中学生であれば、、通常遅くも2年から通塾させて受験に備えた内申確保に向けてスタートするというのが一般的のように思いますが、ACSアカデミーでは例年小学1年生から通塾をはじめるお子さんも何人かおられます。
もう10何年もまえも、そうして1年生から通塾を始めて結局大学入試まで9年間も通ってくださった例もあります。
今年もまた1年生から塾に通わせてくださる方が何組かあります。
そこには様々な理由がありますが、多くがとにかく勉強の習慣を付けさせること、これに尽きます。
特に国語。
若いお父さんお母さんで「国語力が大切」とお気づきになって早い時期からそうした手を打つというのは、きわめて有益です。
いまどきの子供は押しなべて本を詠みません。
読まないから言葉を他人が言葉を使って何を伝えようとしているのかがわからないし、反対に、自分が伝えたいことを適切な言葉を駆使して伝えられない。
そういう状態で数年を過してしまった後は、かなりの率、一生を言葉に不自由して(本人はそれをも理解できないことが多い)暮らしてしまいます。
俗に「知らないことは存在しない」といいます。
「自分には知らないことなどないのだ」という不遜な意味では勿論ありません。
知っていれば人生に彩を与えてくれる様々なことも、それを知らないばかりに、そこにはあたかも何もない荒野が広がっている、という意味です。
国語力を早い段階から鍛えることは、一般に思われているよりもはるかに有益なことです。