テント撤収~北千里~諏峨守~長者原~さよなら久住
10:15-大船山から降り立つと、休む時間もなくテントを撤収する。
一気に崩れそうなら、坊がつる~雨ヶ池~長者原の最短コースと頭は錯綜(迷走?)
10:40-テント撤収、大船山・平治岳・三股山を背景に記念撮影して坊がつるを発つ
木道で癒してくれた、シロヒゲソウとサワキキョウ見納めとしっかりカメラに収める
もぬけの殻同然の法華院の横から、急登の険しい岩道を北千里目指して登る
軽装備の平治岳や大船山と違って、何はしっかりと山泊の名残が圧し掛かる。
しかも、先ほどの空模様が嘘のように、容赦ない日差しとなって後頭部を開きつける
日差しを遮る木陰はなく、イヤイヤする足を叱咤激励して只管歩くのみである
半分ほど登った時、前を歩く人に追いつく、一人歩きの女性だが元気いっぱい
11:25-フウウウ~やっと、峠の標柱が見えてきた。
峠を越すと元気を盛り返し、2日間遊んだ疲れも見せずに北千里を軽快に歩く
ただ、北千里から見上げる三股山は、いつになく急峻の頂に思えてに思えて
諏峨守から三股山へチャレンジする気持ちは、一切湧いてこなかった。
11:40-鐘の諏峨守峠に着く
先人が2人休んでいたが、ちょいと喧しい鐘を突かせて頂く(音が写ってない!)
2泊3日の山歩きをしたと言う青年、行程を聞くとかなりの健脚さんの様子だった。
(硫黄道で追い越され、長者原で待ってくれてて、方々の山の話が来た。)
11:50-疲れた足に最後の試練となる岩場の下りが待っている。
ときおり雷鳴も響くお昼の時間と言うのに、まだまだ登ってくる登山者も多く、
うっかり浮石など踏んで、落石事故なんてと、コースをずらして下る事にする。
12:00-岩場を通過して、登山靴では歩きたくないコンクリートの硫黄道へでる。
コンクリート道は長く続かず、右の小藪の中に伸びる本来の登山道を下る
この道が厄介で、久住で歩きたくない”登山道のNo1”である。
何故歩いたのって・・? 『それはねぇ~追求されると、怖いのでないしょ!』
赤土、黒土、ズルズルの登山道をやっと抜けると、再びコンクリート道が待っていて
今度は、長者ヶ原のビジターセンターまで続いている。
12:35-雨にも遭わず2日間たっぷり遊んだと喜んでいたら、ちゃんと落ちが待っていて
駐車場までの最後10分間は、雨の歓迎?見送り?を受ける事になった。
12:45-無事に駐車場に帰着する。
1泊2日、ちょっと遅めの夏休みだったが、初の暮雨の滝と平治岳北登山道が楽しめた
欲を言うなら、もう少し頑張って、大船山からの日の出鑑賞にチャレンジするべきだった