受験も学年末試験も一通り終わり、今は一年で最も静かな時期のように感じます。
実際は、新年度の準備やら何やらで忙しいのですが、それでも一つの何かが区切りをつけたというのは事実で、その感覚がちょっと寂しい気もします。
今日は、受験生の一人が先日言った一言を書いてみます。
中学3年になってから入会してきた彼女。
決して早いとはいえませんし、その時点での学習到達度と志望校のレベルとの距離が少なからずありましたので、受験勉強の日々は結構大変でした。
でも、結果はといえば、見事に第一志望校に合格。
彼女の一言は、まだ試験が始まる前、塾での勉強が終わって帰宅する際に、その友達に向かって言われた言葉でした。
さりげなく、ぽろっと口から飛び出したといった幹事のその言葉とは…
「私、いままでなんとなくだらだらと生きてきたけど、1年間こんなに頑張って勉強してきて思ったの。これからは、この一年そうだったように、1日1日大切に暮らしていこうって」
子供とばかり思っていた15歳の女の子の、とても重みのある言葉のように、私には感じられました。