北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2022.9.29 『古潭奥』(161m) ふくろう湖から望来ダムへ林道歩き
今週は火~水曜日の二日間出勤で、
木曜日から5連休。
来週も火~水曜日の二日間出勤となる。
昨日は長い林道を歩き、
気になっていた三角点ピークを目指した。
「望来ダム」の奥に、
「古潭奥」と言う三等三角点がある。
標高161mの小山だが、
そこに行くまでが、
どこから入っても長い歩行を強いられる。
そんな三角点に、
思い切って行ってみた。
ルートは当別町の「ふくろう湖」から、
「当望林道」にのって歩き、
自治体の境界線を越えて、
石狩市望来側に下り、
「望来ダム」のダム湖東側を登り返してピークに立つ。
全てが林道歩きだ。
そして歩行距離は片道7kmとみた。
昨日の朝「ふくろう湖」の、
「望郷橋」から湖岸林道に入った。
これを1.3kmほど走ると、
左手に「当望林道」の入口が現れる。
そのすぐ前には広い駐車スペースがある。
秋が深まると紅葉が美しいところだが、
まだほんの少し色がつきだした程度だ。
8時ちょうど、
ゲートを越えて林道に入った。
ゲートには狩猟期間開始を知らせる貼り紙があった。
今年もそんな時期になったんだなあ。
ハンターには要注意だ。
また、ゲートは閉じられているものの、
施錠はされていないので、
自己責任で車を進入させることはできる。
「当望林道」を歩くのは、
昨秋Hiromiと「東望来山」(三等三角点・269m)に登って以来、
約1年ぶりになる。
ただ今夏途中の「川崎」(四等三角点・170m)までは行っている。
林道は蛇行を繰り返して、
徐々に高度を上げて行く。
この日は天気予報が言うほど、
天気がいいわけじゃなく、
どんよりとした曇り空で暗い。
時折その暗さが鬱陶しくてサングラスを外す。
9時ちょうど、
Co210で当別町と石狩市の境界線上に達した。
ここは峠のようなところで、
分岐から「南部の沢林道」を、
下って行くことになる。
そしてこの「南部の沢林道」を歩くのは、
今回が初めてとなる。
昨年この分岐をそのまま「当望林道」上を進み、
「八木ノ沢」(四等三角点・208m)まで行ったことを思い出す。
峠からは望来側に下る一方だ。
どんどん下って行くが、
周りの景色が当別側とはまるで違い、
どうも面白みがない。
見るものがなく、
ただただ暗い感じがする。
峠からは素晴らしい眺めだったのだが、
それさえも低いガスに包まれて、
本来の感動はなかった。
「南部の沢林道」を下りきると、
「バンの沢川」を越える。
この「バンの沢川」は、
そのすぐ下流で「望来ダム」の、
湖に吸収される。
そしてここからまた登り返す。
車なぞ全く通らない林道は、
どこまでも続いて行く。
そしてここまで崩壊や決壊した箇所が全くなかった。
150で林道を離れて作業道に入った。
ここから藪の尾根に取り付くつもりだったが、
その尾根に沿って作業道が付けられていた。
この作業道を利用し、
最後はわずかな藪漕ぎで、
10時30分、三等三角点「古潭奥」。
「古潭」とは望来にある地名だ。
三等ではあるが、
こんなところに来る者なぞいるはずもなく、
人が入った痕跡はない。
今日も笹を刈って標石周囲をきれいにした。
「南部の沢林道」の更に先には、
「望来峰」(三等三角点・260m)があるが、
それはまた次回にとっておこう。
復路は一旦「バンの沢川」まで下り、
峠に向かって約3kmの登り返しだ。
これが汗をかかされる。
見るものがない中で、
航空自衛隊のレーダー基地がある、
『阿蘇岩山』にはついカメラを向けてしまう。
あとは止まることなく歩き、
11時55分、再び「峠」。
ここでいつもの簡単な昼食とした。
晴れていれば望来方面や、
逆の樺戸山地の風景が美しいところだ。
昼食後はもうほとんど登り返しのない「当望林道を」、
ただ淡々と下った。
紅葉が進んでいれば、
飽きることのない林道なんだけどねえ。
13時ちょうど、駐車地。
ちょうど5時間の行程だった。
また新たな林道を歩けたことに、
十分納得して帰途に着いた。