晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

水源の確保

2013-06-15 06:50:07 | 八曽モミの木キャンプ場
飲料水は人の暮らしを支える生命の水である
世間では雨が降らず、干上がる貯水ダムを見せ、節水が呼びかけられている

尾張名古屋は木曽川の水を浄化して飲料水として使用しているが
八曽モミの木キャンプ場は山中ゆえ上水道は通じていない

谷川の水はそのままでも飲めるぐらいの鮮度と美味しさがあり
子供の頃は何の迷いもなく飲んでいたもの

しかし今の時代、そんな訳にはいかず
大腸菌等の除去をして保健所の検査を受けてお客さんに提供している



かって枯れたことのない、その水源の水量が減っている
ホースに石を乗せただけの取り入れ口なので
水の安定吸水と反対に大雨時の給水管が外れて流されるのを
防ぐために、セメントで小ダムを作った

作業工程上、水の抜け道を作らないとセメントが固まらず流れてしまうので
二段構えの作業となるが、これで少しは安定化するだろう

セメント、砂、砂利を持ってデコボコの山道200mくらいを登って
やっと水源にたどり着く
この暑さでは木陰とは言え、流れる汗と息切れしそうになる呼吸にあえぐ

しかし、この地に大きな水槽をつくり、太いパイプを埋設するなんて、
先人たちの苦労を思えば、私たちの多少の苦労ぐらい何でもない
受け継ぐことに意味がありそうだ
コメント
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