この連休中に撮った写真。
外病院の当直のお供に東野圭吾の文庫を買って行きました。
「パラドックス13」
ジャンルとしてはSFとサバイバルもの。
東野圭吾は気楽に読めて面白いので好きです。
個人的に好きなサバイバルの要素も含んでいて面白かったです。
数時間かけて一気に読みました。
普段、嘘で塗り固めた生活を送っています。
脱したいとは思っているけど、できる気がしません。
だからか、極限状態で本音しか存在しない世界ってどんな感じなのか興味があります。
嘘をつきながら生きていくのはストレスフルだけど、
本音だけの世界で生きていくというのはもっとストレスフルなんでしょうね。
そもそも嘘の定義も難しい。
「優しくなくなった」と言われたのは事実として優しくなくなったのか、
単に優しいふりができなくなっただけなのか。
自分のことなのに嘘かどうかもわからない。
お世辞を言うのは簡単なんです。
「きれいだね」
「かわいいよ」
「よく似合ってる」
ほんの少しでもそういう風に思ったのであれば、それを拡大して言葉にすればいいだけ。
全くそう思わないのだったらそれは嘘になるけど、大げさに表現することには何の罪もない。
一方で自分の気持ちは絶対に言わない。好きだとか多分もう一生言わない。
申し訳ないとは思うけど、利己的な屑にはそういう生き方しかできないようです。