夏草や つわものどもが 夢の跡
言わずと知れた芭蕉の句ですね、
奥の細道 奥州平泉の地に立った芭蕉が、400年前に藤原泰衡の兵に討たれた悲運の将、源義経のわずかばかりの兵たちの戦いを偲んで詠んだ句といわれています。
私もこの地に立ってみたことがあります。
中尊寺の丘から見た束稲山、衣川のゆったりと蛇行した流れ、高館の義経堂、などなど
感慨に浸りました…
今も感慨に浸っています。
ついこの前まで必死に追い込み勉強をしていた受験生たちの顔が、教室のあちこちに浮かびます。
やっているときは辛かったれど、こうして終わってしまうとどこか一抹の寂しさも感じます。
もうすぐ卒業式。
この季節、実はあんまり好きではありません。