誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

パワースポット!!

2010-12-13 19:17:14 | 出来事
     
   まさしく、パワーが降り注いだ一瞬の出来事だった。
  何かに誘われるように、渓谷を振り返った。
  雲に覆われた空間から、アマテラスオオミカミの光が差し込んだ
  連れの一人を立たせて、ファインダーを除きこむと同時にシャッターを押す。  
         
  10m先の石窟-天の安河原に、願いの手を合わせて河原を覗くと
  再び、光が降り注ぎ始めた。
  それはまるで、振り向く時を待っていたかのようなタイミング!
  この時は、モデルが間に合わなかった。
 **2010/12/11-15:40~15:47の出来事だった。
    
最も、パワーが強いとされるアーチの橋
     
    八百万の神が集う、天の安河原
  
 人々の願いが願いを込めて積み上げた石の柱が河原を埋め尽くす・・・
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往生岳(1238m)・杵島岳(1326m)

2010-12-12 21:21:43 | 山歩き

往生岳(1238m)・杵島岳(1326m)・・メル友さんのピクハント
コース;古防中登山口(9:40)~1229m展望所(9:50)~往生別れ(9:55)~1157m鞍部(10:35)~往生第一ピーク(10:50)
往生岳1238m(10:55)~○×ピーク(11:00)~1157m鞍部(11:0)~杵島岳お鉢(11:30)~杵島岳1326m(11:35~11:50)~
往生別れ鞍部(11:05)~スキー場跡(11:10)~登山口(11:20)

 杵島岳~往生岳に連れてって~♪
往生岳は未踏峰だっけ~? 『あっそ~』な~んて、親父ギャグ垂れて阿蘇へ向かった。

        往生岳~杵島岳周回ルート          
 古坊中から杵島岳を見やると、青空に枯れススキの山肌が浮かび上がる
小春日和と言うより少し暑いくらいの好天、快適な山歩きのイメージが湧きあがる。
遊歩道を1224m展望所まで登り、高岳,中岳,烏帽子岳,杵島岳と見渡す。
展望所から往生別れへ、そして左手に火口底を見ながら反時計回りに1251mピークを回る
鞍部を過ぎるが、杵島岳/往生岳の鞍部ルートが見付からない
往生岳を右に見ながら、ススキに覆われた杵島岳の斜面をゆっくりゆっくり進む。
小さな崩壊地に出合い、数年前のトラバースの記憶が微かに蘇ってきた。
             
             往生岳の全貌
 崩壊地を過ぎて、やっと1157mの鞍部が見えて斜面を駆け下りる
1157m鞍部から急斜の直登を、ふぅふぅひぃひぃと必死に這い登る。
15分で往生岳の第一ピークに出る(山頂より、ここのほうが標高が高いと思うのだが・・)
草原を緩やかに下って登り返すと、往生岳1238m標柱の立つ鈍頂に到着する。
お決まりの証拠写真をパチリ(ウ~ン、イマイチの顔だな)
山頂から西に小高いピークが見える、夏草がないためピーク点への足がかりがはっきりしている
連れの目にも、既にピーク~火口底~杵島鞍部までのルートが出来上がっているのが判る。
目が合った時は既に動き出し、一気にピークに駆け上がり一気に火口底まで下る
何なんだぁ~と思うかも知れないが、我々の山歩きのスタイルは『山頂だけが目的ではない』
気に入ったルートを歩きたいのだ(自然破壊? 邪道の山歩き?)
        杵島岳と烏帽子岳(奥)
 往生岳の火口底から、1157鞍部・杵島岳のお鉢に向う。
ルートが有るようで無い様な、スロープをよじ登っていくと、杵島岳山頂からお鉢周回にでる。
11:35、今日の行程の殆どは終えたようなもので、杵島岳山頂の手前で昼食を摂る。
 食後は杵岳の直登ルートを下る(5分で遊歩道に到着!)
山歩きで最も面白みのないコンクリート道に別れ、スキー場跡へと向う
朽ちる寸前のリフトの下を、遊覧ヘリ発着場を目印に下ると、10分ほどで古坊中に戻った。

聞けば、4回目のチャレンジで往生岳のヒークハント達成♪とか
ピークハントのお手伝いが出来て、好天にも後押しされた楽しい山歩きだった。
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天の古道

2010-12-11 20:49:49 | 山歩き
   
 天の古道(あまのこどう)、日の影町仲組中川~高千穂町岩戸まで、10.5kmの峠越え
 ①仲組集落~湾洞越(わんずこえ)=3.5km
 ②湾洞越~赤水(どべ)=2.0km
 ③赤水~上永之内集落~岩戸(車道)=5.0km

*峠の展望所で、地主の男性の話から・・・・
見立地区と岩戸は同じ岩戸村だったが、尾根伝いに分村され日の影に合併された。
同村時代は、出生届け♪、死亡届け(--;)、その他諸々、この峠道を越えて岩戸に行ったと!
また、博喰師(馬や牛の売買人)は、松明を灯しながら牛を引いて峠越えしたとも
分村によって、当時5本ほど有った峠道は、ほとんど廃道化して使われなくなった。
今回、両地区の歴史保存会の方々によって、整備して峠道を復活させた
名前の由来は、世界遺産の「熊野古道』を真似て、天の岩戸=『天の古道』とか (^。-)

 中川の民家の直ぐ横に、『天の古道』の標示板が見付かった。
駐車場がないので、道路脇の邪魔にならない位置に駐車する。(仮駐車場標示あり)
 08:40-1m幅のコンクリート道から登り始めると、直ぐに杉林となり道幅も一気に狭くなる。
登り一辺倒の道をジグザグに登って行くと、日形・月形の描かれた天の古道の標柱が現れる。

 コンクリートはすっかり消え、落葉に埋もれた山道となって来て、杉林と自然林が交互に現れる
なんだぁ~この季節は・・・! 12月と言うのに蒸し暑くて額に汗が噴出してきた。
山道は特に目を見張るものない、昔の村人や博喰師は淡々と歩いたのだろうか?
右手に、道開けの神が祭られていて、大きな石の下に立派な社が建てられていた。

 昔の生活道とあって、危険な場所はないだろうと高を括っていたら、そんなに甘くはなかった。
気を抜いてよそ見しながらだと、数十mは滑り落ちる場所も数箇所有った。
松明持った馬喰師さん、居眠りしたり、時には祝酒のみ過ぎて、ずり落ちた事もあったのでは?
 09:45-峠の展望所の表示板が現れ、初めて人に会ったら、地元の地主さんで少し話しを窺った。
峠の展望所と有ったが大して展望はなく樹間から、湾洞越えらしい場所が窺えただけ!
展望所から少し登って行くと左に、グッと展望が開けて赤水嶽(どべたけ)の全貌が見られた
10:05-杉林の鞍部に、『湾洞越』を見つけた。

 右に『太陽の丘』、左に『月の丘』、真っ直ぐ下ると、赤水~上永之内集落~岩戸のようだ。
ちょっと暇つぶしに、太陽の丘の矢印に向ったが、丘は20mの位置のようだった。
地図で『赤水嶽』が有ったので、そのまま登って行く、10:20-ピーク点に到着した。
赤水嶽のピークから、杔原越(うつきがばるこえ)へと続く山道が確認できた。

 湾洞越に戻り、月の丘(只のポイントーー;)に向ったが、ピーク点の標示はなく
渡内越(わとうちこえ)の縦走路らしき踏み後を25分歩き、岩場の展望を楽しんで戻る。

 10:45-天の古道の続きだ、湾洞越を真っ直ぐに岩戸側の入り口に向った。
やはりジグザグの杉林の中の道で、展望も花も全くなかった --;
小さな流れから、鹿の防護ネット沿いに登り返し、赤水嶽の尾根を下って行くと11:20-岩戸側に着く
 岩戸側の入口から岩戸神社までの約5.0kmは、未舗装林道があり車で走行可能とある。

 天の古道の残り5.0kmは、車で走れて興味も薄く、仲組への戻りもあって止め!
折角のテーブル、やや早いが昼食をとって、来た道を湾洞越~仲組地区へ戻った。
 総所要時間は、04:55だった。
両地区からとも湾洞越までは、登り一辺倒の山道で目を楽しませてくれる物は少なかった。
初夏から初秋の歩きは、日差しは遮られるだろうが、風通しが悪く蒸し暑いだろう。
真冬は、山間部であり山道の積雪や、ガレ場の凍結などに注意が必要か?
お奨めは、4月末~5月上旬の、ミツバツツジ・アケボノツツジ・ヒカゲツツジか♪
*赤水嶽(ドベタケ)=昔から鉱山だったらしく、採石場が所々にあるらしい
 マンガン鋼で、溶け出したマンガンで水が赤くなっていた事で『赤水』
 赤くにごった水=ドベ=赤水嶽=ドベ嶽と言う事です。

*歩けたら・・・♪
 雲海橋の袂を出発点として、大平岳~上野峠~上野岳~猿嶽~俵石越~杔原越~
赤水嶽^湾洞越~渡内越~??峠~二ツ岳~小林峠~追越~本谷山・・・歩いてみたいな♪
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一ノ峯&二ノ峯+冠ヶ岳

2010-12-10 18:23:01 | 山歩き
コース:地蔵峠駐車場~冠ヶ岳分岐~一ノ峯/護王峠分岐~二ノ峯~一ノ峯~鉄塔~外輪壁~冠ヶ岳~地蔵峠~駐車場

 リベンジのチャンスが巡って来た。
地蔵峠からグリーンロードを少し歩くと右手に登山口となる案内板と疑木の階段がある。    
登山道はしっかりしているようだが、所々に泥濘もある。

二輪車通行止めの柵とギョッとする柵と注意書きがあった。
霜柱を踏みながら木立の中を30分ほど歩くと、冠ヶ岳への分岐があった
帰りに寄る事にして、真っ直ぐ俵山の縦走路を一・二ノ峯に向かう。
右側が急峻な崖になっていて、阿蘇の外輪壁を歩いている事に気がつく
踏ん張りの利かない、砂礫の馬の背を下る(右は外輪壁の崖だ --;)

         縦走路(左奥が俵山)
 小ピークの手前に、一ノ峯の案内板があった(よそ見したら見落とす?)
今までとは打って変わった、細い凸凹の登山道を下って行くと鉄塔が見えてきた
鉄塔の真下に来ると、広大な草原の中に、双耳とも言えそうなピークが2つ並んで見えた      

   鉄塔から双耳の一・二ノ峯
防火帯だろうか?広~い草原に赤土を剥きだした道が走っている
暫らくは防火帯を歩き、二ノ峯が目の前に迫ると1本の細い登山道となった。
最後はよじ登るようにして、巨石群のある二ノ峯の山頂に到着する。
展望はGoodで、鞍岳~ツームシや甲佐岳も確認できた。
           
二ノ峯
 二ノ峯から南方向、手を伸ばせば届きそうな位置・・・(そんなことあるわけないが・・・)
二ノ峯から400mほど下って、300m程登り返すと二ノ峯に戻ったかのような錯覚になる。
山頂直下から左に回りこんで、『国之御柱命』の石板がたつ一ノ峯の山頂に到着した。
二ノ峯の山頂よりやや広いか? 残念ながら、見える景色は殆ど一緒だった。
             
一ノ峯
 外輪壁に戻ると右に進み、砂礫の馬の背をズルズル滑りながら時に手を付き登る
馬の背をあがり、小さなピーク?(2つ目のピーク)から振り返る本日の軌跡がはっきりと確認できた。

笹の原に出て冠ヶ岳の分岐に着く、当然と言わんばかりに足は冠ヶ岳に向った。
一ノ峯・二ノ峯をピストンして来たとは思えない軽快な足取りで冠ヶ岳に着いた
分岐から10分も経っていない・・・
  
冠ヶ岳
冠ヶ岳の山頂から、一ノ峯・二ノ峯の双耳がくっきりと草原に浮んでいるのが確認できた
展望を楽しみながら、5分ほど足を休め帰路につく
グリーンロードに出ると少し遠回りになるが、外輪山の自然歩道を地蔵峠に向うことにする。
地蔵峠には立派な祠があり、地蔵尊が祭られている。


          地蔵峠
 地蔵峠から、階段を降りると地蔵峠の駐車場である。
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七年山~桑原山の読図周回

2010-12-09 18:09:33 | 山歩き
2010-12-04(快晴)・・・・Yasu・Fuka・Yamahiro

 12/02-嬉しいお誘いのメールが届く♪
開口一番、『一緒に歩きます。よろしくです』と返事する。

 山歩きの鉄則、『早発ちの日没前に下山!』と、日の出前の6時に集合
R10~R326を北上して、北川町河内名から藤川内温泉を目指し
桑原林道起点を示す倒れた標柱から入り込むと前夜の強風で林道は落石と枯れ枝の山
取り付き予定の尾根より、随分手前の空きスペースに駐車(yamahiro車だったらなぁ~--;)
舗装の林道を30分登っていく(山ガールなら、舗装歩きヤ-ダア~と嘆きそう)

 七年山~桑原山の稜線から、東に派生する大きな尾根に取り付く
自然林だ♪柔らかな木漏れ日が差してくる、素晴らしい山歩きの予感だ
急登を!痩せ尾根を!登る、右手に澄み切った青空を背景に七年山が見える。
  
登山口から1時間経過した頃から、傾斜が増し息が上がってしまう ふぅぅぅ~
行く手を遮るかのように大岩が現れ、右に左に大きく遠巻きで登って行く
 登山口から、ピッタンコ2時間で、七年山~桑原山の稜線に出合う。
稜線を北に下る・下る・下ると登り返しが待っている(--;)
稜線出合いから30分弱、ほとんど展望のない『七年山頂』に着く
樹間から目を凝らすと、九住の黒岳と豊後富士を見ることが出来た。
  
 七年山から稜線出合いまで往路を戻る。
稜線の展望は諦めていたのだが、落葉樹のこの時期は格別だった。
木山内岳は勿論、夏木山から犬流れを経て、桧山と新百姓山、その奥に傾山
まだまだ、ポッコリ尖がり頭の鹿納坊主、後ろを振り返れば『たぶん、石鎚山!』
3人の口からは、良い山日和に最高の尾根だねと絶賛の声だった。
  
 緊張?のトラバースを2回越えると、木山内岳~桑原山の稜線が見えてきた。
北西に案内テープが付いているが深い谷に降りており、縦走路と離れて行く・・
地図を片手に南尾根を進むと、桑原山まで標高差200mの鞍部に到着する。
鞍部から見上げると、天を突く様な急登りが果てしなく続いているようだった。
と、急斜面を滑るように下ってくる登山者に出会う。(会話無しーー;)
(此処で下山者に出会ったが、本日唯一の人の出会い! ホントに人だった?)
   
急登に入るとランニングの疲労が残っているYasuさんが、俄のダブルストックだ
膝が痛いと言う、Fさんもいつの間にかエコストックを握っていた。
yamahiroは見栄を張って、最後尾から両手両足の4輪駆動で登った。
傾斜が緩くなると、木山内岳~桑原山縦走路となり、4月に歩いた桑原山ルートになる
   
 12:30-予定より若干(?)遅れながら、桑原山頂に到着する。
山頂は、春を思わせる陽だまりで、ポカポカ陽気の中で食事が出来た。
大崩山・鬼の目山に繋がる、隠された秘峰『まんくら山』を見下ろす。
遠くには、市房山や石堂山(、三方山か? 同定出来なかったが・・)も見えた。
 下山は、桑原登山口ルートを下り、途中から道なき読図で下る。
幸運な事に地籍調査があったばかりらしく、小藪が刈り取ってあり目印にも役立った。
とは言え、鈍頂の尾根のため、幾度となく地図とコンパスで確認が必要だった。
人工林が現れると一安心し、境界歩きから谷筋に下り桑原林道に戻った。
  
本日は、素晴らしい天気に素晴らしい『山・あ・る・き』が出来、大満足の1日だった。

 今回のルートは、宮崎山好クラブのYさんが歩いたルートとほぼ同じコースと思う。
登りはまだしも、鈍頂の尾根を下るには、地図とコンパス無しでは困難であろう。

    
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