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2022.9.16 『最上山』(163m)  ワクチン接種後・・・

 

 木曜日の夕方、

予約していたクリニックで、

4度目の新型コロナワクチンを接種した。

その際医者の問診で、

「今日、明日は激しい運動を控えてください」

と言われた。

初めからそのつもりでいたが、

改めて医者にそう言われると、

ちょつとビビってしまう68歳だ。

ワクチン接種後に突然死した人の数は少なくない。

しかし山が好きで、

行かずにはいられない私。

翌金曜日は極力体に負担がかからない山に登ることとし、

栗沢町に向かった。

栗沢町から道々「茂世丑~栗沢線」に入り、

中間点辺りを駐車地とした。

 今年の冬のある日、

樺戸山地に向かって走っていると、

ひどい降雪となり、

慌てて引き返してここに来た。

そしてスノーシューで「最上山」に登った。

この日はその同じルートを、

雪のない今辿ってみることにした。

「最上山」までの距離は短いが、

藪の状態だけが心配だった。

 道々脇にちょうどよい駐車地があり、

スタートしてすぐ道々を渡って藪に入った。

この取り付き点での藪の状態は悪くない。

薄い笹をかき分けて行くと、

地形図に記された林道に出た。

もう廃道になって久しいらしく、

雑草が覆いつくしていた。

それを200mほど進み、

再び藪に入って一段上の林道に上がった。

ただこれも同じく雑草に覆われて、

利用されなくなって、

長い年月が過ぎたようだ。

積雪期にははっきりとした林道だったのだが。

また、この草にまみれた林道を歩いていると、

名前はわからないが、

ある植物の種がやたらと衣類に付着する。

嫌いなんだよねえ、これ・・・

衣類についたのを見ると、

なんかざわ~っと、

寒気がするんだわ。

 草にまみれた林道を歩いて行くと、

東側に伐採地が現れて、

これがなかなかいい風景だ。

紅葉が深まると更に美しい光景となるだろう。

 伐採地の風景を楽しんだ後は、

直線的な草付き林道を歩き、

林道分岐点が現れたので、

この分岐の間の尾根に取り付いた。

この尾根が「最上山」のピークへと誘ってくれる。

ただけっこう笹が深く、

密度もそこそこだ。

救いは茎の細さで、

かき分けて進むのに抵抗が小さくて済む。

心配したこの登りでの藪の状態に安どして進む。

 藪を200mも進むと、

この山の特徴である、

巨大アンテナが見えてきた。

すると一層笹が深くなったが、

辛抱してピークへ。

この山には藪を漕いできた側とは逆の正面に、

舗装された林道が続いている。

これまでに数回登り、

いずれも舗装林道を利用した。

ここまで舗装林道を歩いてくると、

いきなり深い笹に入って、

裏側の三角点を探す気にはなれないもの。

一度も三角点標石を目にしていなかった。

ところが藪漕ぎの今回は、

自然と三角点ピークに立ったもので、

深い笹をかき分けて標石を探すと、

あったあった!

四等三角点「最上山」

この山で初めて目にする四等の小さな標石だ。

 下山は藪を引き返さず、

アンテナ施設の表に回って、

遠回りで舗装林道から、

雑草に覆われた林道に入ることにした。

途中の伐採地に再び寄って昼食。

あとは同ルートを歩いて下山。

駐車地に戻ると雨が落ちてきた。

降られる前に下山できてよかった。

新型コロナワクチン接種後の副反応は無し。

注射した腕の筋肉がちょっと痛む程度。

 

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