北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2022.12.30 『御園山』(284m) 今年もお世話になりました
私の山行は毎年12月30日で終わる。
現在中学1年生の孫が生まれる前は、
大晦日も元旦も関係なく、
ひとり山旅に出かけていた。
しかし孫が生まれてからは、
大晦日に必ずやってくるので、
31~1日は家にいるようになった。
そしてここ10年近くは、
Hiromiと30日に最後の山に出かけ、
締めくくることを続けてきた。
昨日の朝は20cmほどの新たな降雪があったので、
朝除雪をしてHiromiを迎えに行った。
先日も申し上げたが、
私が住む江別市は除雪の状況が悪く、
なかなか除雪車が出動しない。
従ってこの朝も積もったまま道路に放置された雪を、
蹴散らすように車を走らせた。
このとき既にガタガタになった路面もあった。
それに引き換え、
この日南幌町から長沼町、由仁町、栗山町へと車を走らせたが、
どこもきれいに除雪されていた。
どうも江別市の対応が納得できない。
今年最後の山は、
Hiromiのところから近い「御園山」に決めた。
前夜雪が降り出したときに、
「御園山」の雪が降り積もった、
針葉樹の風景を見たくなった。
晴れてくれれば素晴らしいだろう、
との願いを込めて!
そしてその願いは叶った。
栗山町南角田から「不動の沢林道」に入るころ、
どんよりと曇っていた空に、
青空が顔を出し始めた。
「これはいけるぞ!」、
と期待が膨らむ。
林道には20cmほどの新たな降雪があり、
それがなければまだツボ足で歩けた。
昨年の12月28日、
単独でここに入った時には、
深雪に腰まで埋まって身動きがとれなくなり、
途中でリタイアしたことを思い出す。
スタートして1.5kmほどで、
林道を離れて藪に入った。
まだ積雪が少ないので、
笹や他の雑草が立ったままだ。
ただ、藪とは言っても、
古い作業道の跡が残っているので、
それにのって進む。
そしてトドマツの林を抜けると、
おおーっ!!
樹氷が輝いているじゃないか!
これが見たかったのよねえ~
先をラッセルして進むHiromiに声をかける。
「いつでも交代するぞ!」。
するとそのたびに、
「まだ大丈夫!」と返ってくる。
これはこのジジをいたわってのガンバリか?
あるいは自らの肉体を鍛えたいだけか?
まあ、それはトーゼン後者だろう。
美しい樹氷の林を抜けて尾根上に上がる。
ここからは尾根をつないでピークに向かう。
このルートはHiromiも歩いているのだが、
まるで初めて経験するように言う。
「ここはなかなか面白いルートだねえ」。
何度登っても新鮮な気持ちで登れていいねえ。
そして小さなアップダウンを越えて、
四等三角点「御園山」。
今年何度目かの、
我が原風景の中のピークだ。
下山は美しい樹氷の林を下らず、
尾根筋を西進してゴルフ場に下った。
ゴルフ場の広い風景もまたいい。
そしてHiromiは相変わらずラッセルを譲らない。
正直頼りになるわぁ。
この下山では色々なことが頭を巡り、
ひとり回顧にふける。
今年の山行は220回。
そのうちHiromiとともに登った回数が、
ちょうど100回だ。
また、新たなピークに立ったのが51座。
実に楽しい1年だったねえ。
最後の山行を締めくくるのに、
誠にふさわしい風景を眺めながら林道に下り、
駐車地に戻った。
そして今年も楽しませていただいた山々に感謝!
また、当ブログにお付き合いいただいた方々に感謝申し上げます。
最後に1年怪我をすることなくともに楽しめた相棒に感謝!
1年の締めはやはりいつものところで「反省会」。
来年は1月2日から活動を始めます。
天候がよければ3泊4日の山旅でスタートする予定です。
その場合はブログの更新が5日になりますので、
宜しくお願いいたします。
みなさん良いお年をお迎えください。