誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

古祖母のオマケ

2008-01-31 19:45:01 | 山歩き
  アイスブルー
 
 球状氷塊が作り出すプリズムのアイスブルー
 

 古祖母から下山して、今は通行止めになっている”尾平トンネル”の
向こう側の崩壊地の調査に向かった。
トンネル内には明かりがなく、真っ暗で凍えるほど冷え冷えしていた。
ぴちゃ~ん、ピチャ~ンと、天井から雫が落ちて、気味悪い音を
トンネルに響かせる。 
『いらっしゃ~~い』 と、声が聞こえそうな雰囲気でもある。
 Iちゃんの手前、走り出したいのをグッと押さえ、平然?と
振舞っていたが気味悪かったな (--;)

 暫らく歩いて行くと、カマボコ型が変形して、出口付近に大きな塊が
見えてきた。
側に近寄ってみたら、トンネルの出口に崩落した土砂が盛り土となっていた。
大規模の崩壊地は、もっと大分寄りの筈だから、新たな崩壊地であろうか?
(大きな崩壊地は、出口からは見えなかった。)

 崩壊によって出来たのか? トンネルの両側に小さな滝が出来ており
滝が凍結して、見事な景観を作り出していた。

 滝の飛沫が凍りながら成長して、玉簾のツララとなっていた。
  

  崩壊地の調査の褒美のオマケでした。ラッキー♪

  『計画された偶然性』
  『何らかの自分の行動(言動)が、次の出来事を引き起こしている』
のだと、また『あとから思えばラッキーだったなという偶然は自分が作って
きている』とも
 (株)クレーネ 代表取締役 宮崎百合子氏は、言っています。

 yamahiroもそう信じている一人です。
 オマケと書きましたが、調査という行動に何かが付いてきたのです。
 待っているだけじゃぁ~、幸運にはなかなか恵まれませんね!
 ”座して待つ?”=これは、行動した後の結果を待つんですよね♪
 
 と、yamahiroの聞きかじりを書いてみました。 エヘッ (^。-)
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古祖母山へ

2008-01-30 19:51:04 | 山歩き
 古祖母山1633mー尾平登山口(宮崎県側)
メンバー:yamahiroとメル友さん



 雪の大船山から帰り着いた途端、見計った様に携帯が鳴り出した。
『明日、休みなんだけど~♪』と、メル友さんが訴えてきた。
ほとんどお暇なyamahiroが、食指を動かさぬはずがない!
トントンと話しは纏り、雪を期待しての”古祖母山”を目指すことにした。

 15分前に、集合場所に向かうと、メル友さんは既に待っていてくれた。
3分後には、尾平トンネルの古祖母山に向けて走り出していた。

 R218と分かれてR7を登って行くと、昨年5月とは打って変わり
荒れたR7に変わっていた。(トンネルの入り口にバリケード設置!)
尾平トンネル到着8:10
 吹き付ける寒風の中、登山靴を履いていると、
目の前に、チラチラと白いものが・・・
幾らもしない内に、雪雲が辺りを包み込み『ホワイトアウト』寸前に!
ええ~ 山頂は無理かもしれないねと、お互いに確認の言葉を吐く

 登山口スタート8:25、杉林をゆっくり登り、縦走路にでる8:50
悪天候を予想して敬遠してるのか、我々の他に踏み後は全く見えない
最初の小ピークに登ると、目を見張る光景が待っていた。
登山道の至る所に、大小の木の枝が登山道を塞いでる。
どうした事だ?
更に進むと、粉雪の下にキューブアイスがびっしり???
メル友さんも、木の枝とキューブアイスは、初めてだったらしい
(後で判ったが、折れた木の枝は、降り積もった雪が凍り
 重さに耐えられなくなった枝が折れたもので、
 キューブアイスは木の枝の氷が落下して出来たものだった)
判ってみると、なぁ~んだ♪でした。
 
 雪いっぱい湛えた木々                雪の重みに折れてしまった木々
 

凍りの絨毯の登山道と格闘しながらも、09:55ハシゴ場に到着する。
ふと、辺りを見ると薄日が差込、木々の間から遠くの山が青く見えていた。
急いでハシゴを登り、祖母山をみると雲の上に頭を出していた。
予想外の天気に、先ずは展望所で感激のphoto撮影
山頂に登頂のタッチ♪ 10:20

 梯子を登るメル友さん            空に浮かんだ祖母山への縦走路 


冬山独特の澄み切った空気に、南の山々が最高のコントラスで映っていた。
古祖母山の選定、間違ってなかったねっ 
日頃の行いが良かったんだ ^。^
20分ほどで、山頂を後にする。
大岩展望所によじ登る、風が冷たいが展望の良さに酔う。

ころころ変わる天気に、早々に引き上げを開始。
一気に、ハシゴ場まで下り、やっと軽食を口に運んだ
凍り付いて滑る雪道を慎重に下る。
体重の軽い、メル友ちゃんは凍りに跳ね返されて苦戦していた。
半分ほど下った頃か、ドスン!振り返ると、メル友ちゃんのお尻が氷とキスしてた (^。-)
無惨に折れた木々を眺め、登山道の氷の造形美に目を見張り
自然の偉大さをしみじみ感じながら、11:50登山口に下り立った。

 今週末の山行き(予定)は、
 1,阿蘇偏=烏帽子岳~杵島岳~往生岳
 2,祖母偏=親父山~(障子岳)~黒岳~三尖の周回縦走・・・尻スキ-?
 3,大崩偏=アイスブルーの落ち水の滝も行きたいなぁ~ 
 *もしこれらの山中で、それらしき男に出会ったら声を掛けてくださいな♪

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大船山のオマケ

2008-01-29 19:05:23 | 花たち
  シモバシラの氷華

 たぶん、たぶん、ある筈と、眼を皿にし探した”シモバシラの氷華”
今まで見たことのない、素晴らしい造形美を見つけた♪
一人で見るには勿体無くて、先に下るメンバーを引き戻したほどの逸品!

 これぞ、”シモバシラ氷華”の極み
 
 
 シソ科の植物で、10月頃に白いシソの花と同じ様な花を咲かせる。
枯れた後も繊維質を残すため、表面張力で水分を吸い上げる
茎に吸い上げられた水分が凍り、茎から噴出しながら氷の彫刻を作る。
色んな、シモバシラ氷華を見るが、同じものは2つとない


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贅沢な週末Ver-2

2008-01-28 18:44:58 | 山歩き
 山アザラシダンス♪

 冠雪の大船山に立った一行、
逸る気持ちを抑えきれずに、御池を覗き込む
『やった~♪』『わあああ~い♪』『凍ってるよ~♪』の歓声が上がる。

 全面凍結の御池               湖面を見て眼がテンの鹿児島おごじょ!
  
 
 御池までの急坂を、雪に足を取られながら一気に下る。
『さっ、yamahiroさん試験台になって行ってみよう♪』と、優しい悪魔の声が・・・
やっぱ、試験台にしか、役に立たないyamahiroでした (--;)
恐る恐る近寄って、ツンツンと突付いて様子を見る。
なんと、数センチの厚~い氷が湖面全体を覆っていた。
 
 yamahiroで安全を確認すると我先に            山アザラシ登場
  

 幾つになっても、子供だねぇ~
ザックを降ろすのも忘れて、氷上に踊りだす。
南国生まれで、スケートを知らないのか?お腹で滑り出す。
大船山の御池に現れた、5頭の『山アザラシ!』でした。
ん? 体型から言うと『トド?』、よく見てらっしゃるねぇ

 まだまだぁ~ トドに変身           食後でも氷、割れないかなぁ~?
  

 時間が経つのも忘れて遊びまくり、ふと時計を見ると
1時間20分も氷と戯れていた。
まだまだ、遊びたかったが、グッと我慢して下山の途に着いた。
コメント (6)
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贅沢な週末Var-1

2008-01-27 20:30:06 | 山歩き
        雪の大船山(七里田ルート)-2008/01/26(SAT)
  
         
 コースタイム
 スタート8:15⇒岳麓分岐8:25⇒入山公墓9:15⇒山頂11:20⇒御池発12:40⇒登山口14:45
 メンバー:yuki・ゆき・去年草・ogojyo・yamahiro
 
  大船山に行きませんかぁ~?に、4名の参加があり出かけた。
 延岡を5:50発、R10~R326~R57から、長湯温泉を経由して、大船山の
 七里田登山口へと向かった。
  牧道をyamahiro号で、よいしょ!ヨイショ!で登って行く
 最初のゲート!開いていた。らっきイー♪
 第2ゲート!ここも開放されていた。 やったね!ラッキー♪♪
 (行き、帰り2時間近くタイム短縮=山で遊べるぞ~)

 仕度を整えて、舗装の牧道を歩いて行った先、目の前に姿を見せた
 大船山の頂は、真っ白に冠雪していた。
 突然!、『yamahiro、ラッセル頼むぞ~』
 おいおい!冗談じゃないよ~と、泣きべそのyamahiroだった(--;)
 泣き顔の、yamahiroは無視されて、彼らは、ささ~と登山口の小薮に
 入っていった。

  ゆき!雪だよ!              
  ゆきとyukiと雪だぁ~                 いよいよ雪が多くなって
   

 歩き出して、ほぼ1時間で、入山公墓に到着!
 こんな山中に、よくもこんな大きなお墓を作ったものだ!と、権力の偉大さに敬服!
 いよいよ、雪が深くなって、木々が霧氷となって歓迎のアーチを作ってくれていた。 
   

 アーチを抜けると目の前には、雪化粧の大船山が早くおいでと待っていた。
 童心に帰って、我先に山頂に駆け上がり、ご満悦のポーズでしたよ~♪
  
  

 『ゆき』と『yuki』と雪の3重奏?で、アイゼンとラッセル・山頂断念を心配心配しながらの
入山だったが、思いのほか幸運に恵まれて楽しい山歩きを堪能できた。

 青空にまでは、恵まれなかったけれども、メンバー全員がそこまで望んだら
『欲張り!』と言うほで、ホット安堵の一日でもあった。

 ♪贅沢の週末Var-2は、大船山のお池と山アザラシ♪
 
  
コメント (2)
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