晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

セピア色への祈り

2016-08-08 06:28:23 | 社会のこと
暑い夏が来るたびに原爆投下された8月6日と9日がやってきます。
たった二つの原爆によって20万人もの何の罪もない一般市民が虐殺されました。

現職のオバマ大統領が広島を訪ねて核兵器廃絶への気運とはなったが、
現実は核を持つアメリカを始めとした大国は廃絶への道筋すら示さず、
新たに持ったという北朝鮮の暴走を止めれていません。

唯一の被爆国の日本政府こそ廃絶への先導をとるべきなのに、
きな臭い戦争をしたがる世界へ深入りをし続けています。

オリンピック精神で平和を作ってほしいのですが、
むしろ喧騒が平和をかすませているかのような今年の8月です。
だから4年後の東京は8月でなく秋に開催して欲しいです。
更に連日極暑が続く中で過酷な競技をさせるなんておかしいの一言です。

申し訳ないですが広島へは50年前の修学旅行で訪れただけです。
禎子の祈りを現した原爆の子の像のセピア色の写真が手元に残るのみです。


一瞬にして消されてしまった人、
原爆症で命を落としたり今なお苦しむ人、
こんな大量殺りく兵器である原爆を許してなりません。
繰り返させていけません。
日本は死の商人になっていけません。


こんなに楽しく遊ぶ子らに、
あの時代の禎子らが味わった苦しみを誰が繰り返していいといえるでしょうか。
コメント (6)
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