風吹く豆腐屋

内容はいろいろ。不定期更新中。

「くすぐったい言葉のたとえ全てがウソであっても」

2014-04-19 01:37:54 | Weblog

お世辞が言えません。

現在のちょっとした悩みです。

言えないからといって不利益を被るわけではないけれど、

そういうのってコミュニケーションの潤滑油みたいなもの。

言えるに越したことはありません。

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 今日の手術中のこと。

A先生「いやぁ、B先生見事な剥離操作ですねぇ」

B先生「まあ、いいところに入ったかな」とまんざらでもなさそう。

 (尿管、うにょうにょと蠕動運動)

A先生「先生!見てください、先生の操作で尿管が喜んでますよ!」

僕「・・・」


尿管は手術のメルクマールとなる重要な部位です。

それが動くのを確認するのは術中の必要な操作ではあるんですが、

このやり取りは正直気持ち悪い。

しばらくのち、B先生に「ちゃんとあの言葉メモしたか?」と言われました。

・・なんじゃそりゃ。

まあ、社会人としては

こういう太鼓持ちができるようになるべきなんだろうな。ある程度は。




そんな気分の時のフェイクファー。

 

複雑に込み入ったこの世界。

人の言葉をどこまで信用していいか分からないし、

それどころか自分の気持ちすらどこまで本当なのか分からない。

 

フェイクファー。