何事でもあるがこの頃、時が経つことの早いこと。
その一つが家を新築してもう20年だ。
会社員時代の平成13年3月が引き渡しで、
あの頃はまだ50代前半のバリバリ会社員だった。
20年先のことなど思ってもいなかった。
昨日は20年の節目ということで最後の無料点検でした。
3人がやってきて外は外壁・瓦・樋を高所撮影できるカメラで撮影し、
中は床下のシロアリ・漏水の有無・ドアや電灯やらの点検で3時間近くかかった。
動きが鈍かった引き戸の戸車の交換は部品代のみの1,000円でやってくれた。
外壁にクラックや随所に生活による疲労が見受けられたが大きな不具合はなし。
ただ2階のテラスで若干の水漏れがあり修理の見積もりを出してもらうことに。
そろそろ外壁の塗装替えをしなくてはならないが、
これはリフォーム業を営なむ弟に依頼することにしている。
後10年も使えれば私の代は終わることになる。
こんな山深い田舎の家を子供や孫は面倒見てくれるだろうか。
ハウスメーカーはこの程度の痛みならもう一代が十分暮らせると言う。
願わくば孫子の誰かが住んでくれればいいが、
さてどうなることやら。
草葉の陰から眺めることになるだろう。
< 家老けて住み人誰か草葉の陰 >