この時期、学校で行われる三者面談では、前期の成績表に関する評価(AやBといったもの)について、一通りの説明がなされることが少なくありません。
そして、その面談の後で行う塾での面談では、その話を受けて、その評価が何を意味しているのか、そこから何を汲み取って、何をすることが今後のために役立つかを話し合います。
学校の面談の前に塾での面談を希望される方も少なくありません。
その場合は、そこで準備した内容を携えて学校の面談に臨み、そこで遺漏のない面談を実現することにつなげています。
それはともかく、前者の場合、そもそもそれらの評価について、それを書いた学校の先生が何を伝えたいのかを押さえておかなくてはなりません。
言い方を変えれば、その先生から見て、その生徒の何を評価し、何を評価していないかを汲み取ることを、まずもってその生徒と保護者の方自身が理解しておくことです。
例えば「意欲・関心・態度」という評価項目がBであった場合、その項目が具体的に何を指すのか、直近のテスト問題であれば問題番号の何番がそれに該当するのかを知らなければ対策の練りようがありません。
まあ、しかしそうは言っても、なかなかこれを適格に掴むことは難しいでしょうから、それを塾での面談で細かく解析するのですが、いずれにしても、こうしたプロセスをしっかり踏んで先に進むことが肝要であって、それ抜きに進んでも、問題の所在が分からないままでは、正しく進むべきコースも分からないのではないでしょうか。
この時期行っている面談は、そうした意味合いを持っております。