誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

誘われて、コスモス鑑賞『西都原古墳群』

2012-10-30 19:06:57 | 花たち

    
  2012/10/22(yamahiroカレンダー特別休日?)

 8部9部咲きの最高の見頃を迎えていました。
オマケに、この日は平日とあって、お花はいっぱいだがお客さんはまばら♪
のんび~りと花鑑賞しながら、ゆ~ったりと食事をして大満足でした。
     
         
         
         
  蜂も花に誘われて、蜜を吸っていましたよ。
    
ねえ~こっちも見てよ~と、本物の桜も呼んでいました。
      
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球磨川八郎さんを訪ねて

2012-10-29 22:44:22 | 


 渡し舟の” 球磨川八郎さん ”を訪ねてみたよ
八代から人吉に球磨川沿いを上って、楮木地区に向かう。

 そうだ! 渡し舟の”球磨川八郎さん”に会ってみようと思いつくままに訪ねた。
八郎さんの小屋に着いたのが、07:20分いきなりで失礼かと思ったが小屋を覗く
  
 対岸の瀬戸石駅から小さな小屋が見える。              楮木地区の道路下に小屋が
 失礼を詫びながらお話しすると、朝食の真っ最中の手を止めて優しい笑顔が返ってきた。
八郎さんのお人柄なのだろうか、お客でもない突然の訪問者に椅子とお茶を勧めてくださった。
  笑顔がとても優しくて素敵でした。
 渡し舟を続けてきたが、最近はお客が少ない(少ない× 滅多にいない◎)
そして、悲しいかな!小屋の場所が国土交通省の管轄で、小屋がダメなのだそうだ
後継者もいないし、このい10月で渡し舟もお終いの様な口ぶりが淋しく感じられた
この地区に生まれて、親父さんの跡を継ぎながら、球磨川を見続け変わり様を悲しんで居られた。

 一時お話をした後人吉に向かって走ったが、1km走った時何故かもう一度会いたくなって
八郎さんの小屋に戻って、渡し舟の乗船をお願いすると、快く引き受けてください球磨川へ。
84歳!小屋から船着場まで、腰を直角に曲げて歩いていた八郎さんだったが
    
    
    
 凄いと言う言葉以外にない、櫓を握った途端に背筋がまっすぐに伸び、真の職人を感じた。
八郎さんの櫓捌きに圧倒され、ダム建設からの球磨川の変遷お話に胸が痛くなる。
文明の利器と便利さの裏に閉じ込められた人々の苦悶と嘆き、有難うに感謝を忘れてはいけない
  
 暫く球磨川を遊ばせて貰って、八郎さんとお別れする事にすることとなったが
流石に八郎さんの顔を見て『また来ます』と、いい加減な社交辞令の挨拶は出来ず
ただ、今度また来れるか解りませんが御元気でいてくださいと言うのが精一杯だった。

 予定外の、球磨川八郎さん訪問だったが、ずっと忘れない体験が出来た。
 
コメント (2)
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誘われて、ぐるっと肥薩線の旅♪ ver-4

2012-10-28 20:20:35 | 


  『 人吉SLに乗り、球磨川を走る。 』
汽車です! 電車でも、ディゼル機関車でもありません。本物の煙を吐いて走る汽車です。
”肥薩線ぐるりん”最後の仕上げは『 SL人吉号』本物の鉄道列車の感激~♪のみとなった。
転車場で見た『 SL 』に乗れると思うと、待ち時間もあっと言う間に過ぎ去っていた。

 発車20分前に列車がホームに入ってくる、思いはみなさん同じで記念撮影に余念がない

黒光りする車両からSL独特な匂いと重厚雰囲気が辺りを漂い異様空間となる。
撮影に無我夢中で我を忘れ、指定席の確認もそっちのけだった
人の波に押され列車内に入る、昭和初期から戦後間もなくは日本中を走っていたのか

 サラブレッドの新幹線と肉体強靭な農耕馬のSLじゃないだろうか
それにしても情緒豊な車内は、乗る人の気持ちを和らげ豊な気分にさせてくれる。

 14:25-汽笛を合図に、汽車がゆっくり動き出す、
この瞬だけは、息を止め身動きせずに汽車の鼓動を感じる事に集中した。
SL列車は、夢があり、ロマンがあり、人間の心の和を感じることが出来ます。
なぜでしょう? 石炭の燃える煙と汽笛、匂い、自身が年老いてきたから?

 人吉駅から新八代駅まで、渡駅・一勝駅・白石駅・(瀬戸石駅)・坂本駅・(八代駅)で停車する。
中でも、一勝地駅・白石駅・坂本駅は、列車を降りて、駅舎や周辺を見ることをお勧めする。
人吉を出発すると10分で、渡駅に到着するが停車時間が短く、車窓からの眺めのみとなる。

渡駅を過ぎビュッフエの案内で、電車内でしか手に入らない『おごっつお弁当\500』を戴く
***数が限定されますので、必ず予約した方が良いですよ~
竹の皮で、赤飯結びと白ご飯むすび、煮物などいたってシンプルだが、味はいいですね

 お弁当を突きながらご当地のビールを飲んでいる間に、列車は”一勝地駅”に停車
SLを飛び出して、昔ながらの改札口と駅舎を見る、

一勝駅は、縁起のいい駅として、人気の高い駅です。
駅名が、”一生勝ち”ですから、人生うまいですよね ^。-
慌しい駅舎の観光が終ると、再びSLの旅が続く、次の”白石駅”まで15分ほど余裕がない

白石駅を出発すると、坂本駅までは45分あり、やっとゆっくり座席に腰を落ち着けることが出来る
2両編成のSL号、後ろには展望席が設けられていて、大きな窓から流れいく軌跡が見られる。
中でも、球磨川に差し込む夕日や、トンネル、鉄橋と、普段目にすることがない光景を愉しめる。
瀬戸石駅で、列車行き違い停車、対岸に『球磨川八郎』さんの青い小屋が、八郎さんの姿は見えず
大抵、SLの時間には小屋から、ハンカチを振るらしいが、今日は遅刻かな?

 汽笛一発、坂本駅に向かって、列車が動き出す。
ヨーロッパの鉄橋を模造した鉄橋を渡ると、SLは球磨川の左岸を登る事になる。

 ”坂本駅”も、なかなか風情のある駅舎です。
列車内で飲んでばかりいないで、是非とも駅舎を見てくださいね~

 いよいよ、
 段駅を通過し、八代の町並みが見え始めると、いよいよ肥薩線のぐるりん周遊も終わりに近い

肥薩オレンジ鉄道乗り換えの”八代駅”、SLを降りようとすると、停車時間が短いからとダメだし--;
16:24-汽笛を鳴らせながら、新八代駅にSLが滑り込む。
名残惜しいけど、ここが我々の終着駅だ、乗務員さんに見送られながらSLを下りる。
終点に向かうSL号の後姿を見送り、9時間の列車旅が終った。
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 誘われて、ぐるっと肥薩線の旅♪ ver-3.1

2012-10-27 19:04:40 | 

 人吉駅の待ち時間=1時間31分

 お弁当の『やまぐち』へ、改札口を出て左に1分でお店が見えますよ
予約の、『 椿弁当(幕の内)\900 』と爆弾おむすびの『山麓おむすび\390』を買う
   
  椿弁当(幕の内)
      
      爆弾おむすびの山麓おむすび 
幕の内の評価・・・・★(--;) & 山麓おむすびの評価・・・★★
 

 SL機関車の転車場
ここで機関車の向きを変えますが、鉄道員の姿が見えなかったら『おもちゃの世界』
石炭の黒煙と水蒸気の白煙、腹の底に響くSL独特の汽笛が堪りませんでした。
走っている姿が一番だが、滅多に見ることの出来ない光景を見るのもこの旅ならでは
   
投炭の経験
見習いにもして貰えませんでした (--;)
釜の中に石炭を投げ込むが、燃焼効果を最大限に出すように石炭を投げ込むそうです。
投げ込むと言うより、釜の中に順序よく入れて、燃えている石炭には出来るだけ被せない
100回投炭して、投げ込んだ石炭層の厚みから、技術の熟練度を試験し機関員登用となる。
話は簡単だが、実際に投炭してみると難しく、蓋の開け時間が長い!石炭が舞う!と厳しい採点
          
            ええか!こうやって、四方から均一に投炭するんじゃ~
           
           えい!やっ!     ・・・だめじゃこりゃ~使えん!

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 誘われて、ぐるっと肥薩線の旅♪ ver-3

2012-10-26 19:01:26 | 
 
 吉松駅~人吉駅・・・しんぺい(いさぶろう)号
 
 ”はやとの風”を降りて吉松駅で走り回っている間に、しんぺい号の乗車時間がやってきた。
真っ赤や車体に”しんぺい号”の文字を、童心に帰って見入る。
”しんぺい号”の車内も昔の風情をたっぷり残し、はやとの風に負けてはいなかった!
この”しんぺい号”人吉⇒吉松を『いさぶろう号』、吉松⇒人吉を『しんぺい号』と人の名前で親しまれている
沿線の『 神山第2トンネル650m 』には、50名が事故に遭ったと言う怖く悲しい記録も残っている。
「乗客や乗務員のものではない、人の話し声がする」
「乗客の話に返事する」



 最初の見所は、真幸駅の『幸せの鐘』と『山津波の岩石』更にスイッチバックの駅である。
吉松を出発した”しんぺい号”、心待ちにしていた吉松~真幸間の『神山第2トンネル』は何処~
気がつけば、列車は真幸駅に滑り込無直前で、慌てて≪まっさき=真幸≫に鐘を2度打った。≫
改札口周辺には、地元の方々が特産物をいっぱい並べてのご接待販売がある。
そして、先頭車両のところには、昭和47年に発生した際に駅に残った8トンの岩石がある。

幸せの鐘                  駅舎              山津波の岩石 
 真幸駅を出発する”しんぺい号”は、後ろ向きに走り出し切り替えポイントで本線を」一旦外れ
再度、段違いの線路を先ほどの真幸駅に向かってり、ホームで見送りする人に2度目の手を振る。
が、先ほどのホームは遠くはなれた場所になる、山岳鉄道ではお馴染のスイッチバックである。
   
 真幸駅を過ぎると、日本3大車窓景色となるが、霧島連山は霞にお隠れだった。
           
列車が停まってくれますよ~
次は矢岳駅であるが、矢岳第1トンネルの出入り口に沿線建設当時の逓信大臣(山縣伊三郎)と
鉄道院総裁(後藤新平)の記念扁額があるらしいが、列車のスピードが速く見ることは出来ず(涙;)
列車が矢岳駅に到着すると、我先に鉄道資料館にダッシュ、念願のD51機関車と対面する。
         
         いいねいいねSL
   
標高536.9mだって! 驚き
 矢岳駅を出発すると、大畑駅(おこば)となるが、遥か山の上から真下にスイッチバックの線路が見られる。
      
         スイッチバックの大畑駅
 大畑駅には、ループ橋とトンネルを潜って下っていくらしいが、ループ橋の感覚を味わうことは出来ない
真幸駅では駅を出発してスイッチバックだったが、大畑駅通り過ぎてバックし再度前進で駅舎へ
ホームには、汽車(SL)当時に機関員が顔を洗ったとされる、朝顔の形をした洗面台がある。
水が出ていたらら、顔を洗いたかったが、現在では使われていないようです
   
       朝顔洗面器               たくさんお絵馬が
 いよいよ列車は、終点の人吉駅へと下っていく
レトロな感覚で列車の旅を満足させてくれた”しんぺい号”ともお別れとなる。
親切な乗務員さん、お世話に成りましたぁ~
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