北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2022.9.19 『北電山』(145m)~『安平山』(あんぺいざん・166m) 朝から晩まで雨の予報が・・・
先日の三連休最終日の月曜は、
前日から降り出した雨が、
この日も終日降り続ける予報だった。
「こりゃどうしようもない」と思いつつ、
とりあえずHiromiを拾って安平町に向かった。
そして雨の中で藪漕ぎをすることにした。
気温が21℃あったものの、
降りしきる雨が、
雨具着用の身体を冷やしてくれるだろう、
ともくろんだ。
ところが車を走らせて行くうちに、
雨が止んで気温が高い。
おまけに湿度も高いので、
「北電山でも登るかあ?」、
「そだねえ」、
と言うことになった。
「北電山」は安平町追分の、
『安平山』(一等三角点)の南に位置する山。
久しぶりに両山をハシゴすることにした。
歩いている途中で雨が降り出すことは、
もちろん覚悟で、
私はとりあえず雨具のズボンだけを着用した。
対してHiromiは、
「どうせ汗で濡れるから」、
と言って雨具なしでスタート。
『安平山』の登山口に駐車し、
少し戻って送電線の作業道に入った。
この作業道は上部で登山道と、
合流する地点があるので、
両方を利用すると周遊できる、
なかなかいいルートだ。
作業道は周遊に利用すると楽しいのだが、
あまり人が歩かないようで、
雑草に覆われ、
踏み跡を確認できない。
ただそこは大企業「北海道電力」が、
定期的に草刈りをして、
作業道をきっちり維持している。
短い急登を経ると、
尾根筋の平坦な小道となる。
なかなか雰囲気の良い、
いかにも「里山」と言った感じだ。
そして登山道との合流点となるが、
これを『安平山』方向ではなく、
ほぼ南向きの作業道にのって進む。
すると間もなく送電線の鉄塔下に出る。
低い位置からではあるが、
追分の市街地が見える。
鉄塔から更に南下して行き、
再び樹林帯に入ると、
辺りは藪が薄く、
ほぼどこでも歩ける状態だ。
そして作業道を離れて南西向きに下降する。
一旦小沢まで下り切り、
今度は対岸の斜面を登る。
古い作業道を越えて笹の斜面に取り付いた。
斜面ははじめシダ類が多く、
次に笹をかき分けて登ることになる。
ただ笹は薄く苦にならない。
それにその標高からも想像できるように、
たいした距離を登るわけではないので、
じきに登りきって平坦なところに出た。
すると前方に目指すピークが見え、
四等三角点「北電山」。
久しぶりのピークだ。
と、ここまで雨なんか降りゃしない!
天気予報に騙された感じだが、
雨が降るよりは降らない方がマシだ。
湿度も高いので汗だく。
ここまで我慢した下半身の雨具を脱いだ。
また一旦小沢まで下り、
対岸を登り返した。
そして薄い藪中を適当に歩いて作業道に戻った。
あとは作業道から登山道に移り、
『安平山』を目指して楽々歩いて行く。
途中コクワの実を一個拾った。
それを見たHiromiが、
間髪入れず「ちょうだい!」、
と言うので渡すと、
すぐ口に入れ、「うめぇーっ!」。
全く粗野なやつだ。
その後も楽々歩いて、
『安平山』(一等三角点:阿平山=あびらやま)。
ここは「安平山スキー場」のピークだ。
東側の景色がいい。
一段下がってリフト終点で昼食とした。
『安平山』から登山口の駐車地まですぐだ。
駐車地に着いてもやはり雨は降らず・・・
いやあ雨とあきらめていたこの日も、
全く雨に当たることなく終了。
ついてたなあ。
帰途で雨が降り出し、
やはりラッキーだったことに感謝!
夕方あらためて「反省会」とした。