夏休み中の宿題について

2015-08-02 11:39:48 | 学習塾・勉強の仕方

今行っている最中の夏期講習の中では、学校から出された夏休みの宿題に題材を求めた勉強を並行しています。

これは、一歩間違えると宿題の手伝いになってしまうので、そのあたりの境界は慎重に保ちながら進めますが、でも考えるまでもなく、これを出す学校側の意図も、やっつけ仕事で生徒がこれを処理することを目的としているのではなく、これを材料に学習効果を上げることにポイントを置いているはずですので、塾で私たちがやっていることは、充分その趣旨に沿っていると思っています。

そういう目で改めてそれらの課題を見てみますと、学校側の熟慮といいますか、よく練ったであろう出し方がよくわかります。

例えば

物事の調べ方~資料の何をどう使うか、或いは使わないかなどを生徒自身に考えさせ、工夫させる

●まとめ方~形式や様式、または用紙自体の規格に至るまで指示することで結果を外部に伝える技術の基本を学ばせる

 

などなど、普段の学校の授業ではなかなか出来にくい分野まで立ち入って学習させる細かな配慮のいくつかが、これらをやることで浮かび上がってくるようです。

勉強というと、とかく目先のテストで良い点を取ることにどうしても目がいってしまいがちですが、40日というまとまった期間を有効活用することで、それから少し離れた視点で、もっと厚みを持った学習をすること、その方策を示し、与えることは充分理にかなっていると言えます。

塾の夏期講習では、ともするとやはり目先の点数ゲットのための勉強に特化しがちですが、こうした夏ならではの学習課題に沿ったやり方を一部副えるだけで随分とそれ自体に厚みを持たせられると思います。


 

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