暖かく穏やかな春の陽が注ぎます。
新型コロナさえなければ世の中もっと幸せであったろうに。
数年はこんな日々が続くのでしょうか。
とは言え季節とともに動く農作物への手当は、
コロナ禍であろうとなかろうと今やるべきことを進めねばなりません。
昨日は種イモとして整えた約500株を防腐処理しました。
先ずはベンレートTを水溶液にして10分間浸漬させます。
これは褐色腐敗病と青カビ病を防ぐためです。
数が多いため何回にも分けてやります。
浸漬し終わったら今度は切り口にあるものを塗布します。
それは皆さんもジャガイモの種を切り分けた時に塗るシリカです。
ジャガイモシリカの効果は腐敗防止・発芽・発根促進 と多彩です。
効果を高めるためにシリカとベンレートTをミックスさせます。
これを乾燥させてからいよいよ畑で芽出しです。
畑へはこの状態で数日置いてからがベストですが、
天候や予定を考えると今日の仕事となります。
< 黙々と農に勤しむ余生かな >