誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

夏木山1386m

2009-04-30 20:56:23 | 山歩き
  夏木山~大鋸小鋸~犬流れの縦走(PH-Navi)
  2009/04/29(水):Take・Putaly・yamahiro
 
 延岡駅-(07:13)メンバー3人が揃う。
リムジンyamahiro号で、R326~藤河内渓谷~夏木新道登山口へ
新道登山口から犬流れまでの狭い路肩は車・車・車~
犬流れ登山口の駐車場に、やっと駐車スペースを確保する。

 新道登山口に移動(10分)し、(08:35)登山を開始する。
夏木山といえば登り一辺倒の山だ、最初はゆっくりと歩を進める
目に止まった最初の花は、『くたびれた石楠花』だった
この分だと、『アケボノツツジ』は咲き終わったしまったんでは --;
と、1人の下山者が現れた、『アケボノツツジは・・?』『山頂は綺麗だよ♪』
やったぁ~、元気が湧いてきた

 ポツポツの石楠花、ミツバツツジとアケボノツツジを見ながらアケボノ平着
花の数は少ないが結構楽しませてくれた。
『船石』を通過して、稜線の夏木山頂を見上げる
なんと、『山桜とアケボノツツジと石楠花』が競演していた。ブラボー♪
  
 (10:15)夏木/犬流れ分岐を左に登る
山頂まで、10分だが、花見の寄り道で20分を費やした
(Sちゃん、Nちゃんに出会う♪・・・犬流れで再び会う!)
(10:35)山頂は大勢の『花見客?登山者?』で賑わっていた
TakeさんとPutalyさんの、ピークハントの証拠写真をゲットし要山に向かう
要山には、以前あった標識がなくなっていた --;
夏木山に戻り、食事と思ったが『大鋸・小鋸』前には食事どころではないと・・
 分岐から2段梯子を上って、ザイルを握りながら大鋸へ登る。
(傾山や祖母山、新百姓山が見渡せる)
一番の難所である屏風岩に向かい、恐怖のトラバースに挑む
対向の4人組みを待機させて、我々が先にトラバースさせて頂く
Putalyさん、脆い足場に緊張し体が強張り、ヒヤヒヤで渡ったようだ
 
難所を抜けて、やっと昼食にありつけると、展望岩に登ったその時
『バキッ! ガラガラ~』 『ワー』 と・・・・
トラバース地点で崩壊が起きたらしい?滑落発生か?
4人組とのやり取りで、登山者の怪我が無い事と足場崩壊で通行不可が判る
この時点から、犬流れ→夏木山へ向かう人を引き返すように説得が始まった
*我々も紙一重だった・・・・屏風岩を跨げば通過できないことはないが

食事を済ませると、次から次に現れるアップダウンを楽しみながら
中鋸、小鋸を通って、犬流れ分岐へ向かう
中鋸から小鋸の間のアップ/ダウンは、谷底に下っては、這い上がる如きである
 
後を歩くPutalyさんは、yamahiroの嘘つき~と言っていたようだ
犬流れに着くと、なんと夏木山に向かう時に出合った『SちゃんとNちゃんが・・・』
寄り道で、たっぷり山を楽しんでいたらしい、この後は、登山口~駐車場へと同行

花あり、スリルあり、ハプニングあり、あり♪あり♪の楽しい山歩きだった
  

   
コメント (8)
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黒原山~桑原山読図縦走-2

2009-04-28 18:18:34 | 山歩き
 後偏-矢立峠~桑原山~復路

 10:53-矢立峠で小休止を済ませて、桑原山頂を目指す。
最初は、杉林のアップダウンでウオーミングアップする
杉林を抜けると、『軟弱者は近寄るな!』と言わんばかりの急登が始まる
登っても登っても、傾斜は緩まないが、考えようによっては、楽な山でもあるのだ
ゆっくりでも登っていけば、高度はグングン上がるから山頂への道のりは短い

 左右の両手両足を使って、四輪駆動車が顔負けする勢いで登る
5分、10分もうダメ!と言いながら、大きく呼吸しながら足を?手を?動かす
15分が過ぎた!足を止めて振り返ると、来た道が真下に延びている
転んだどうなる~?
ブナの大木の陰に、スタート地点へと繋がる尾根とピークが見えた
軌跡を振り返ると、想像を遥かに超える足跡が窺えた

 再び急登に向かって足を動かす
以前に登った時と何かが違うなって、登山道周辺を見回す。
あの時はスズタケが生い茂り、トンネルを作っていて這々したんだぁ~
酸性雨か?、温暖化の影響なのか?、どこの山でもスズタケが枯れている。

12:35-南ピークに着く、辺りが眩しいほど賑やかになってきた♪
まるで我々をかの歓迎会で開いているかのような、アケボノツツジの花園
イマイチながら、あれもこれもとデジカメに記憶を残す。
丸々登山口ルートと合流すると、桑原山頂はもう直ぐだ
下山する団体さんとすれ違い、入れ替わるように山頂へ
12/47-桑原山頂に到着した。
山頂は、大勢の女性Grで混雑しており、北ピークに足を延ばす
12:51-閑静ながら、アケボノツツジに囲まれた北ピークに到着




 北ピークからは、目の前に『木山内岳1407m』と『大崩山の湧く塚軍』
尖がりを見せる『鹿納坊主』、傾山や祖母の大障子岩』などなど
花に囲まれながら、遅めの昼食をとる
yamaskさんの夢ルート(黒原~桑原~木内山~夏木~・・・大崩山)を目で追う
足手纏い出なければ、是非とも一緒に歩いてみたいのもだ♪

 13:30-来た道を黒原山を目指して戻る事にする。
先ほどの賑わいが嘘のように静かな本峰で記念の証拠写真撮影
山は静かなほうが良いな♪

 さあ~、息も切れぎれで登った急登を下る事になる。
滑らないように、張り出した木の根やスズタケを掴んでくだる。
矢立峠まで一気に下り、時計に目をやると山頂から、50分だった。
矢立峠から杉林と自然林の境界を黙々と歩く、往路の記憶を辿りながら歩く
淡々とした歩きとなるため、2ヶ所のルート分岐に注意すれば特に問題なし
15:05-1028mピーク通過、2おm下っての根から林に入る
UP/dwenを繰り返しながら、15:33-997mピークに戻ると
やや不明瞭な境界地を辿り、黒岩山の岩峰を目指す
16:16-黒岩山岩峰・・・・・16:28-駐車場に帰り着いた。

 休憩時間を含む、8時間強の山歩き♪
久しぶりに満足感を味わう山歩きとなった
yamaskさん、去年草さん、お付き合いありがとうございました。
コメント (3)
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黒原山~桑原山読図縦走

2009-04-27 21:45:47 | 山歩き
 黒原山880m~桑原山1408m読図縦走
 2009/04/26(日):yamask,去年草,yamahiro
        
 読図の言葉に誘われて、山行き参加
祝子川美人の湯駐車場、待つこと10分で定刻より30分も早くメンバーが揃った。
早速、地図に描いたルート(読図)を確認に、リーダーとの違いを修正する。

 前編-黒原山~矢立峠
 08:10-黒原山に向けて出発する、距離は短いが山頂まで急登を登りっぱなし
ポッカリ空いた伐採地に咲くミツバツツジを眺めながら、08:22-山頂に到着する
展望ヨシ! 西から北に目を転じていくと、鬼の目山・落ち水の滝・大崩山etc
そして、北西の方角に『桑原山1408m』の綺麗な三角の山頂が見えた。
       
 地図にコンパスを当て、目標地の方位をあわせる。
最初の目標値は、西280度の997mピークである。
黒原山頂手前の大岩を右に巻き、植林地と自然林の境界を旧道に下る
08:45-下りきった平地で北北西315度に向きを変え、2つ目の旧道を目指す
暫らく進むと、杉林と自然林の中に、旧道と思われる道を発見
岩のむき出した急登を避け、旧道を5分ほど登った所から尾根に突き上げる。
尾根に上ると、『地籍調査隊』が残した、標識が10m間隔で付いており
苦難覚悟できた『ブッシュ』は、全くなくなっておりラクチン?歩きにホッとする。
08:55-尾根を登り詰める、北北東に延びる大きな尾根から、真西に方向転換する
997mピーク(1/25000地図)は、2つ目のピークであるが実際は4つ目である
*随所に、大崩山や鹿納坊主などの展望があるので一休みを兼ねて楽しもう♪

 09:25-997mピーク手前のピークで、小休止を入れる。
”去年草さん、日向夏美味しかったです。”
”yamaskさん、あんぱんの甘さが元気を復活させてくれました”
09:40-997mピークで90度向きを変えて、真北に向かい1028mピークを目指す
1028mピークまでに途中3つのピークを越えなければならない(地図で)
が、この間も5つほどピークがあり、微妙な方向修正が必要である
3つ目のピークの後、深い谷が現れるので地図との確認照合がはっきり出来る
さらにピークを越すと左が谷(崖)になり、やがて1028mへ延びる大きな尾根に出会う
10:18-尾根を20mほど登ると、4等三角点のある名も無きピークに達する
真正面に、桑原山の前峰ピークが見え、樹木の間からは大崩山と鹿納坊主
桑原山に点々としたピンクは、???????
       
 1028mピークで一息入れたら、桑原山の取りつきとなる矢立峠へ
1028mから転げるように下り、1000m?程のピークに登る(展望グー)
10:32-杉に覆われた938mピークが手の届く位置に見えてきた
さあ~矢立峠まで、『もうひと転がりだぁ~』
  
 10:53-矢立峠に到着した。
ここが、ガイドブック記載の桑原山登山口の1つでもある
ここから、桑原山の頂までは、急登・急登・急登である
登りに備えて、しっかりと小休止♪
カンアオイ? ウスバサイシン?の花に出会う。
コメント (2)
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大崩山1644m

2009-04-22 18:14:07 | 山歩き
 日中の気温上昇を避けるために、06:35自宅を出発する。
途中 『 桐の花 』を撮影し、R207は行き交う車もなく快調に走れた。
上祝子川の大崩山登山口到着に到着したのが06:23である
(先着さんは、2~3台で、ゆっくりと駐車スペースを確保♪)

     
 07・37鹿児島から来たという、Tさんご夫婦と一緒に歩き出す。
大崩山荘までのなだらかな登りを、ウオームアップしながら歩く
山荘までは1ヶ所の崩落地を除けば問題ない、
2年前の台風で出来た、テント場の崩壊地はまだ傷跡が生々しい
07:05大崩山荘の分岐を真っ直ぐ進み、湧く塚コースへ向かう。
 
 ワイヤー設置のトラーバスを越え、小積ダキ展望の岩に登り小休止
この辺りでは、アケボノツツジが散り始めて、ピンクの花びらが登山道を飾ってた
07:35-昔は丸太橋と恐れられた、渡渉点に到着する。
3代目となった、ステンレス製の橋を渡る
 渡渉するといよいよ大崩山の本格的な登りが待っている。
荒れた登山道を登り小さな流れの支流を渡り、最後の水場を過ぎる
やがて、ゴロゴロのガレ場が現れ、仕上げは大きな梯子がある
梯子を過ぎても、急登は続き、剥き出しになった木の根を握り全身で登る
胸突き八丁を登りやっと尾根に出ると、対岸の木内山岳が目の前に浮ぶ
谷を吹き上げる風を浴びながら、小休止を入れる。
辺りを見回すと、アケボノツツジが柔らかい花弁を風に揺らしてた
今年は花の開花が早いとは思っていたが、これほど早いとは・・・

 登山口を出発して2時間が過ぎた、岩肌・赤土・ぼら土・梯子にザイルと
目まぐるしく変化する登山道に ご婦人に少しづつ疲れが出始めたようだ。
初めて見ると言う、『ヒカゲツツジの花』やこの先の『袖ダキの展望』を話し
疲れの出始めた体を後押してあげる(したつもり ^。-)
 08:50、目の前に『聳え立つ小積ダキの岩峰』『天を突き刺す湧塚の岩峰』
振り向けば、見る位置で様々な姿に変える『乳房岩』
ご夫婦の発する感動の言葉が伝わってきて、ホッと胸を撫で下ろす
記念撮影して、充分とは言えない休憩のまま、先の長い道へ歩き出す
乳房岩に立ち寄った後、下,中湧塚の岩峰を目指して歩を進める。
 が、 いよいよ、ご婦人の足取りが重たくなってきた。
渡渉してから急登の一辺倒、大崩山の湧塚コース★★★の試練である

 09:20下・中湧く塚ルートの分岐に到着する。
遠路来られたご夫婦に、辛い決断を促がす時がやってきた。
下、中湧く塚ルートを諦め、ショートカットで上湧く塚の基底部に向かう
まだ先が長い、『頑張りましょう!』としか、掛ける言葉が見当たらない
10:15、やっと上湧く塚の基底部に到着!
上湧く塚の岩峰には登る予定はなかったが、ご婦人の休憩時間を稼ぐ為、
元気いっはいのご主人を誘って、メタボ関所の湧く塚に登る
 上湧塚からの眺め、小積ダキ・七日廻り岩、恐怖のテラスなどなど
初めて目にする景観は、ご主人の目にどう映ったであろうか?

 岩峰から降りて、大崩山山頂へ最後の試練に向かう
残り行程(時間)を告げるべきか?成り行きまかせで良いだろうと!
リンドウ丘分岐、ここが小積ダキへのショ-トカットとだけ告げる
何とか山頂まで歩いて欲しい、ただそれだけを願って歩く
11:03、宇土内谷からの登山者に出会う。(山頂から上湧くに向かっていた)
テント場を過ぎ、スズタケの間から岩肌が見えてくる
『2人ともよく頑張りましたね、大崩山の山頂と言っても良い石塚ですよ~♪』
石塚には数組が寛いでいたが、全員が宇土内谷からの登山者だった。
 ザックをデポして、スズタケの林を潜って、大崩山頂(1643m)に到着
11:36-Tさんご夫婦が一等三角点にタッチして、大崩山初登頂を達成した。
yamahiroは、??回目の登頂でした。

 石塚に戻って、楽しい?食事か
実は、半日の山歩きの予定だった為、パンしか持っていなかった --;
満たされないお腹に、戴いた大きなバナナが嬉しかった。
 短い食事時間を終えると、坊主尾根ルートで下山を開始する。
下りとはいえ、木の根の張り出した登山道で、随所に黒土の滑り台が・・・
想像以上の苦戦を感じたのではなかっただろうか?
やがて、対岸の湧く塚の峰々が見渡せる、『コダマ返し』に到着
『ヤッホー』・・・『アッホー』ちょっとご機嫌の悪い、コダマだったか?

 最後?のパノラマ展望所の小積ダキに到着する。
小積ダキのゾクゾクするような岩峰に立ち、素晴らしい景観を目に焼き付ける
木山内岳から桑原山の稜線、祝子ダム、そして像岩の眺めがいい。
像岩?蛙岩?河馬岩?これほどまで、人によって捉え方が違うのも珍しい
yamahiroには、『コアラ岩』に見えます

 小積ダキを後にすると、像岩下の恐怖のトラバースが待っており
さらに、ザイルを離したら、あの世に直行間違い無しの崩壊地がある
疲れからくる思わぬ躓きがないように慎重に下る。
ここから先は、梯子梯子の連続であり、女性には苦になる登山道か?、
たしか、30個ほどのアルミ製の梯子が設置されている
梯子と格闘しながら、渡渉地点まで下ったのは日が傾いた15:50
大崩山荘から足を引きずるようにして、登山口まで戻る。
登山口で山を振り返り、感謝のありがとうを言ったのは、
スタートから10時間近く経っていた。

 鹿児島のご夫婦さん、初めての大崩山登山いかがでしたか?
湧く塚コースの完歩おめでとうございました。
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大崩山のアケボノツツジ

2009-04-20 20:01:46 | 花たち
  お急ぎくださいな
 2009/04/19(Sun)、大崩山のアケボノツツジ調査に行きました。
      
  photoを見ての通りです。
 1400m付近まで開花していましたよ
 リンドウ丘周辺は、まだ蕾が多かったけど、GWまでは待ってくれないかも
   
    ヒカゲツツジも、ほら!この通り満開でしたよ
    
    石楠花さんは、ちょっと控えめに蕾でした。
    
 兎にも角にも、今年は花の開花が異常に早い!
 早め早めの計画を立てましょう。

  ちなみに
 夏木山・犬流れ・新百姓山のアケボノツツジと石楠花も七部咲きだそうです。 
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