誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

樅木吊り橋

2013-09-27 19:54:55 | 
 樅木吊り橋
平家の落人伝説の五家荘にある「樅木吊橋」を訪ねた。

 以前は通学路などの生活のための『かずら橋』で、今は観光用で杉や栗の木を使った親子橋である。
上段が「あやとり橋」で 橋長72m、高さ35m。下段が「しゃくなげ橋」で橋長59m、高さ17mである。
 紅葉の時期に訪れ、あやとり橋としゃくなげ橋からそれぞれの視線で紅葉を眺めると素晴しいでしょう。

村道から親子橋を見下ろして
       
        あやとり橋の入り口

        石楠花橋からあやとり橋
       
   あやとり橋からしゃくなげ橋
       
   怖いもの知らずの仲間たち

さて、今週末は、何処の山にお邪魔しましょうかね~
     まだ、トリカブトを鑑賞していないが、天主山辺りは咲いていないだろうか・・・ 
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樅木の山-2:樅木富士1244m,ウードヤ山1356m,五家宮南峰1533m,五家宮岳1538m

2013-09-26 21:25:57 | 山歩き
樅木の山-2:樅木富士1244m,ウードヤ山1356m,五家宮南峰1533m,五家宮岳1538m
2013/09/23(祝):山好クラブ9名の山行
昨日は、南平家山から平家山を6時間半の行程で歩き、今日も欲張りの3座6時間歩き
なんてったって、ニューピークが3座も待っているし、ここまでのアクセスを考えるとネッ(^。-)
コース:樅木富士登山口~樅木富士~ウードヤ山~五家宮岳南峰~五家宮岳・・・ピストン縦走

 お宿の樅木山荘をAM6:40に出発して、すぐ近くの樅木富士(ウードヤ山)の登山口へと向かった。
07:05-登山口から作業道を緩やかに登って行く、昨夜の酒の影響か足がやや重たいようだ。
緩やかな傾斜、甘くは無かったようで、作業道から尾根に取り付くといきなり急登に変わる

 登山口から20分、以前耳にした、”前を歩く人の靴の裏しか見えなかった!”が頭を過ぎる
額には早くも汗が滲み出し、聞いてはいたもの長~い急登に肩で荒い息をする
杉林が自然林に変わると一段と傾斜が増し、直登が困難になりジグザグに刻んで登る。

 登山口から70分、頭の上から”着いたよ~”と声が降ってきたが、急傾斜で姿が見えない
もうちょいだよ~と、メンバーに?自分に元気つけして、急登を攀じ登ると樅木富士の標識があった、
08:15-本日の1座目は、全く展望のない木立ち中の樅木富士1244mのニューピークだった。

 樅木富士からウードヤ山へ向かった直後、やっと登った急登を一気に吐き出す急坂の下り
あまりの急坂に、悲鳴と共にお尻で下る”N嬢”の姿にも、笑う余裕もカメラを向ける余裕もなかった。
急坂を下ると、待ってましたの急登!五家荘樅木の山々はどの山も手荒い歓迎をするようだ
 樅木富士から幾度かの激しいアップダウンを繰り返し、09:05-ウードヤ山1356mに到着した。
山頂は、南面が切り開かれて、明るい日差しを浴びていたが、”広いヌタバ”の意味は判らなかった

途中で気が付いたが、樅木富士からウードヤ山まで延々と立派なケーブルが埋設されていた。
そして、ウードヤ山の山頂には、アンテナや電波の増幅器等の残骸も残されていた。
ルートを歩いてみて、この場所にこれだけの施設を作るには、想像を絶する苦労があった事だろう

 ウードヤ山を後にすると、スズタケの林をグングン下って行き、09:20-未舗装の立派な林道に出る

登山道から林道に下るのだが、ガレの斜面に足を滑らせて、一瞬ヒヤッとする場面もあった
林道歩きは趣が少ないが、青空を背景にした京状山の稜線や目の前の小金峰は素晴しい眺望である

 09:42-林道と分かれて谷筋へ入って行く、林道歩きで緩んだ筋肉にはきつく感じる登りである。
最初のピークの手前で稜線からのルートに合流し、最初のピークまで一気に登り詰める。
額の汗を拭い、水補とおやつでエネルギーを復活させると、五家宮岳南峰を目指して歩きを再開

 お情けのフラットな歩きから少しずつ傾斜が増してくるが、一向に2つ目のピークが見えてこない
ん?若しかしてと思った途端、猫の額ほどの五家宮岳南峰1533mの頂に到着した-10:15だった。

南峰から緩やかに下り痩せ尾根を歩き、鞍部から20m登り返えし、10:25-五家宮岳1538mに到着、
五家宮岳の山頂は切り開かれて明るいが、展望はほとんどなかった。

昨日から、7座を歩いたが、まともに展望が得られるピークは無く、稜線歩きだけが楽しめた。

 山頂での記念の証拠写真を撮影すると、一同回れ右して往路を戻り始めた。
心なしか、リーダーの目は、五家宮岳~南平家山間の未踏を見つめていたようにも思えた。
南峰から下る途中、リーダーと藤さんは、我々と分かれてウードヤ山を合流地として稜線ルートへ

 暑い日差しを浴びながら林道を歩いていると、頭の上でガサガサ賑やかな音がしてきた。
九州の”球磨”の山奥に”熊が出現”と色めき立ったが、姿を表したのは薮漕ぎのリーダー達だった
聞くと、最初はルートがあったが途中から薮となり、薮に隠れた切株に躓き流血の傷も --;
でも、結果は大事に至らず、全員が揃って、ウードヤ山に戻り、昼食を摂って無事に下山となった。]

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樅木の山-1:南平家山,夫婦山,後平家山,平家山

2013-09-25 20:20:38 | 山歩き
樅木の山-1:南平家山,夫婦山,後平家山,平家山
2013/09/22(日):山好クラブ9名の山行
 未踏の山を一度に7座が歩ける、またとないチャンスに乗らせていただいた(^。-)
樅木の泉第8小学校に、宮崎市、延岡市、鹿児島のクラブメンバーが集合し周回登山に臨んだ
予定コース:南平家山登山口~南平家山~五家宮岳~五家宮岳南峰~ウードヤ山~樅木富士~登山口
     南平家山登山口の車回収~お宿で乾杯♪
 
 08:00,樅木富士登山口に車をデポして、『とぞの橋』の南平家山登山口に移動する。
とぞの橋の手前の空きスペースに駐車して、09:00南平家山を目指して歩きだした。
          
   
登山口から直ぐに左折して杉林へ入ると、登山道が崩壊したガレ場を滑り降りる。
   
 何とか崩壊地をクリアーして行くと、今にも朽ち落ちそうな丸木橋が待ち構えていた。
更に谷川沿いに登って行くと2つ目の丸木橋があり、先ほどより一層脆く這い這いする女性も
        
               
 恐怖の橋を渡ると後は楽チン?そうは問屋が卸さず一行を待っていたのは急登に続く急登
杉林を直登気味に登り、ズルズルのザレ場を這い上がり、倒木を潜ったり乗り越えを繰り返す
   
何度か足を止め水補とおやつでエネルギー補給しながら、2時間近くを費やしていた
突然、大きな倒木が行く手を遮り、メンバー全員でスズタケを掻き分け必死にルートを探す
11:10縦走路に出て、地図を広げてリーダー提案のルート変更の検討となった。
予定のコースだと、車の回収時間=80分が必要!且つ、翌日も登山口まで40分のアクセス
怖かったガレ場と朽ち落ちそうな2つの橋・・・・全員一致で、左回りに変更を決定する。

変更コース:南平家山登山口~縦走路~南平家山(ピストン)~夫婦山~後平家山~平家山~とぞの橋周回縦走
     樅木富士登山口の車回収~お宿の樅木山荘で入浴後して乾杯♪

 話が決まれば行動は早く、スズタケの刈られた綺麗な登山道を南平家山へと向かって歩きだす
11:35縦走路出合いから僅かに登って、目標の第1峰南平家山1510mの山頂に到着した(NPです♪)
南平家山の山頂は、スズタケが枯れていて一部の方向に展望があるだけの狭い山頂である。
 
      全員揃って、ピ~ス (^。^)
 記念の証拠写真を撮影すると、食事場所を求めながら、夫婦山に向かって歩きだす。
縦走路には所々に開けた場所が有り、国見山~五勇山の素晴しい稜線を眺める事が出来た。
      
12:10-終に空腹の虫に勝てず、登山道脇にどっかと腰を据えてランチタイムとなった。
本日のメニューは、おにぎりと久しぶりのカップ麺、コーヒー
 12:30-足休めの昼食を終えると、皆さん完全復活して、夫婦山へ快調な歩きが始まる。
倒木を潜ったり乗り越えたり、元気いっぱいの茅を掻き分けながら、歩を進めて行く
             
擬似ピークに惑わされながらも、13:00-夫婦山1460mに山頂の到着する。
夫婦山の夫と妻は何処、地図には寄り添うピークと夫婦山より10m高いピークがあった。
こっち?あっち?う~ん? まっ、夫婦の事は他人が云々より夫婦に任せましょう。
  
       夫婦山で、もちNPです。
 夫婦山から直ぐ先の1470mのピークを通過すると、快適な自然林の尾根が待っていた。
色付きはじめた『ツタウルシ』に目を細め、自由気ままに枝を広げるブナの大木に歓声が
       
              
幾度かのアップダウンに耐えて、最後はやや長い登りを越え、14:10-後平家山1560m山頂
  
      ここもNP~♪
 後平家山まで来ると、残るは平家山に登って、無事にとぞの橋の登山口へ下るのみとなる
山頂から縦走路を外れて、ピンクのテープが見え隠れする尾根をショートカット気味に下る。
迷う心配の無い尾根とは言え、見え隠れしたピンクのテープは、右左に無法状態に付いていた。
歓楽街のピンクも怖いが、最近の山には何故かピンクのテープが脇道に誘っている
***気をつけよう!歓楽街のピンクネオンと地籍調査のピンクテープ

 10分ほど鈍頂の尾根を下って、本来の縦走路に合流し小さなピークを左に巻く
目の前の小さなピークに駆け上がると、なんと本日の最終峰の平家山1497mだった。
       
 平家山の山頂
 平家山の山頂を後にすると、京丈山縦走路の分岐を右に見ながら一気の下りとなる。
いやはや、スタートの南平家山の登りも急登の連続だったが、平家山への登り(下り)も半端じゃない
スズタケの林を駆け下り、杉林を九十九折れに下って、15:15-小さな流れの谷川に着く
   
        
 傍らにザックを放り投げるようにして、透き通った水に手を浸し顔を洗って火照った体を冷やした。
   
ふと見上げると、沢山のコクワの実が
 更に谷川を渡渉し、15:35未舗装の林道、15:45舗装された林道、14:50-『とぞの橋』に戻った
  
 この周回ルート、ガレ場・朽ちそうな橋・急登急登・ウンザリした多くの倒木・展望のない山頂
未踏峰の山名に惹かれての山行ならではであり、個人的には再度トライする事は無いだろう・・・

下山後は、樅木富士登山口の車を回収し、樅木吊り橋を観光して、宿屋の『樅木山荘』に向かった。

コメント (2)
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白鳥山1639m~銚子笠1488m△~時雨岳1546m△

2013-09-24 20:44:10 | 山歩き
 
 白鳥山~銚子笠△~時雨岳△
2013/09/21(土)・・・asari & yamahiro
行程:自宅(4:45)~白鳥山登山口(7:50~8:05)~白鳥山(9:10)~銚子笠分岐(9:25)~銚子笠(10:15)~
    銚子笠(10:15)~銚子笠分岐(11:10)~時雨岳(12:20~13:10)~時雨岳登山口(13:30)~スタート地(13:50)
***雨模様の空を見て、時雨岳からの予定を逆ルートに変更した。
 五家荘(樅木)の山行が有り、遠路を行くならもう一丁山行しましょう
パッと閃いた山が、緑色岩とドリーネとトリカブトの白鳥山である。
早速、椎葉の林道規制を調べて行くと、椎葉五家荘線が通れるとの情報

 自宅をAM04:45に出発して、R218からR327へ、諸塚を経て椎葉ダム湖畔をクネクネと走り
簡易郵便局から椎葉五家荘線へ左折してAM07:50白鳥山の唐谷登山口(御池登山口)に到着した。

アクセス中に見つけた、古びた半鐘
熊本県側には青空が見えるも宮崎県側は、予報どおり今にも泣き出しそうな薄暗い空である。
途中で天気が悪くなったら、銚子笠を諦める覚悟で砂防ダム脇からスタートする。

唐谷(御池)登山口、
登り初めにはやや傾斜がきつい、日差は無いが湿度が75%とうんざりの蒸し暑さである。
涸れ谷の右岸を登り、水場を過ぎたら、左岸に渡ってジグザグに登って行くと峰越登山道と合流する。
白鳥山の山頂は左方向であるが、右に進みブナ林の『平家落人の住居跡』へと向かう。
  
       平家落人の住居跡、今はブナ林
 住居跡からウエノウチ谷登山口へ向かい、平家の落人が自害したと言う『御池』を訪ねる。
一の池~三の池まで有るらしいが、水を見ること無く、『翌檜=アスナロ』だけを見て登山道に引き上げる
       
 翌檜・・・もう、檜になっただろうか?
 御池から左周回を続けて行くと、ポッカリと口を開けた『風穴』が見えてくる。
   
       うっかりすると見落とします。
 風穴から緩い斜面を右左に登って行くと、ちょっとした広場の白鳥山1639m山頂に到着する
山頂は、木々に囲まれて全く展望は無く、今の時期は人気の無い山頂ではなかろうか --;
       
証拠写真撮影のみで、早々に山頂を発って縦走路を銚子笠分岐へと進む。
山頂から、右に水上分岐を見ながら5分ほど歩くと、一際大きな石灰岩群が表れ視界が開ける。
   
        石灰岩群 
        
        銚子笠遠望
 石灰岩群からは、この後向かう『銚子笠』がうっすらとガスを纏いつつも全貌を見せてくれていた。
水補を済ませると、石灰岩群から急降下で下って行くと、草原の中にポツリと銚子笠分岐標識がある。
    
         縦走路の分岐
 分岐標識から不明瞭な踏み跡を辿り、登り返しを考えると踵を返したくなる急坂を最低鞍部へ下る。
鞍部から、時々漂うガスに恐る恐る空を見上げながら、数回のアップダウンを繰り返し進む。
広い鞍部や鈍頂は方向を見失いそうになり、慎重にテープを拾いながら歩く
分岐から50分、三角点のある銚子笠1488mの山頂に到着した。(NPです -m^。^m-/~~)
     
         山頂の証拠写真
 NPの銚子笠、ここも木々に囲まれて展望はありませ~ん --;
山頂滞在5分?で、往路を伝って、白鳥山~時雨岳の縦走路へと向かった
 銚子笠~縦走路、時折展望のあるところがあり、市房山や江代山を見るもガスに消えていた。
    
            白骨木、  紅葉の走り
最低鞍部まで戻り心臓破りの急登へ、足元も悪く折角上った1歩がズルっと2歩下がる。
登らなきゃ帰れないと手足総動員し、銚子笠から55分を要して縦走路へと戻った。
白鳥山から時雨岳への縦走路は、ゆったりとした下りが続き山歩きを楽しめる。
フラットな縦走路歩きを続けて行くと、突然目の前に切り開かれた林道が出現!
えっ?こんなのあったかなぁ~と、自然の趣を壊す林道に幻滅しつつ、林道を横切る
     
          いつできたの?無粋な林道
 林道を横切ると、時雨岳へのダラダラとした登りが始まる
時計を覗くと、既に12時近くを指していて、一気の空腹を感じ始め、お腹の虫も騒ぎ出す。
     
          何の実?食べられる?
よほど、適当な場所で食事をと思ったが、お空の按配もあり山頂まで歩き続ける事に
目の前に、石灰岩群が現れ、鹿の防護ネットの中に入ると山頂は目前となってきた。
しかし、鹿の防護ネットの中は、アザミと茨が生い茂って、容赦なく足元を襲ってきた
   
アザミに混じって、白花クサイチゴ・・・美味くなかった(--;)
 アザミと茨の攻撃をかわして、防護ネットの出口に到着し、数m歩くと山頂である
唐谷登山口を出発して4時間15分、本日3座目となる時雨岳1546mの山頂に到着した。
      
         山頂プレート
 時雨岳の山頂も全く展望はありません --;
サッサと証拠写真を撮影すると、空腹に耐えられず、昼食の準備に掛かる。
この日のメニューも、お約束のように、おにぎりとラーメン(チャンポン)定食でした。
****美味すぎて、写真は見せられません****
 空腹を満たすと、下山するのみであるが、下山ルートがイマイチわからない
前回の下山は、山頂から北北東に歩いて下り、林道を1時間近く歩いたので今回はパス!
地図を広げると、山頂手前から西向きの谷筋が下山ルートと考えて防護ネットに戻る
防護ネットに戻ると数m先に案内テープがあり、アザミを踏んだ跡があり、更にテープも見えた。
  
       ネット、直進=山頂/左へ下ると登山口
 防護ネットから西向きのガレ場の谷を下る、登山道とは名ばかりで白旗の道である。
下山開始10分で林道に出会い、林道を直に横切って、再びガレ谷を10分下ると工事中?
重機の横を抜けると、登山口のある砂防ダムが見えてきて、ホッと一息つけた。

       登山口
 時雨岳の登山口から舗装された椎葉五家荘線をテクテクと歩くこと20分で唐谷登山口に戻る。
  

   
道中の花、ツリフネソウ・ツリガネニンジン
 ニューピーク1座ゲット~♪、とはいえ、この時期の縦走は花もなくイマイチだったかな
この後、椎葉五家荘線を椎越峠から五家荘樅木へ下り、民食『樅木山荘』でお風呂を戴いた。
        
樅木山荘・レトロな五右衛門風呂
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夢よもう一度、”はやとの風”

2013-09-22 19:37:02 | 

夢よもう一度、”はやとの風”



 霧島の山に嫌われ、塩浸温泉の次に向かったのが、肥薩線の嘉例川駅
1903年の創業当時のままの駅舎として、登録有形文化財に登録されている。


 昨年、『はやとの風』に乗車した際にお気に入りとなった場所でもあり、人気の弁当も欲しかったのである
駅舎に着くと、数人の鉄道ファンがカメラを向け、思い思いにシャッタを押している姿があった。

 たっぷり有る時間の中、ゆっくりと駅舎を見て回り、駅長さん(?)とお話が出来た。
お話を聞いていると、今の時期『はやとの風』の下りは結構空席があると仰る。
**脳裏には、既に『はやとの風』に乗車しているyamahiroの姿が・・・・・・・・・・・

 そうしていると、噂の山田屋さんの『嘉例川弁当』が並べられ始めた。、同時に『はやとの風』が到着
予め、予約のお弁当を受け取り、その脇で売られていた『ガネ¥50』を買い求める。
なんと、山田屋のおじちゃんは、お金を差し出す手を、片目をつぶって『いいから、いいから』と払った。
山田屋さん曰く、昨年も買ってくれて、今回、山から降りて、わざわざ、お店まで窺うと言った事が嬉しかった・・・
こちらこそ嬉しかったですよ~ ”山田やさんありがとう♪”


『やはとの風』到着!、ひっそりしていた駅が俄に賑わいを見せ、お弁当と人気の『ガネ』が飛ぶように売れて行く
弁当を手にして、駅舎をバックに記念撮影に忙しい乗客たち、(発射ですよ~)の声に列車に駆け込んで行く
昨年は、今の乗客たちのように駆け回ったよなぁ~と回顧するのだった。
吉松に向かう列車を見送り、山田屋さんに挨拶を済ませると、隼人駅^霧島市役所の駐車場に向かった

 駐車場から国分駅まで歩いて5分、国分駅からワクワクしながら1駅先の隼人駅まで乗車
まるで小学生と同じだったかも (^。-)
隼人駅から鹿児島中央駅まで、特急『はやとの風』自由席特急券¥960をゲット~

 想定外の『はやとの風』、レトロな座席も空席があったが、だぁ~れも使っていない展望席に座る
重富駅を過ぎると、列車は海岸線を走り、青々とした綺麗な錦江湾と雄大な桜島を見ながら走る
残念ながら、桜島の山頂は雲の傘を被り、昭和火口から噴きあげる白煙は見る事は出来なかった。

 他の乗客が余りにも静かだったので、レトロな車内風景撮影も段々恥ずかしくなる。

撮影したい気持ちを我慢して、ビール片手に30分の列車を愉しんだ。
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