北海道の山野でとことん遊ぶ!!
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2022.8.28 『安斉の沢』(218m) 雨だもの~
先日の日曜日の朝起きると、
天気予報では一晩中降り続くはずだった雨が、
夜中に少し降って止んだ様子。
しかし空を見上げると、
またいつ降り出すかわからない雲が覆っていた。
やる気も出ないが、
三笠市で藪漕ぎでもするか、
と家を出た。
岩見沢市宝水町から、
「市来知川」(いちきしりがわ)に沿って伸びる農道に入った。
この農道を走って行くと雨が降り出した。
この日予定したのは、
「市来知川」奥の「一の沢貯水池」から、
「野々沢林道」を進み、
藪漕ぎで「安斎ノ沢」に登り、
逆側に下って別の林道を歩いて戻る、
という周遊ルートだった。
しかし降り出した雨が強くなる。
気温が22℃あるので、
雨具を着用する気にもなれない。
それで下山に予定したルートを往復することにした。
最終人家の先で林道に入り、
すぐ駐車スペースを確保した。
けっこう強い雨の中、
傘をさしてスタート。
歩き出して間もなく、
一時夕立のような強い降り方となる。
ここはアブがうるさく、
傘の下に入ってきて、
腕や手の指先を刺す。
そのたびに慌てずじっくり見てアブをつぶした。
一時強く降った雨だが、
目指すピークの基部に達すると小降りとなった。
しかし雨水をたっぷり蓄えた藪に入る気にはなれず、
そのまま通り過ぎて、
見晴らしのよいところはないかと、
先に進んでみた。
すると現れたのは不法投棄の山だ。
冷蔵庫みたいなものにタイヤ。
更に笹に埋もれた乗用車が見える。
こんな山の中にやってきて、
とんでもないことをする輩がいるものだ。
この林道にはゲートがない。
やはり林道にはゲートを設けて、
きっちり施錠する必要がある。
嫌なものを目にした後、
やや広い風景が現れたものの、
工事現場のような光景でつまらない。
この頃になると、
雨はすっかり上がっていた。
雨が上がったのなら、
ピークを目指して登らないわけにはいかない。
傘を木立の枝にデポして藪に入った。
みるみる身体が濡れる。
間もなく明瞭なピークに達したが、
三角点ピークはもう一つ先だ。
一旦わずかに下って登り返した。
そこに四等三角点「安斎の沢」。
1年ぶりのピークかな?
再び藪漕ぎで林道に下る。
するとそこにピンテが付けられていた。
四等三角点だが、
登る人がいることにちょっとした意外感!
すっかり雨が上がって気持ちの良い林道を、
のんびり歩いて駐車地へ。
その時点でまだ午前10時だったが、
もう一座という気力もなく、
そのまま帰途に着き、
自宅でゆっくり過ごした。