何が大切か

2009-07-23 16:40:57 | 日記
先日、とある学習塾の授業の様子を見る機会がありました。

そこの塾長はかなりのプライドを持って自塾を「受験指導塾」というくくりで捉えるよう、陰に陽にそれを周囲に強要していました。

はじめはそれを微笑ましく感じていたのですが、次第にそれが鼻に付き出しました。

物事にはなんにせよ自然な流れや方向性というものがあって、それが自然であればあるほど、物事は順調に運んでいくものです。

でも、こうして無理であることが周囲に痛々しく伝わるほど突っ張ってみても、そこに少しでも無理な部分があるなら、むしろそのことが自然に歪みとなって現れていくものだと思います。

肝心なことは、学習塾の体面やプライドよりも、今目の前にいる生徒やその保護者の利益を如何に確保し追求していくかであり、それを実践し続けるための場としての塾の存立を確かなものにしていく努力を怠らないことであると思います。

理想は大切ですが、そればかりに執着していると、他にも沢山ある大切なものの存在が見えなくなってしまうのではないか、そんな風に感じました。



●ACSアカデミー 保土ヶ谷天王町校 045-461-9674

●  〃     藤沢校     0466-47-8349
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