ツタヤでブルーレイを借りてきて「最強のふたり」というフランス映画を観ました。
邦題だけ見るとカンフーものと勘違いしそうですが、原題は「UNTOUCHABLE」。
日本ではお笑いコンビになってしまうから不採用になったんでしょうか。
抽象的なタイトルは色々な解釈ができて面白いです。
そういう意味ではこの邦題はもうちょっと頑張ってほしかった。
wikiのあらすじをそのまま引っ張ってくると
「頸髄損傷で体が不自由な富豪と、
その介護人となった貧困層の移民の若者との交流を、
ときにコミカルに描いたドラマ。」
数々の賞を受賞し、フランスでも日本でも
観客動員数などで記録的な数字を出した映画なんだそうです。
・・・全然知らなかったけど。
実話に基づく話でそれほどドラマチックな展開はありません。
万人受けする映画でないのは確かです。
観終わった時には、言うほどの名作なのかなと思ってしまいました。
(「名作」を観終わった後は大抵そう 笑)
主人公の黒人の破天荒な振舞いは気持ちいいし、
映画として面白いのは面白かったんですけどね。
頸髄損傷したのが黒人で介護人が白人ならどうだっただろうかとか、
障害者が富豪であることなんてめったにないよなとか、
後になって色々考えました。
そういう意味では示唆に富んだ教訓的な映画だったと思います。
「日本中が大絶賛」とか「笑いと涙が止まらない」とか言われると
ついつい反発してしまうひねくれ者の僕ですが、
一見の価値がある映画であることは認めます。
お暇な人で興味があれば観てみてください。
(僕は本当に人にものを薦めるのが下手だと思う 笑)