ヤマシャクヤクの大本命は、”天主山”と決めていたが・・・
天主山へのアクセスが、鴨ノ猪登山口しかないことと鹿の食害情報が手に入らない
今年の開花状況の入手が出来ていないことから、天主山を断念して”白鳥山~時雨岳”となった。
前夜、道の駅子守の里五木に車中泊して、翌朝5:52県159線から五家荘椎葉線で白鳥登山口へ
僅か41kmの距離なのに、所要時間は1時間28分でした。
唐谷登山口から白鳥山を目指してスタート
大好きなヤマシャクヤクの花が、白鳥山を埋め尽くしていることを夢にルンルン♬
谷筋を登りはじめる。
歩き始めからの急登
いつもなら、こんな急坂を歩くのヤダ~と言うのだが、この日は足取り軽そう~
早くも1回目の脱皮です。
水場と呼ばれる当たりから、急傾斜となりヨイショヨイショと気合いを入れて登ります。
平清盛住居跡
こんな場所に?殿様は偉かったので篭で通ったのかと考えたが、峰越からだったら乗馬?
登山口からの急登に比べ、平坦な場所をゆ~たり散策してドリーネへ
乾燥しているせいか、ドリーネが色あせて・・・・
翌檜(アスナロ)の叫びが聞こえそうです。
二の池を過ぎると再び登りが始まりますが、ヤマシャクヤクが近くなるので元気モリモリ
名ばかりの風穴を過ぎると、ヤマシャクヤクのショウが始まります。
ん?
ウッソ~、蕾ばっかじゃん 涙・ナミダ・なみだ~
やっと見付けたたった1本の開花直前ヤマシャクヤク
山頂へ向かうカミさんの後ろ姿が全てを現しています。
慰めの言葉を掛けるより、そぉ~と見守るのがベスト
気の精か、山も荒れて壊れているようで悲しい
何とかルーティーンの山頂証拠写真撮影
日当たりの良い展望所なら開花もあるかもと期待を込めて向かいます。
展望所に到着
足元は、ヤマシャクヤクの花畑、顔を上げれば視界の先に市房山や高千穂峰
だが、世の中思い通りになるはずもなく、ヤマシャクヤクの姿はなくカミさんの顔は上がらず
陽当たり良好な展望岩付近、数本がやっと開花の始まりを見せて
でも、白鳥山では滅多にお目に掛かれないピンク系のヤマシャクヤクに逢えた。
悲しいかな、白い花弁だけが囓られていた。
時雨岳なら咲いているよと、励ますも笑顔の戻らないカミさん縦走路を進む
長~い下りが始まり、20分余り只管に只管に下って林道に降りました。
私は、ここを登るのが嫌で、今回は、白鳥山⇒時雨岳コースを設定しました。
林道を横切ると緩やかな茅場道になります。
咲き残りのミツバツツジが応援してくれました。
ヤマシャクヤクだぁ~
1511mピークに登ると、期待を裏切らずにヤマシャクヤクが迎えてくれました。
美しい~清楚という言葉がピッタリですね。
今が一番の乙女でしょうか?
取敢えず、山頂到着の証拠写真を撮影して
待望ヤマシャクヤクを愛でることにします。
おっ、仲むつまじく日光陽中にお邪魔してごめんなさいね。
あっち向いてホイ、私の勝ち~
ねぇ~ねぇ~聞いて、向こうにお化粧している娘さんが居るってよ~
どっち~?
ううん、そっちじゃないってば~
見付けた👏👏
そうそう、綺麗にお化粧してね。
もう少し濃いめでも良いんだけどなぁ~
と、時雨岳には、清楚な娘さんの混じって、お化粧した娘もいるから探してあげてね。
ネットはしっかり閉めてね、鹿さんからヤマシャク護ってあげないと
メチャ急坂を下ります。
真下に林道が見えているけど、なかなか辿り着きません。
林道に出てもゴールは、再び急坂に耐えて
砂防ダムが見えてくると、傾斜が緩み安心できます。
山ボーイ風に化けた、yamahiroおじさんもゴ~ル
時雨岳登山口から、舗装道路を17分歩いて唐谷登山口に最終ゴールでした。
本日のコースタイム:唐谷登山口-45-平清盛住居跡-05-ドリーネ-38-風穴-11-白鳥山山頂-07-展望岩
展望岩-35-林道-30-1511mピーク-45-時雨岳山頂-33-時雨岳登山口-17-唐谷登山口
花鑑賞+休憩を含む5時間26分のお山歩でした。⇒我家ゴール+3時間25分