昨日は春分の日でしたが20日からは、
七十二候だと『雀始巣(すずめはじめてすくう)』です。
雀始巣(すずめはじめてすくう)とは雀が巣を作り始める頃とのこと。
雀始巣(すずめはじめてすくう)とは雀が巣を作り始める頃とのこと。
民話、童謡にも用いられ日本人にとって古くから身近な存在である雀ですが、
最近では生息数が少なくなりつつあり、
田舎でも昔ほど見かけなくなりました。
我と来て遊べや親のない雀 一茶
菜畠に花見がほなる雀かな 芭蕉
若竹や雀たわめてつくは山 正岡子規
雀を詠んだ俳句はいっぱいあり過ぎて載せきれません。
が一茶のこの句は誰もが知っていますね。
「 雀の子そこのけそこのけ御馬が通る 」
50代に故郷の信州へ戻った時代に詠んだそうです。
新たに家庭を持ち子宝に恵まれた時に口ずさんだのでしょうか。
五七五の定石でなく字余りの型破りな句だけにインパクトがあります。
あれから250年以上たっても色あせない名句です。
今日は春の嵐になるかの大雨となりそうです。
咲き始めたばかりの桜の花は持ちこたえてくれると思うけど、
昨夕の東北での地震には驚いた。
このところ全国で起きており大きな地震の前触れでなければいいが・・
< 大屋根に肝試しの子雀よ >