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2022.12.2 『南高山』(242m)  凍てついた林道から藪へ

 

 金曜日の「郡界」下山後、

同駐車地から「クオーベツ林道」に入り、

『於兎牛山』に登ろうと思ったのだが、

木材運搬の大型トラックが往来していたので中止。

直近の「南高山」に登ることにした。

栗山町円山で農道に入り畑脇に駐車。

徒歩で「板江別林道」を歩き出した。

 数度登っている「南高山」に、

最後に登ったのは昨年のいつだったか?

栗山町南端の「三角山」から縦走したものだった。

この「板江別林道」を利用して登るのは、

2年ぶりになるか・・・

 「板江別林道」は廃道状態で、

ずいぶん荒れている。

エゾシカの防護柵扉を越えてしばらく行くと、

林道ゲートが現れ、

扉には太い鎖が巻かれ、

二重にカギがかけられていた。

そんなに車両を拒まなくても林道が荒れすぎて、

そこまで誰も侵入できないっちゅうの!

 この日の朝-7℃だった気温が、

正午近くになったこの時点でも、

まだ-2℃だったので、

路面にできた水たまりが氷ったままだし、

凹凸が固まって、

スパイク長靴の薄いソールを突き上げて、

ひじょうに歩きにくい。

 歩いていると雪が降り出した。

雪雲が南下してきたようだ。

この山行を早く終えてしまおうと、

先を急ぐが歩きにくい。

 駐車地から1kmちょっと歩くと、

右手に古い作業道跡が現れるので、

これを利用して尾根に取り付く。

荒れた作業道は笹に覆われて、

作業道以外のところを歩いても、

何も変わらない状況だ。

間もなく不明瞭な作業道を離れて、

尾根筋に沿って登って行く。

そして登りきると、

目指すピークが目の前だ。

この時点で上空の雪雲が去り、

青空が広がった。

木々の葉が落ちて、

木の間越しに西側の田園地帯が見える。

藪をひと漕ぎして、

四等三角点「南高山」

西側の斜面は切れ落ちたように斜度がきつい。

ここで簡単な昼食を摂り、

下山を開始。

 尾根筋を忠実に下って林道へ。

「イタイベツ川」に沿う固い林道を歩く。

今回は距離が短くてよかった。

長い距離だとこの路面は、

やはり登山靴でなきゃ歩きにくい。

 またゲートを越えて荒れた林道を歩き、

駐車地へ。

寒い日だったが、

途中のコンビニでアイスを3個買い、

食べながら帰途に着いた。

 

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