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晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

古のロマン

2019-07-14 06:10:14 | 社会のこと

今朝は雨の日曜日です。

巷では三連休とあって様々な予定があることだろうが、

未だもって梅雨明けに至らず今週もこんな日ばかりになりそうです。

 

今月は二つの嬉しいニュースが立て続けに入ってきました。

46億年前と3万年前のことと言われても、

どんなスケールでその時間を計ったらいいのか、

自分の頭では整理できない時空です。

 

一つは「はやぶさ2」の快挙です。

小惑星「リュウグウ」の岩石採取に成功とのことですが、

地球と火星近の間にあってたった900mの惑星です。

大宇宙の中にあっては小石どころか塵みたいな物体に、

何度も正確にトライして、

一つ一つの仕事をこなしている科学の凄さに驚きです。

 

岩石に水や有機物が含まれていれば生命の起源にせまれるとあって、

来年末に地球へ採取物が届くのを楽しみに待つことにしましょう。

 

もう一つが我々の祖先がどうやって日本列島へ渡ってきたかという、

極めてアナログな検証でした。

(写真は全てネットからお借りしました)

 

きっと先人たちも木をくりぬいた丸木舟で、

大陸から舟を漕いで渡ってきたのだろう。

想像できても実際に荒れる海原を渡れるかは、

やってみないことには分かりません。

それを失敗を重ね三回目で成功させました。

原始人になりきったこちらの快挙の方がグッと親近感です。

 

石垣島の「白保竿根田原洞穴遺跡」からは2万年以上前の人骨が大量に出土しており、

どうやって台湾から最も近い与那国島へ黒潮を乗り越えて渡ってきたか、

この検証で実証されたことはこれまた凄いことです。

 

< 時空超え命の起源知る夏夜 >

 

コメント (2)
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