晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

半夏生(はんげしょう)

2022-07-02 06:05:51 | 季節のたより
7月2日は七十二候の一つ『半夏生(はんげじょうず)』です。
雑節にもありこちらは『半夏生(はんげしょう)』と読みます。
半夏とは烏柄杓(からすびしゃく)という植物の別名で、
この毒草が生ずる季節という意味です。

また田植えの目安とされ、
この頃までには田植えを終えるべきとされていました。
現在は品種改良でほとんどの田植えが5月から6月に終わっています。
この日に降る雨を半夏雨(はんげあめ)と言い、
この雨が降ると大雨が続くと信じられていました。

この日までに田植えを終わらせないと収穫が減るといわれており、
半夏生の日からは5日ほど作業を休む地域もありました。
半夏生の日には天から毒気が降ってくるといわれ、
井戸に蓋をして毒気を防ぐとともに、
この日に収穫した野菜は食べないなどの風習があったとか。

先日の北陸旅では千里浜海岸をバスで走りました。
ここは砂浜を自動車が自由に通行できる観光道路となっています。
しかしここにも異変が起こていた。

かっては写真の3倍は広かった砂浜は、
辛うじて一台が通れるくらいまで狭くなっている。
直接には海水により浸食されたことなのだが、
海水位が上がっているのが主たる要因でないか。

昼食を摂ったレストランの話では、
もう5年くらい前から徐々に進行しており、
石川県は砂を投入するプロジェクトを進めていると言う。
地球温暖化のもろに受けた結果で名所が一つ消えようとしている。

昨日は期日前投票に家族で行ってきました。


< 半夏生豪雨要らぬと願掛けし >
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