学習塾で勉強する目的は昔から同じです。
「勉強ができるようになりたい」という希望を叶えるための場所。
もっと具体的にいえば、「テストでよい点を取る」「成績を上げる」「志望校に合格する」などなど。
これらをさらに具体化すると、「今の点数・成績よりも上を目指す」という相対的なものや、それとは異なり「常に学年で10位内に入る」といった絶対的な目標などに分かれもします。
また、そういう目標に対して、勉強をするこの現時点の学力がどのあたりにあるかをしっかりと見極めることが大変に重要です。
併せて、その子にどのくらいの忍耐力や継続力があるのかも見極めなければなりません。
10分も机に向かえないという子に一日120分必要な宿題を課してもうまくいきません。
反対に、意欲に満ちた子に満足感を得られないようなおざなりの指導をするのも時間の浪費です。
こうして書いていくと、私たちは生徒の数だけ指導のスタイルを組み立てて臨まなければならないというところに常に行き着きます。