北海道の山野でとことん遊ぶ!!
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2022.9.10 『長官山』(254m) 新たな林道造成が・・・
金曜日は燃料節約山行で、
馬追丘陵の『長官山』に登った。
久しぶりに旧「マオイゴルフ場」から入山して、
ゴルフ場を越えて藪に入るルートだ。
この朝農道脇に車を停めて、
林を抜けてゴルフ場に入った。
正面に『長官山』が見えている。
そしてゴルフ場の芝が伸び切ってフカフカだ。
深すぎて登山靴のつま先が引っかかる。
このゴルフ場が閉鎖されて、
今年で3シーズン目か?
芝がこうなってしまっては、
再開しようにも、
芝を張り替えなきゃオープンはできないだろう。
もったいない話しだ。
ゴルフ場の池には鯉がいる。
じっと水面を見ていると、
時々鯉が水面まで上がってくるのが見える。
ここで釣りをすると面白いだろうな。
ひじょうに歩きにくい芝の上をゆっくり歩いて、
ゴルフ場を縦断する。
そしていつもとはルートを変えて、
ゴルフ場の一番高い地点から藪に入った。
ところがすぐに藪を抜けてしまい、
突然予想しなかった林道に出た。
以前はなかった新しい林道だ。
これには興味津々で、
しばらく林道を歩いてみることにした。
広く立派な林道は、
頻繁に車両が走っているようで、
路面が固く締まっている。
しばらく林道を歩いて行くと、
前方に車両が数台停まっていた。
どうやらその先で工事か、
あるいは伐採作業がされているらしい。
邪魔をするのも恐縮なので、
そこから藪に入った。
するとこれがいつも利用している尾根で、
良い方向に誘ってくれる。
藪を抜けて針葉樹林の中を歩いて行くと、
はっきりとした踏み跡が現れた。
それにのって進むと、
しだいに踏み跡がしっかりとした登山道のようになった。
しかも最後は笹刈りがされていた。
いったい誰が何のために?
またこの頃になると、
先ほどの林道奥から、
けたたましい機械音が聞こえるようになった。
明らかに伐採作業の音だ。
快適な登山道のような小道を登って、
「文学台」に上がった。
ここからは南から西にかけての風景が、
遮るもののない中で見渡せる。
しかもこの日は雲一つない快晴だった。
ここは地元長沼町の観光名所だ。
見たことはないが、
ここから見る夕陽はさぞ美しいことだろう。
観光客が2名写真を撮っていた。
「文学台」からは遊歩道を歩く。
そして『長官山』の頂上が近付くと、
人の声がしたので頂上はスルー。
手前の送電線鉄塔下の作業道に入って下降した。
天気がいいのは大歓迎なのだが、
もう暑くて暑くてヘロヘロぎみ。
暑さには本当に弱くなった。
送電線下作業道の半分ほど下った地点で、
右手に続く作業道に入った。
すると間もなく林道に出た。
これは登路で出くわした林道の延長線で、
更に火葬場方面に続いたいた。
以前はなかった林道が、
突然現れたことに、
またまた驚かされた。
そして周囲を見ると、
誠素晴らしいトドマツの巨木が林立する。
これだもの、伐採が始まるわけだ。
登りなれたところも、
たまには登ってみないと、
景色がどんどん変わって行く。
作業道の途中、
もうゴルフ場がすぐそばになって現れる廃車!
昭和30年代に活躍したのであろう、
トヨタカローラだ。
ドアには「長沼町」と書かれている。
長沼町の公用車だったのだろうが、
どうしてここに不法投棄されているのか?
何故いつまで経っても処分されないのか?
これを目にするたびに思うことだ。
林を抜けてゴルフ場へ。
また伸びきった芝の上を歩く。
そして木陰に滑り込み、
ヘタヘタと座り込んだ。
疲れた!
暑いのはダメだぁ・・・
簡単な昼食を摂って、
また深い芝を踏みしめて歩き、
ようやく駐車地へ。
なんか疲れたけど、
久しぶりの『長官山』は、
新たな発見ができて楽しかったねえ。