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2022.12.25 『中小屋』(309m)  ふくろう湖を眺めながらの尾根歩き

 

 土曜日の夕方からまた降ると言われた雪は、

その後降り出すことはなく、

穏やかな日曜日を迎えた。

別に予報通りに降ってほしいわけじゃあないが、

降らないとわかっていたなら、

厚真町で未踏の三角点ピークを巡ったものを!

天気予報の精度の悪さは改善されることがない。

 日曜日は久しぶりに、

樺戸山地へ出かけてみることにした。

この冬雪が降り出してからは、

初めて向かう樺戸山地だ。

例年は積雪量が安定しない12月を避けて、

年が明けてから足を踏み入れるようにしている。

しかし今冬は既にずいぶん雪が降り続いた模様なので、

様子を見に出かけてみることにした。

 日曜日の朝Hiromiの車を我が家に置き、

当別町の「当別ダム」を目指して出発した。

そしてまず江別市を抜けて田園地帯を走ると、

どうも雪が少ない。

ちょっと心配になりつつ、

更に走って当別町に入ると、

やはり豪雪地帯!

車道脇の雪が走るほどに高くなっていった。

 この日も確実に駐車できるところへ。

当別町で「当別ダム」手前に、

「緑ヶ丘葬苑」の入口がある。

これに入って葬苑の駐車場に、

車をとめさせていただいた。

 「中小屋」は手軽に登れる山として、

積雪期以外は東側の国道275号線から、

「中小屋墓地」に入り、

墓地を起点に登っている。

しかし積雪期となると、

「中小屋墓地」へは入れず、

国道沿いに駐車スペースもない。

従って西側の「当別ダム」付近より、

尾根を伝って登るしかない。

今年の年明けに単独でこのルートを登ったが、

天気がいまいちだったことに加え、

今回はHiromiが初めてということで、

この日このルートを案内することにした。

 9時30分、駐車場をスタート。

このところの暖気で、

雪面がカリカリ状態だが、

体重の軽いHiromiはスタスタ行くものの、

私は表面をズボッ、ズボッと踏み抜き、

ひじょうに歩きにくい。

それでも樹林帯を抜け、

一旦林道に出て歩くと、

雪質が変化して幾分歩きやすくなった。

林道歩きは長く続かず、

やがて林道を離れて尾根筋を進む。

広めで快適だった尾根は細尾根に変わる。

しかし樹木の密度が薄いので、

細尾根も問題なく登って行く。

また、アップダウンがけっこう激しいので、

この年寄りにはなかなかのアルバイトだ。

そして高度を上げるほどに、

樹間から「ふくろう湖」が見えるようになる。

なかなかいい眺めだ。

 おおよそ東に向かう尾根筋は、

「中小屋」の手前で林道に合流する。

無積雪期に歩いている林道だ。

林道を200mほど歩いて針葉樹林に入った。

これを登って行くと、

突然前方の視界が開け、

空知平野の広々とした風景が目に飛び込んでくる。

そこでHiromiが言った、

「分監山みたい!」

そうだ、『分監山』からも同じ空知平野を見下ろせる。

そして11時10分、三等三角点「中小屋」

このピークは積雪期の方が、

はるから見晴らしがいい。

素晴らしい風景を眺めながら昼食とした。

 下山は同ルートを引き返す。

すると今度は「当別ダム」方向に向かって、

青空が広がりだした尾根筋を下って行くので、

「ふくろう湖」を眺めながらの歩行となる。

前回は天候が良くなかったので気付かなかったが、

ずいぶん「ふくろう湖」が近い距離で眺められることに驚いた。

また、ロケーションの良いところでは、

純白の『神居尻山』~『ピンネシリ山』~『隈根尻山』、

の山並みが美しい。

それも青空の面積が広がったからだ。

やはり青空と太陽光があると、

風景の美しさが全然違う。

 美しい風景を楽しみながら下り、

12時30分、駐車地。

この後戻って早い時間から「反省会」とした。

一ケ月ぶりの「反省会」だ。

 

 

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