北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2022.12.10 『奥門別山』(337m) 広い沢地形から尾根筋へ
この週末はHiromiと別行動なので、
金曜日の朝二泊の予定で自宅を出た。
そして金曜日にコズを「支安平奥」に案内した後、
安平町追分の「ぬくもりの湯」で汗を流し、
そのまま平取町から「義経峠」を越えて、
門別町まで走った。
しかし車中泊地が定まらず、
更に走って新冠町新和の牧草地に良い場所を見つけた。
ただこの夜は車中泊に失敗!
夜中に目覚めて眠れなくなってしまった。
そして快晴の中で起きだすと、
ひどい寝不足感で吐き気までした。
こんなことは珍しい。
道々80号線を戻り、
三和から峠を越えてすぐ、
左の林道に入った。
これは「ホロカンナイ林道」と呼ぶようだ。
この林道を1km弱走るとゲートが現れ、
「林道工事のため入林禁止」と書かれていた。
予定ではこの林道を更に1kmほど先に進んで、
尾根の末端に取り付くことにしていた。
しかし施錠されたゲートには、
車両の進入どころか、
入林そのものを拒む旨記されていたので、
林道を利用することは止め、
ゲートの右手に広がる沢地形を利用して、
尾根に取り付くことにした。
真新しい林道を少し歩き、
沢地形に下りた。
広い河原が奥へと伸びている。
その中を500mほど歩くと、
正面に突き出た尾根の末端が見えてきた。
斜度が手ごろなこの尾根に取り付いた。
そして少し登ると作業道が現れた。
それをまたぐ形で上へと進んで行く。
するとまた作業道が現れ、
それは前述の作業道の延長線だったようだ。
しばらくは快適な作業道を歩く。
しかし長くは続かず藪に消えた。
ただ藪と言っても背の低いミヤコ笹なので、
歩行は全く苦にならない。
辺りは広葉樹の密度が濃い。
そして松の若木の中を行く。
この若木の枝が細かくて、
けっこう進行の妨げとなる。
また時折目指す「奥門別山」であろうピークが見える。
ほぼ西向きだった尾根は、
300で北に伸びる尾根と交わった。
ここで北向きの尾根に乗り換えた。
この尾根も快適で歩くのが楽しい。
東には木の間越しに『リビラ山』(1,291m)から『貫気別山』(1,317m)の、
白い山並みが見えている。
途中「あれがピークかな?」、
と思った小ピークは偽で、
それを越えると目指すピークが見えた。
少々の急登を経て、
三等三角点「奥門別山」。
木々の葉が全て落ちた今、
遠くの風景が見えるのがいい。
なかでも平取町の『振内山』(740m)と、
『宿弗山』(867m)がよく見えた。
下山は同ルートを引き返す。
できることなら別の尾根を利用して林道に下りたいが、
林道工事の関係者とは会いたくない。
なにしろ「入林禁止」とのことなので。
起きた時から快晴だった空は、
どこまでも青く、
太陽光が燦々と降り注ぐ。
実に快適な中での下降を終えて河原へ。
そして駐車地へ。
この時点で11時を過ぎたところ。
さてもう一座!