後輩。

今日も新歓に明け暮れた一日だったわけですが
なかなか印象深い一日でした。
なぜかって？
後輩が出来たからですよ。

「ジョニーさん、…」

覚悟していたけどついにそう呼ばれてしまうのか…僕も。

きてくれたのはピアノがなかなか上手な徳島出身の人。
うちの高校に居た徳島出身の人と似たオーラをまとっていたので、
徳島出身というのが不思議なくらいマッチしていました。
ちなみにオケネームもその場ですぐに決まってしまいました。

彼の名は「ゴルバチョフ」、通称"ゴルビー"です。
ピアノをずっと弾いていたとのことなので、
音感もあるだろうし、楽譜も読めるみたいなので
努力次第ですぐに戦力になってくれると思います。
人手不足のバイオリンパートにとってはありがたいです…

面食らったのは半蔵さんに「指導してやれ」といわれたこと。

ちょっと待ってくださいよ…
僕はたかだか1年目終えようとした段階の若輩者ですよ…
プルトで指導するのは1個上の学年の担当じゃありませんか…

とは思ったものの、後輩を教えるのは先輩としての務めらしく、
僕がこれまでに教えてもらったことを色々伝えました。
が、当然のように彼はなかなか楽器を上手く鳴らせません。
自分は今は楽器を弾きこなしている…なんて到底いえませんが、
自分も一年前はこんなのだったんだろうな、と思うとなんか不思議です。

やる気は十分にあるみたいなので、彼が頑張る限り僕も可愛がってあげようと思います。
もちろん彼以外の新入生にも然り。


ところで、彼が弾く楽器を用意するために
自分が使っているのとは別の学校楽器を出したんですが
それの音はひどかったです…。
なんか芯の無い音というか飛ばない音というか…。

ナタリーさんから受け継いだ今の僕の学校楽器はやっぱり最高です。
少なくとも今ある学校楽器の中ではよく鳴る部類に属するはず。
ナタリーさんや上回生に色々指導してもらって今の自分があるわけですが
この楽器にも育ててもらったんだなとしみじみ思いました。
あの楽器に感謝です。


・・・ところでフォーレのガボットを2年前にしたという事実を今日初めて知りました。
…いつか推したかったのにっ。


まぁ、そんなもんらしいです…。