昨日は昼から降るかなと思っていたが、
もう朝から濡れ出し、
午後からは南風に乗って窓をたたいていた。
西日本では暴風雨となって瓦を飛ばし貨物車をも横倒しするほどで、
久しぶりの春の嵐じゃなかっただろうか。
よってどこへも出かけれず家に籠っていた。
書類の整理などしていたが、
何もないというのはどうも手持ち無沙汰です。
居間でテレビを見ていて、
籠の中にあるリモコンを手にして操作するのだが、
よく見てみたらその多さに改めてビックリです。
並べてみたらこんなにあった。
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全てが同一場所にある訳でないが、
居間にある電化製品を動かしているリモコンです。
左上からエアコン・テレビ・DVD再生機・防犯カメラモニター・照明で、
左下から扇風機・ユーチューブ鑑賞用・サーキュレーター・デジタルフォトフレームです。
扇風機は今出ていないけどリモコンがないファンヒーターがあり、
これだけの電化製品に囲まれて暮らしているってこと。
50年前はどうだっただろう。
テレビのリモコンがやっと出始めた程度で、
エアコンそのものが無かったように思う。
便利になったのは確かだろうが、
それが人の幸せとどう結びつくかだろう。
冬は寒く夏は暑く電化製品一つ動かすにも人が動き、
一動作ごとにざわつく声があったように思う。
老人ばかりとなった家では手にするリモコンを間違えながら、
今日も静かに時が流れていきます。
< 何動く分からないリモコンの山 >