北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2022.9.15 『東山奥』(274m) 送電線作業道を利用する
今週も月~水曜日の3日間出勤して、
木曜日から5連休。
木曜日は夕方新型コロナのワクチン、
4回目接種を控えていた。
その前に当然山には出かけた。
木曜日の朝家を出て、
栗山町東山地区に向かった。
そして「雨霧林道」ゲートのすぐ前の、
空き地を利用して駐車地とした。
すぐにゲートを越えて林道に入った。
と、同時に分岐となるので、
右の「円山越林道」に入る。
分岐を直進すると、
『雨霧山』(509m)頂上基部をかすめ、
夕張市南清水沢に下って行く。
「円山越林道」に入ると、
周囲は巨木の森が続く。
多くはトドマツだが、
時折現れるカラマツも幹が太い。
そんな景色を眺めていると、
足下にドングリが落ちていた。
この秋の状況はどうなのだろう?
ヒグマや他の動物たちが、
腹を満たして冬眠できるほど、
山では豊作の秋となるのだろうか?
林道を進んで北電の送電線作業道に入る予定だったが、
1kmほど歩くと、
左手に新しい作業道が開削されていたので、
で興味深々でこの作業道に入ることにした。
作業道は林道が続く尾根の上部を、
やはりこの尾根に沿って伸びて行く。
そしてそれほど歩かないうちに、
下降しだしたので、
作業道から離れて藪に入った。
間もなく尾根の頭に上がると、
そこから送電線と、
それを支える鉄塔が見えた。
送電線が現れると、
その下には保守管理用の作業道があるわけで、
これを目指して笹を漕ぐ。
ところが送電線の下は、
樹木が刈り払われているので、
日当たりが大変良く、
笹も太陽光をいっぱいに浴びて元気がいい。
密度が濃くて進むのが大変だ。
わずかな距離で作業道にのったが、
なんだかくたびれた。
作業道を南に向かうと、
鉄塔下に至るので、
ここで再び藪突入。
しかしこちらも濃い部分は短く、
樹間で藪は薄くなった。
あとは楽々登って、
四等三角点「東山奥」。
久しぶりのピークなので、
標石周りの笹を刈った。
藪から鉄塔に戻り、
下山は「円山越林道」に下らず、
送電線下の作業道を、
送電線に沿って北上し、
「雨霧林道」に当てて駐車地に戻ることにした。
初めて歩く送電線の作業道もまた、
興味深々だ。
送電線下は直射日光を受けて暑い。
空気は乾燥しているのだが、
陽射しはまだ強い。
しかし日陰に入ると寒いくらいだ。
送電線はまっすぐ北に伸び、
その下の作業道も、
極力送電線に沿って伸びて行くので、
地形によってはかなり傾斜のきつい部分がある。
また沢形の底に下りるところも。
更に除草が間に合わず、
廃道状態の部分もあった。
しかし総延長がいったいどのくらいになるのか、
見当もつかない送電線下の、
作業道を維持していくというのは、
どれほどの経費がかかることか?
激しいアップダウンの末、
「東山川」の左岸に続く「雨霧林道」に下った。
下った地点がもう少し東にずれていたなら、
「雨霧林道」が「東山川」の右岸に変わるため、
崖地形に出くわして下りられなかったところだ。
まあ、あらかじめ地形図で、
送電線作業道が左岸林道に下ることを、
確認してからの行動だったのだが。
ゲート直前の林道分岐で、
ちょうど周遊ルートの完了だ。
いやあ、送電線の作業道はなかなか面白かったねえ。
駐車地に着いてすぐ帰途に着き、
休んでから女房とワクチン接種に出かけた。