誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

誘われて、大人神楽(Ver-1)

2012-01-17 21:22:48 | 出来事
大人神楽・・・宮崎県西臼杵郡日の影町大人地区
2012/01/14(土)~01/15(日)

 今年も、大人神楽が開催されました。
 いつもは、鑑賞に出掛けるだけだったが、今年は、なんと『裏方にもチャレンジ!』
会場設営、おもてなし料理つくり、お接待、食器洗い、掃除・・・・神楽後の会場片付け
神楽の表舞台だけでなく、地区の方々との交流や神楽の裏舞台を経験した
愉しく充実の3日間を過ごし、15日夕方帰り着いた後は、一気に爆睡に陥った。
次は、神楽の舞を経験したいと思っているが・・・・

神楽の舞台作成から、神楽の舞など、その一部を紹介しましょう。
神社から神楽の館「神庭(こうにわ)」を、五幣や七五三注連を付けた外注連で囲む
屋根に(3種類)の御幣で作った、「棟飾り(むねかざり)」を取り付け

室内の神棚の前に4本の柱と内注連(うちじめ)と切り紙の「彫り物(えりもの)」に囲まれた、
8畳分の正方形の空間を「神庭(こうにわ)」「御神屋(みこうや)」は「聖域」と呼れる。
最近の住宅事情から、6畳分にの空間になっている地域もある、。一般的には女人禁制。

神庭の上部には、絵の描かれた四角い『雲くも』を吊るし、雲の上には沢山の紙ふぶきを載せる。
内注連には、2枚の半紙を重ねて色んな図柄を切った『彫り物』を取り付ける、
彫り物は、鳥居、月~土、十二干支などの絵があり、取り付ける順番も決まっており
子、月、牛、火・・と、数人で次の絵柄を確認しながら付けるが、時々アレ~の場面も (^。-)
彫り物の下の注連には、七本五本三本の房の付いた七五三注連を付け、更に幣をつける
ここまでが、神楽の前日の神殿つくりである。
5幣=白・緑・赤・紫・黄の幣で作ったもの

お接待のない場合も有るが、お接待の準備も大変である
大人では、最後に大大餅撒きがあり、その餅が約2斗とか切る作業も大仕事
          
そして、あの美味し~~い煮しめ♪、作るのも半端な量じゃなかった。
直径1mの大鍋で、大根・椎茸・昆布・コンニャク・厚揚げなどなどを煮込んで仕上げ
大人神楽ではカッポ酒は振る舞いしません(お酒の提供はありますが・・・・)

と、我々『中山間盛り上げ隊』が、お手伝いした部分を掻い摘んで紹介しました。
       
Ver-2は、神楽の舞い数点を紹介します。
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誘われて、比叡山

2012-01-13 20:06:37 | 山歩き
   『ナックルフェイスFYK』を目指して!って、どんな人が言うのだろう

       比叡山760m、稗の山918m (カランコロン岩864m)

あの岩峰を見上げて心躍るなんて、心臓が幾つあっても足りません

 我々は、取っ付きの石段を登って、千畳敷きから、比叡山と稗の山2峰を目指す。
   
登山口と千畳敷き(向かいは矢筈東峰)
千畳敷きから西登山口と出会うと、登り一辺倒になる、しかも急登の連続
登山口から20分、神楽面の岩屋の案内に導かれて寄り道をする。
行けども行けどもなかなか岩屋にたどり着かない、あと少しあと少しと足を延ばす。
やっとたどり着いた岩屋だが、沈黙!
       
        神楽面彫岩屋
 気を取り直して分岐に戻ると、我々が出発する時に来た登山者の声が随分上から・・
木の根を掴みながら急登を登って、絶景の第1峰へ到着する。
絶景ですねぇ~紫雲にたなびく山々が綺麗ですね~
 更に続く急登、時にはフィックスロープに縋って身体を引き上げる
何度も何度も、足を止め深呼吸しながら、やっと『比叡山』『カランコロン岩』の分岐
分岐から左に折れ、100mほど進むと、起立したい様な石郡の『比叡山頂』に着く
   
     比叡山
 比叡山の頂ながら、この比叡山の最高峰は此処にあらず!
この先、メタボ関所の『カランコロン岩』を乗り越えて、更にその奥が最高峰である
大岩をトラバースし、春ならアケボノ林を抜けると、目の前に巨大なチムニー?
      
    カランコロン岩は大きなチムニー
 が、なんて事はない!
あの女性とメタボを泣かせた『カランコロン岩』は、何処へ行ったの~
手足を前後に動かしさえすれば、いとも簡単に登れる『アルミ梯子』が設置されていた
***カランコロン岩が苦手な人用に、巻き道があるのに・・・なんて事だぁ~
あ~~~これで、比叡山の魅力が一つ消えちゃったよ --;
     
      気を取り直して、カランコロン岩でにっこり
 カランコロン岩から鞍部に下り、最後の登りに掛かる
3頭の犬に出会い、まさかの鉄砲撃ちさんとの遭遇に肝を冷やす
最高峰が近くなった時、巨大な『支え岩屋』が出現する(広さは10畳以上!)
     
    面白くもないが、一応やってみた (^。-;)
 そしてこの岩屋、もう一つ冬期限定の名物が見られるのだ♪
期待をこめて、岩屋の裏側に回るとそこには、目をい見張るような巨大なツララが
ざ、残念!寒さは十分だったが、ここ数日の好天でツララの原点の水が枯れてた
駄々っ子のように、いやいやしながら、最高峰を目指して足を動かす

 最高峰の『稗の山ヒエノヤマ』に到着するも、喜び半減してしまう。
以前とは変わり果てた山頂の姿に愕然とするのは、yamahiroだけだろうか
展望を作るため?直径20cmを遥かに超す木々が切り倒されて無残な姿がそににあった。
     
     稗の山
                  
         稗の山頂の奥のXX峰・・・登ってみたいなぁ
何か間違ってないかな! 
展望がなくたって、花がなくたって、山は夫々に十分楽しめるんだけどなぁ~
 なんだか淋しくなって、早々に下山を開始する。
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誘われて、行縢山

2012-01-12 20:58:53 | 山歩き

        
          行縢山の遠望(雄岳831m-左,行縢の滝77m-中央,雌岳809m-右)

 むかたんクラブの新年登山と題して、しし鍋&カッポ酒登山だった。
この日は、延岡市では成人式♪
我らむかたんクラブのメンバーは、概に3回目の成人式修了者が半数を超えている
まっ、これはどうでも良い事なのだぁ~~

 行縢神社の鳥居を8:00に出発して、目指すは山頂ならぬ『県民の森炊事場』
おなじみの巨木の林から、一の汗,南面分岐,渡渉点と高度を上げて行くていく

夫婦杉photo・・・最初は2本? 1本が2又で成長?
 1月とは思えない陽気で、滝見橋に近づく頃は少しずつ汗ばんでくる
小休止を兼ねて、全員脱皮する・・・・正月に脂肪分を蓄えすぎたようだ (--;)

雄岳と行縢滝                  雌岳
 滝見橋からも、まだまだジグザグに登りが続く・・・つ・づ・く~--;
行縢の滝分岐を通過、雌岳分岐を通過、山の神に着く、ん?1時間20分掛かってた
山の神から、川沿いに登って行くと、立派な東屋と俄か竈に数脚の椅子まである。

 薪を集め、火を起こして、しし鍋とカッポ酒(焼酎)の準備!
山登りの歩はイマイチながら、さすがに飲み物や食べ物準備は早かった ^。-
火の番4名を残して、元気者は行縢山頂へと向った。

 行き交う人も少なく山頂に着く、ぽかぽか陽だまりの山頂もたった2人しかいない
どうしたのかなぁ~ いつもそんな暇な人はいないって?
俄かに、火の番に託した、『しし鍋』と『カッポ酒』が気掛かりになり下山を急ぐ
    
 走る様に下って、美味しそうな匂いが漂う県民の森へ
ささぁ~、むかたんクラブの新年会の始まり~♪
しし鍋、カッポ酒に舌鼓を打ち、今年への思いを語り合い宴は進む
    
しし鍋、             カッポ酒、               焼肉
 喉を潤す程度しかなかった『カッポ酒』でも、山で仲間と飲む酒に心は酔う
しっかり火の始末とごみを持って、帰途に搗く事にした
    
火は大丈夫? 火の元ヨーシ!
yamahiroは、ハンドルキーパーを確保できなかったために
カッポ酒を飲む事が出来ませんでした。
焚き火の煙が目に染みたと見せた涙は、カッポ酒が飲めない悔し涙だった・・・・・・・(--;)
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誘われて、可愛嶽(えのたけ)

2012-01-11 22:52:06 | 山歩き
    
   可愛岳728m(左)・烏帽子岳585m(右)・・・・西郷記念館より
自宅から近くて、半日コースの山に最適な山である。
俵野地区R10沿いにある『西郷記念館』が登山口となる(駐30台可)
南尾根ルートと北尾根ルートの2つがある(別途、佐野ルートと大狭ルートあり)

 駐車場の左から民家の脇を抜けて南尾根ルートに向かう
ザレの頭と呼ばれる広場までは、人工林と自然林の入り混じった登山道
登り一辺倒を30分ほどを費やし、ザレの頭の広場に着く(5合目の表示がある)
    
ザレの頭と呼ばれる広場
 緩くなった傾斜を暫く進むと、微かな水音がして申し訳程度の沢に出る
水場の滝を右に巻いてあがると、ゴロゴロの枯れ沢登になる
         
               水場
 左に炭焼き窯跡を見ると、ゴロ石がザレ石に変わり、自然林のジグザグ道になる
10分ほどで、南の主尾根に出会うと、可愛岳一番の急登が始まる
息も絶え絶えで登っていくと、北尾根ルートに出会い一気に傾斜が緩くなる
呼吸を整えながら登と、石垣の『前屋敷?』があり、そのチョット先には
目を見張るような展望の『千畳覗』があり、北川の蛇行と日向灘の美しさを目にする。
    
                千畳覗
 千畳覗から更に自然林の中を登り、唯一のフィックスロープを登りきると
可愛岳~烏帽子岳の稜線に出会い、北斜面を駆け上がる北風の歓迎を受ける
平坦な稜線を進むと、いきなり天を突き上げるような鉾岩が目に入る
初登頂の時は此処が『可愛嶽の山頂』かと思ったほどである。
         
          鉾岩
 鉾岩からやや下り(?)気味に、石を信仰としたと呼ばれるに相応しい
巨石郡を縫いながら10分ほど行くと、展望の作られた山頂727mに着く
 可愛嶽から西へは、体力と根性を要する『大縦走路が延びている・・・・』

              巨石郡
   
  行縢山               山頂~大崩山と桑原山
 暫く展望を楽しんだら、烏帽子稜線分岐まで戻り、稜線沿いに進みながら前屋敷へ
前屋敷から北尾根へ、巨石をトラバースしながら歩く
途中、意味不明な表示板に首を傾げつつ歩く事、凡そ15分ほどで烏帽子岳に搗く
       
                ????な表示板
烏帽子岳は、585mと標高は低いが、千畳覗に音らに展望があり、初日鑑賞のメッカ!』
この日は程よい陽気で、陽だまりにお昼ねの誘惑に惑わされる
          
     烏帽子岳と展望
 烏帽子岳から人工林を一気に下り、未舗装の林道を横切って2本杉へ=林道横断(横断歩道はありません^。-)
林道を横切る時に目に飛び込んできたものは、『鬼の船』
なんと、鬼の船は、石の船でした!・・・しかも小さ~~い
           
             鬼の船は石の船
 どれが2本杉か判らないままに、グングン下って行くと西郷軍の戦場跡
慈悲深い地元の方々が手厚く葬ってくださったのだろう、数住の無名墓碑が
そして、官軍の追跡を食い止めた、熊本隊体長『自決の碑』
   
  無名墓碑と中津大四郎碑
そっと手を合わせ、足音を忍ばせて、墓地から資料館脇の登山口に戻った。
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沈堕の滝

2012-01-10 21:48:45 | 
  
   
沈堕の滝(雄滝)高さ約20m*幅約100m
 山歩きの行き来に、気になっていた『沈堕の滝(ちんだのたき)』に寄って来た。

所在地:大分県豊後大野市大野町(国502号-清川町臼尾⇒1.5km)
大野川にあるのが雄滝で、大野川の少し下流で合流する平井川にあるのが雌滝(高さ約18m、幅4m)である。
川の両岸は柱状節理が切り立っていて、『 豊後のナイアガラ! 』と呼ばれるに相応しい壮大な景観がある。
滝の上部に、旧発電所への『取水堰提』が自然美を損なっている点に目を瞑れば文句なしの名爆と言えるかも
***雌滝は、対岸から出ないと全貌を見る事が出来ない!、対岸からだと少し遠く迫力に欠ける --;

 雄滝の展望所に行く途中には、石造の沈堕発電所の跡があり、近代文化遺産とされているそうです。
ふれあい公園には、沈堕の滝や発電所に関する記録が残されています。
   
            
コメント (2)
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