北海道の山野でとことん遊ぶ!!
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2022.9.10 『幌内』(310m) 広い伐採地からピークへ
この週末はHiromiが忙しく、
仕事を家に持ち帰って続ける状態だったので、
一泊で出かける予定を中止し、
日帰り山行に切り替えた。
そして近場の山に登って、
帰宅してまた仕事をすることに。
土曜日の朝Hiromiを迎えに行き、
三笠市に向かった。
この日は三笠市幌内地区から、
三等三角点「幌内」に登ることにした。
この山には一昨年Hiromiと登っているが、
その時は林道を詰めて、
適当なところから藪に入ってピークに立った。
ところが今年7月に私が単独で、
同ルートから登ってみると、
ピークのすぐ西側に伐採地が広がっており、
下降にこの伐採地を利用すると、
大変楽に下ることができた。
それで今回はその伐採地を利用して登ることにした。
幌内地区の最奥に林道入口があり、
チェーンゲートが設置されている。
ゲート脇には入林ボックスがあるので、
入林届に記名した。
すると前回ここを訪れたのが、
7月1日の記載で私の名前だった。
ただ、こういうものに、
正直に記載して入林する者は少ない。
山菜採りの連中なぞ、
記載者は皆無だろう。
歩き出すと地面にクルミが、
コロコロとたくさん落ちていた。
子供のころこのクルミの外皮を取るのに、
手を真っ黒に染めたことを思い出す。
林道は大きく蛇行しながら、
徐々に高度を上げていく。
はじめは樹林の中を行くが、
190まで高度が上がると、
伐採地の風景が広がり、
明るい林道歩きとなる。
そしてこの日も快晴だ。
二日連続で快晴というのも珍しい。
240で林道を離れて伐採地に入った。
雑草がはびこって足元が見えない。
足元には刈り払われた枝が散乱しており、
ひじょうに不安定だ。
草をかき分けながら、
ゆっくりゆっくり登って行く。
すると背後には幌内地区の風景や、
遠く樺戸山地の山並みが広がって行く。
いい景色じゃないか!
伐採地を登りきると、
わずかな藪漕ぎで、
三等三角点「幌内」。
このピークには、
例の黄色い私製標識がある。
こういうものを嫌う人もいるが、
私としては無いよりましだと思っている。
下山も伐採地を慎重に下った。
後ろでバキッという音がするので、
振り向いてみると、
Hiromiが尻もちをついている。
歩きにくい伐採地をゆっくり下って林道へ。
ホッとする瞬間だ。
その後は緩やかな斜度のある林道を、
快適に下って行く。
そして1ヶ所ショートカットをして、
結構な距離を稼いで下部林道に下った。
ゲートまで戻って、
入林届に下山時刻を記入。
駐車地まで歩く間にまたたくさんのクルミだ。
それを目にしたHiromiが、
「これ梅じゃないの?」。
梅のわけねえべ!
どこまでもとぼけたやつだ。
この後すぐ近くの「ボタ山」に登ったのだが、
そこから「幌内」の全容が見えていた。