風吹く豆腐屋

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完璧なハンバーグを作りたい。

2007-04-10 23:05:01 | Weblog
突然ハンバーグを作ろうと思い立ちました。
善は急げ!ってことで、帰るなり買出しに出かけました。

普通のハンバーグを作るつもりはありませんでした。
目指すのは完璧なハンバーグ。

香辛料がほどよくきいていて、カリッとこげた表面の内側には肉汁がたっぷりつまっている (後略) 
「カンガルー日和」より。


残念ながらそんなハンバーグに出会ったことはありません。
が、まぁ理想は高いにこしたことはありません。
目指すハンバーグはそれです。
カリッとこげた表面の内側に肉汁たっぷり。


これまでにもハンバーグは何度か作ってきました。
部の遠足だとか、トレーナーさんの歓迎会 で少しでも安く済ませようとする ときとかに。
食べてもらった人数も多分10人は下らないと思います。


が。


正直、これまで作ってきたハンバーグはいまひとつでした。

一つ目として軟らかすぎるということ。
肉を食べているのだからもう少し歯ごたえが欲しい。

二つ目として油分が多すぎること。
…まぁこれはクッキングペーパーを利用すればすぐ改善されるけど。

三つ目、味を既製品のソースに頼っていること。
ソースを作る手間を惜しんでいました。



今日一番注意したのは硬さ。
表面の硬さを追求しました。カリッを求めて。



実は今まで作ったハンバーグには色々なものが混入されていました。

例えば、にんじん。
例えば、しめじ。
例えば、豆腐・・・。

そう、必要以上に軟らかかった原因はおそらくこれ。
体積あたりのカロリーを抑えるというメリットのあった豆腐君ですが、
今回の出場は遠慮していただきました(笑)

また、まじりっけなしのハンバーグにしたかったので、
使う野菜はタマネギonlyにしました。

パン粉はソフトなタイプと、目の細かいタイプを使用。
硬くするため、若干量は多めにしました。


余談ですが、一般的にハンバーグはこねる時間が長いほうがいいとされるようです。
長くこねるとより軟らかくなる模様。
僕のハンバーグが独特だったのは、
こねる時間がむやみやたらに長かったせいだろうと分かりました。

軟らかいハンバーグを作りたかったら、
パン粉を少なめにして長い時間こねてください。
きっとできます…が、焼くときに苦労するのでそこは覚悟してください(笑)


だから、今回はこねる時間を長くしすぎ無いようにしました。



油の問題は、上記の通りクッキングペーパーで解決。
メタボリックシンドローム対策もばっちりです(嘘


そしてオリジナルソース。
どうしても赤ワインを使いたくて、わざわざ用意しました(笑)
ハンバーグを焼き終わったフライパンに

バター 大2
ケチャップ 大2
デミグラスソース  大1
赤ワイン 大1
タマネギ 1/6個

を入れて煮込みました。
なかなかいい感じのソースが出来ましたよ。


で、完成品。



おいしそうに見えないのはデジカメのせいにしておいてください(苦笑)
ちなみにキャベツを切るのは面倒だったので既に切ってあるのを・・・。


食べてみた感想としては、まずまず。
でも理想のハンバーグからは程遠い…というところでした。


失敗点としてはまず硬すぎたこと…。
箸を入れたら簡単に割ける程度の硬さにしたかったんですが、
ナイフとフォークが欲しい硬さになってしまいました。

あと、焼くのに失敗しました。
肉汁を逃がさないためには、
表面を中~強火で焦げ目をつけ、その後弱火でじっくりふたをして焼く、
というのが王道らしいです。


だけど、フライパンのふたなんて持ってないし、
分厚くしすぎたためになかなか火が通らなくて・・・。


フライパンのふたって買い足せるもんなんだろうか。
詳しい人がいたら教えてください。


ハンバーグの達人を目指そうと思います(笑)