晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

深い反省と不戦の誓い

2016-08-16 06:23:03 | 社会のこと
お盆が過ぎて日本にとって最大のけじめの日が終戦の日です。
私自身、戦後に生を受け全ての時間に平和を享受できたのは、
天皇陛下が式典で述べられた過去を顧み深い反省と不戦の誓いが、
日本国民の共通認識でやってきたからだと思っています。


象徴天皇は政治的な発言ができません。
きな臭い世界の世情の中で日本の進むべき道を、
精いっぱいの気持ちで表された言葉だったと思います。

それは天皇の名のもとに国民を戦争に巻き込み導いた軍国主義と、
中国や朝鮮などアジアの国々への侵略戦争への深い反省に他なりません。


戦争を体験した当時の兵士や軍国少年がテレビや新聞で、
戦争の悲惨さと平和の大切さを切々と語っておられます。
語べが亡くなっていく中でその心を引き継ぐのは、
私たち国民であり政治に携わる者の使命です。

国のトップの言葉は一語一句に注目されますが、
現在の指導者の言動には天皇の言葉とはズレを感じずにおれません。

何故深い反省と不戦の誓いが言えないのか。
過度のナショナリズムが戦争へ導いたのであり、
このことにこだわる首相の気持ちが透けて見えてなりません。



コメント (4)
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