思い出していました。

 という事で今でも絵の実技をしています。15日から開催する県日本画協会展の作品を制作中です。小品ですが完成時にはどんなになるのか不安を抱えながらの作業です。
 うまくいけば、県展は桜かな2008_587