goo

2022.9.1 『嶺泊』(みねどまり・219m)~『望古台』(もうこだい・138m)  また美しい風景に出会う

 

 今週も月~水曜日の3日間出勤。

しばらくは週三出勤が続くかな?

ただ9月は三連休が二度あるので、

週四出勤の可能性もある。

しかしそれ以上はあり得ないけどねえ。

 昨日の朝石狩市厚田区望来に向かった。

地形図を眺めて目に留まった、

新たな三角点ピークを目指す。

 当別町弁華別から、

最近気に入っている「五の沢林道」経由で、

望来に向かうことにした。

舗装された「五の沢林道」の奥に興味があった。

そして驚く場面に遭遇した。

この「五の沢林道」の奥に、

かつて「石狩油田」なるものが存在したというのだ。

案内板を見ると、

様々な施設の他、

小学校までこの山の中にあったのだ。

今はただただ緑の山野が続くだけのこの地に。

私が生まれる前のことで、

詳しく石碑に刻まれた文言を読んではいないので、

いつまで存在したのかを確認せず、

その場を後にした。

この「石狩油田」 に関して、

偶然同じところに出向いた岳友の吉克君が、

自身のブログ上に詳細を記載しているので、

興味のある方はこちらをどうぞ。

『山歩人・吉克の山楽日記』

 望来の丘には巨大な風車が二基建っている。

その真下を道々が通っているので、

風車を見上げると、

巨大なプロペラが3本。

怖いくらいの迫力ある風景だ。

 国道231号線を、

望来から浜益方面に走ると、

「嶺泊覆道」をくぐる。

そしてくぐり終えた地点で、

右手の林道に入った。

砂利道だがしっかりした林道だ。

間もなく右手に別荘地が現れ、

見るからにいかにも「別荘」、

と言った感じの家が建ち並ぶ。

 別荘地を過ぎて更に進んで行くと、

古いゲートの支柱があったが、

今は開放されたままだ。

あまり車で走ってもつまらないので、

もう人がいなくなって久しいらしい倉庫横に駐車した。

 

 砂利の林道を歩き出すと、

すぐに伐採地が現れた。

その後歩を進めると、

広大な伐採地に出た。

その中の一本道を行くのだが、

ここで霧雨が降り出した。

やめてよねえ~

 霧雨を気にしながら、

直線的な林道を歩いていると、

うっかり最初の三角点である、

「嶺泊」の取り付き点を過ぎてしまった。

大した問題でもなく、

復路でそこに立つことにして、

とりあえず先へと進んで行く。

 駐車地から1.5kmほど歩いた地点で、

青いD型倉庫が現れた。

駐車地としたところが、

最終の建物だと思っていたが、

また現れた倉庫も壁に穴が開いており、

使われずに放置されていた。

 その後林道は下降を始めた。

途中でまた不法投棄を目にした。

全く嫌な光景だ。

そして間もなく「望古台」の基部に達したので、

藪に入って三角点を探した。

深い雑草の中ではあったが、

そう苦労することもなく、

四等三角点「望古台」

 林道に下って復路に入った。

往路で70mほど高度を下げたので、

緩やかな登りが続く。

そして平坦になると直線だ。

すると前方にうっかり見落とした、

「嶺泊」が見えてきた。

「嶺泊」への取り付きは、

笹漕ぎを想定していたが、

牧草地の中に車のワダチができており、

楽々登ることができた。

背後には素晴らしい風景が広がる。

 美しい風景を楽しんでピークそばに上がると、

ピークは金網で囲まれた中にあった。

ただ古い金網でズタズタに壊れていたので、

容易にそれを越えることができた。

ところがそこは何かの施設跡で、

錆びた鉄のハンドルがいくつも見られる。

「こりゃあまずいなあ」と思いながら、

笹を倒して三角点標石を探す。

しかし見つけることはできなかった。

この施設が造られた際、

標石が掘り出されたのかもしれない。

まあ地形図からそこが三角点であることはまちがいないので、

三等三角点「嶺泊」

少し下って素晴らしい風景を眺めながら、

いつもの簡単な昼食とした。

そしてその頃には青空が見えだした。

 昼食後駐車地に下って帰途に着いたが、

また素晴らしい風景に巡り合えたことに感謝!

ホント、どこでもどんな山でも、登って見なくちゃわかんねえ~

 

 

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする