アフガン・イラク・北朝鮮と日本

黙って野垂れ死ぬな やられたらやり返せ 万国のプレカリアート団結せよ!

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直近2週間の夕食献立

2023年10月15日 09時05分13秒 | なにわB級グルメ探訪

夕食の写真を毎日撮っていたら結構な分量になったのでブログに載せる事にしました。「もっとこんな献立にしたら良いよ」という意見があればコメント欄に書いて下さい。

 

10月1日(日)秋鮭・季節の天ぷら・火薬ご飯弁当(惣菜)、オクラとしめじ・乾燥揚げの味噌汁。この日は帰りが遅くなったので近くのファミレスで弁当を買って来て、部屋では味噌汁だけ作って食べた。

 

10月2日(月)ベーコンとシメジの炒め物、冷奴。冷蔵庫の在庫を処分。ご飯はいつものマルエーのパックご飯。サトウのご飯みたいなカルキ臭もなく、電子レンジでチンするだけでご飯が炊けるので重宝している。

 

左:10月3日(火)玉子焼きと鶏唐揚げ(惣菜)、胡瓜、オクラとしめじ・乾燥揚げの味噌汁。近くのスーパーで売っていた惣菜が美味しそうだったので、その魅力に負けて夕食のおかずに購入。胡瓜とワカメの酢の物と、オクラとシメジ・乾燥揚げの味噌汁のみ部屋で作った。

右:10月4日(水)鯖味噌煮缶、ほうれん草の胡麻和え、オクラとしめじ・乾燥揚げの味噌汁。いつも炒め物中心、肉類中心のおかずなので、この日は魚(と言っても鯖缶だがw)とほうれん草の胡麻和えで和風仕立てのおかずにしてみた。ほうれん草を鯖味噌煮缶の出汁に漬けて食べると美味しかった。

 

10月5日(木)豚肉とインゲン・玉葱の炒め物、冷奴、オクラとしめじ・乾燥揚げの味噌汁。この炒め物も冷蔵庫の在庫処分。最初はこの具をパスタにかけて食べようと思ったが、夕食なのでご飯のおかずにする事にした。

 

10月6日(金)前日と同じ。

 

10月7日(土)コロッケ(惣菜)、玉子焼き、冷奴、胡瓜。塩蔵ワカメがまだ残っていたので、いつものように胡瓜と和えて酢の物にしようとしたが、一口コンロのミニキッチンで調理するのに、いちいちワカメを塩出しして、水に浸けてふやかさなければならないのがもう面倒になって、簡単に胡瓜だけ包丁で切ってサラダ代わりに。

 

10月8日(日)鯖味噌煮缶とオクラの和え物、パックおでん(惣菜)、胡瓜とワカメの酢の物。涼しくなって来たのを機に、ずっと前に買って冷蔵庫にストックしておいたパックのおでんを放出。フライパンに水を入れてパックおでんを湯煎。そのお湯でオクラも茹でて、鯖味噌煮缶に入れて食べた。オクラのネバネバ味噌汁の応用で、鯖味噌煮缶にも合うと思って入れたら正解だった。

 

10月9日(月)ベーコンとインゲン、エリンギの炒め物、冷奴、おにぎらず(塩付海苔)、オクラとしめじ・乾燥揚げの味噌汁。「ニコニコのり」の「おにぎらず」を買って来て、料理ばさみで手頃な大きさに裁断して、炒め物の具材をご飯に箸で巻いて食べようとしたが、上手く巻けなかった。やっぱり横着せずにラップで巻くべきだった。

 

10月10日(火)焼サンマ、野菜かき揚げ天(惣菜)、ほうれん草の胡麻和え、胡瓜とワカメの酢の物。この日は奮発してサンマを買った。

 

10月11日(水)赤ウインナーと玉葱・ピーマンの炒め物、胡瓜とワカメの酢の物、オクラとしめじ・乾燥揚げの味噌汁。ウインナーの赤とピーマンの緑、玉葱の白が映えて食欲がそそる。

 

10月12日(木)赤ウインナーと玉葱・ピーマンの炒め物、玉子焼き、オクラとしめじ・乾燥揚げの味噌汁。少しおかずが多過ぎたようだ。

 

10月13日(金)野菜かき揚げ天ぷら(惣菜)、焼きナス、冷奴、胡瓜、オクラとしめじ・乾燥揚げの味噌汁。焼きナスはフライパンの上にアルミホイルを載せて、その上に載せて焼いた。

 

10月14日(土)野菜かき揚げ天丼、冷奴。麵つゆを処分する為に、以前作った親子丼が旨かったので、同じ要領で、昨日買って来た野菜かき揚げ天ぷらをご飯の上に載せて、今日はかき揚げ丼を作ろうとした。しかし、同じ分量のコップ1杯半の水と2倍濃縮の麺つゆ大匙3杯半で出汁を作ったにも関わらず、今日は「つゆだく」になってしまった。その為に、いつもの味噌汁は取りやめて、冷奴だけの副菜にした。

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魚は缶詰、野菜は味噌汁で取れば良い

2023年09月15日 20時26分31秒 | なにわB級グルメ探訪
昨夜の夕食。いつも安い肉系のおかずばっかりだったので今日は魚系のおかずに。私は肉より魚の方が好きなのですが、魚は割高なので、ついつい肉系の、しかもキッチンには冷凍室も野菜室もない小さな冷蔵庫しかないので、どうしてもハム・ソーセージや餃子などの加工肉中心のおかずになりがちです。
 
それではいけないと思い、今日はストックに買いだめしていた鯖水煮缶を開け、大根おろしをかけて食べる事にしました。副菜は、前日と同じオクラとブナシメジの味噌汁に、大根おろしの切れ端を入れて。
 
味噌汁には他に乾燥揚げと天かすを入れます。これを入れる事で、オクラのネバネバと天かすの油が相乗効果を発揮して、より円やかな味になります。今まで、味噌汁に天かすなんて入れるのは邪道だと思っていましたが、それが間違いである事が分かりました。
 
そして、鯖缶と味噌汁のどちらにも大阪府産の薬味葱を掛けました。地元産の葱なのでナショナルブランドの葱より2日日持ちがします。それに加え、今日は久しぶりに納豆をご飯に掛けました。わさび風味の納豆です。山葵の風味がきいて非常に美味しかったです。
 
今日は、普段は滅多に目にしないほうれん草の少量パックも売っていたので、トマ玉炒め用のトマトと一緒に買って来ました。だが、冷蔵庫には野菜室がないので、野菜の痛みが早いのが玉に瑕(きず)。その為に、今までも野菜は濡れ新聞紙に包んで保存する等、それなりの工夫はして来ました。その中で、もっと良い方法を思い付きました。
 
ワンドアタイプの古い冷蔵庫なので製氷室から水滴がしたたり落ちて来ます。その水滴を利用する事にしました。霜取り用のウレタンシートを製氷室の下に敷き、その上にほうれん草とトマトを置く事にしました。即席の野菜室の完成です。使うのはウレタンシートなので、ほうれん草を包む新聞紙を替える手間が省けます。
 
玉葱・馬鈴薯も、スーパーで買った時のビニール袋に入れたままでは、痛みが早くなるので、袋から出して、床に置いた三角コーナーに入れて保存します。網目の三角コーナーだから風通しが良く、玉葱等の痛みも大分防ぐ事が出来ます。三角コーナーに入れているので、床に直置きした時の様に、玉葱等がキッチン横の三和土(たたき=玄関先)に転がり落ちる事もありません。
 
栄養は缶詰と味噌汁から摂るようにしています。どちらも保存がきくし、調理も簡単なので、魚系のおかずは大抵これで調達します。これは知人のアドバイスと料理本の記述を参考にしました。
 
ついでに久しぶりに冷蔵庫の棚卸しをしました。やはりたまには棚卸しも必要です。棚卸しして初めて、前日に使った胡瓜がまだ余っていた事と、まだ日持ちすると思っていた塩蔵ワカメの賞味期限がとっくに切れていた事に気が付きました。
 
この二つは最優先で処理しなければなりません。当初は、胡瓜は翌朝の朝食のパンに挟んで食べて、ワカメは夕食の味噌汁に入れようと思っていました。でも、料理本を見たら、胡瓜とワカメの酢の物のレシピが載っていました。レシピには「三杯酢で作る」とありましたが、もう面倒なので、ポン酢で作る事にします。
 
で、今日は卵焼きと冷奴、胡瓜とワカメの酢の物、大根と揚げの味噌汁。酢の物は三杯酢で作るとレシピにあったが、ポン酢でも十分美味しかった。(最初は間違えて麺つゆを掛けてしまったので掛け直すアクシデントもw)
卵焼きも味醂を入れて円やかな仕上がりに。これからは酢の物のおかずも作るようにしよう。
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値段はケチっても栄養までケチってはいけない

2023年07月19日 16時37分25秒 | なにわB級グルメ探訪
 
昨日7月18日に放送された「NHKクローズアップ現代」を身に摘まされる思いで観ました。物価高騰の中で食費を節約し過ぎて栄養失調になる人が増加。腹持ちが良いからと脂質や炭水化物の多い食べ物ばかり食べていると糖尿病や虚弱体質になると。私も栄養バランスに気を配っていたつもりでしたが、写真の10の食品群(※)を満遍なく取れているかと問われたら…。
 
※10の食品群→「さあ、にぎやか(に)いただく」と覚えるのだそうです。
 さ=魚、あ=油、に=肉、ぎ=牛乳・乳製品、や=野菜、か=海藻、い=芋、た=卵、だ=大豆、く=果物
 
魚は最近ほとんど食べていません。せいぜい、さんまの味醂干しか、カツオのたたきぐらいで。鯖缶のストックはありますが、これはあくまで非常用です。肉も豚肉か加工肉。牛乳は皆無。野菜は言わずもがな。海藻は最近ようやく取り始めました。芋は馬鈴薯を摂取。卵・大豆はまず大丈夫。但し味噌汁ばかりだと塩分取り過ぎるので要注意。果物…そんな物買う位なら晩飯のオカズを買うわい。今やフルーツなんて資産家階級の贅沢品じゃないか!
 
 
番組紹介の節約&お手軽レシピも見ましたが、単に値段だけがネックじゃないのです。例えば肉みそ麻婆豆腐(※)も、割高な麻婆豆腐の素や豆板醤を使わなくても作れる点は確かに魅力的ですが、一人暮らしの身では片栗粉や薄力粉を買っても余らせるだけです。それらも買わずに済むレシピをもっと公開してほしいです。
 
※肉みそ麻婆豆腐のレシピ(抜粋)
 材料(1人前)
 肉みそ(豚ひき肉60g、みそ小さじ1、焼き肉のたれ市販品大さじ1、水大さじ1、片栗粉小さじ1)
 木綿豆腐1/2丁、にら1本
 
 作り方
 ①肉みそを作る(作り方の詳細はこちら
 ②木綿豆腐をサイコロ状に切る。耐熱の皿に入れ、細かめに切ったら、肉みそと混ぜる
 ③ふんわりとラップをして電子レンジ(600W)で1分30秒間加熱し、混ぜる 
 
勿論、私自身も出来る限りの事はしています。栄養失調にならないように自分なりに気をつけています。決して物価高や自民党の悪政に手をこまねいている訳ではありません。
 
 
公休日の今日もお昼はカレーにしました。自炊生活中心になると、買って来たものを腐らせる訳にはいかないので、外食はほとんどやらなくなりました。その中で、野菜の残り物を処分できる味噌汁をいつも重宝していますが、これも余り食べ過ぎると塩分の過剰摂取になってしまいます。でもカレーならその心配はありません。今日は以前社販で安く買ったボンカレーで済ませましたが、別にカレーのルウもちゃんと買って来ました。
 
そして三角コーナーをミニキッチンの隅に置いて玉葱・馬鈴薯の貯蔵庫にしました。玉葱・馬鈴薯は日持ちしますが、スーパーの袋に入れたままでは痛みやすくなります。だから風通しの良い三角コーナーに入れて台所の隅に置いておくのです。丸型のザルではなく三角コーナーなので嵩張りません。三角コーナーの中でも比較的網目が小さいものにしたので玉葱の皮が床にこぼれ落ちて飛散する心配もないでしょう。
 
ミンチカツも牛カレーシチュー用の代用品です。最近ではカレー用牛肉も高くなり簡単には買えなくなりました。安い豚肉で代用する手もありますが、賞味期限が短いので常に献立と睨めっこしなければなりません。でも使い切りの惣菜ならその煩わしさから解放されます。
 
以前買った豆苗もベランダで水耕栽培してサラダとして再利用。豆苗は安い上に数回使えるので重宝しています。敢えて言えば生野菜特有の青臭さがあるのが欠点ですが、それもシーチキンと和えてマヨネーズをかければ解消します。シーチキンは使い切りの少量パックを買いました。次も魚肉ソーセージと和える予定です。
 
後これだけは言っておきたいです。身近にあるもので利用できるものは何でも利用した方が良いです。地域の子ども食堂やフードバンクなんか、その最たるものです。もし、子ども食堂等が身近になくても、それに代わるものは探せばいくらでもあります。例えば会社の社員食堂や役所内の食堂などです。従業員は割安価格で栄養バランスのとれた食事が食べられるし、外部の人間でも、割引価格より少し高くなりますが、それでも市場価格よりはるかに安い値段で食事が出来ます。「政府が無能だから仕方ない」と諦めていたら、最後には皆、野垂れ死んでしまいます。値段はケチっても栄養までケチってはいけません。
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死海うどんの一週間

2023年07月08日 21時58分26秒 | なにわB級グルメ探訪
7月に入っても夏バテ防止メニューは続きます。とりあえず、この一週間のメニューを紹介します。
 

7月1日(土)の夕食は麻婆豆腐とハネ餃子。本当は麻婆茄子にするつもりだったが、野菜だけで豚肉は用意していなかった事に気付き急きょ変更。麻婆豆腐に入れる豆腐に相当するのが麻婆茄子の豚肉だが、私はこれを麻婆豆腐の様に既に商品パッケージに含まれていると早とちり。ハネ餃子ももっちりして美味しかった。

7月2日(日)の昼食はワカメうどん。ワカメも日持ちするので味噌汁の具に重宝する。パッケージ裏のレシピに「うどんにそのまま乗せれば良い」とあったので、塩抜きもせずそのまま乗せてしまった。お陰で、中東にある塩分濃度30%の死海の水で出汁を取ったみたいなうどんを食う羽目に。名付けて「死海うどん」w。

※後でワカメの栄養成分表示を確認したら、100グラム中38グラム余りも塩分が含まれている事が分かった。本当に死海並みの塩分濃度だった。人間一人一日に必要な塩分は約6グラムだから、その6倍強も摂取していた事が分かり驚愕…。
 
 
「死海うどん」は強烈だった。食べた直後から下痢が止まらなくなり治るまで約1時間。体内の浸透圧バランスが崩れたのかも。そこで当日の夕食に予定していた麻婆茄子を取り止め、よりマイルドな味噌炒めに変更。味噌と味醂と砂糖は入れたが塩は食卓塩で代用。残り汁はオクラと揚げを入れ味噌汁に。
 
「死海うどん」で使った蒲鉾の残りと、賞味期限の迫ったモズクも食卓に。但しワサビなしの蒲鉾だ。ワサビなんて刺身のオマケで事足りる。ワカメ自体も初めて買うので今日みたいなチョンボをしてしまったのだ。肉より魚の方が健康に良いし、私も後者の方が好きなのだが。魚は肉より値段が高く手が出ない。
 
 
7月4日(火)。日持ちするカット葱を発見。今まで手間要らずのカット葱を重宝していたが、日持ちしないのが欠点だった。スーパーで買った時点でもう翌日が消費期限。だけど一人暮らしなので最小サイズの葱でも使い切るのに数日掛かる。味噌汁と冷奴に毎日入れても。最終日にはパサパサになってしまっている。それの繰り返しだった。
 
ところが、近所のスーパーで見つけた某メーカーのカット葱は、スーパーオリジナルの物より2日も賞味期限が長い。7月4日に買った薬味ネギも7日まで持つ。値段はオリジナルの物より20円ほど高いが、20円で2日延びると思えば安い物だ。これから葱はこのメーカー品を買う事にする。
 
 
7月5日(水)の夕食もチキンライス。冷蔵庫の在庫処分も兼ねているので野菜は多め。玉葱1/2玉、ピーマン1個を、なるべく微塵切りに近い形で細かく刻み、若鶏ムネ細切れ1パック丸々ぶち込み。今回は有塩バターではなくサラダ油で炒めたが美味しかった。味噌汁は「料亭の味」と味付け油揚げ、薬味ネギだけで簡単に。
 
 
この日は他にも嬉しい事が。何と6月につぶやいた私の上記のツイート(ツイッターのつぶやき)に、マルコメ味噌の公式ツイッターからRT(リツイート=返信)があったのを見つけた。ツイート文中の「料亭の味」に反応して。
 
当該公式ツイッターは、「料亭の味」が含まれたツイートに片っ端からRTを返しているようだが、ただのbot(ボット=自動配信)ではなく、ツイートの内容に噛み合った返事を返してくれるので、それが商売絡みであったとしても有難い。
 
 
7月6日(木)の夕食。この日のウリはとろろ・オクラ丼。とろろ・オクラ丼なんて手軽に作れると思っていたが甘かった。確かに作るのは簡単だが後片付けが結構手間。トロロのこびり付いた摺り下ろし器を洗わなければならないのだが、ネバネバがこびり付いてなかなか取れない。調理開始から1時間後にようやく終了。
 
 
7月7日(金)の夕食。トマ玉炒めと麻婆豆腐。トマトは本当は串切りしなければならないのだけれど、私が切れば形が崩れてしまうので写真の切り方に。ゴマ油と味覇で味付けしたので付け合わせのおかずも中華風に麻婆豆腐。どちらも美味しかったが、麻婆豆腐の素がこびり付いたフライパンを洗うのに結構手間取る。
 
 
7月8日(土)の夕食。ジャーマンポテトとわかめの味噌汁。前者はまず馬鈴薯1個を8つ切りし500w5分レンチン。有塩バター3個フライパンに敷いてウインナーと炒める。最後に塩胡椒と粉末パセリを振りかけ。バターで炒めると味が円やかになる。後者は塩蔵わかめを水に5分浸け3度洗い。海藻の滑りが食欲を誘う。
 
塩蔵わかめは塩抜きするのが大変だが、そこさえ乗り切れば保存も効くので、味噌汁の具には持って来いだ。ワカメのエンドウ煮や若竹煮にも使える。もう「死海うどん」の轍は踏まないw。しかし、有塩バター3個は失敗だった。以前オムレツを作った時は、1個しか使わず物足りなかったので3個に増やしたが、やはり少し胃に重い。次からは2個使うようにしよう。
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プレカリアートの夏バテ防止メニュー

2023年06月30日 19時40分21秒 | なにわB級グルメ探訪

以下、6月20日からツイッターで呟き始めた夏バテ防止メニューに関する投稿をブログに転載します。最初はツイート(呟き)をブログに埋め込む形で転載していましたが、途中から埋め込めなくなり急きょコピペで対応しました。現在もこの呟きは継続中なので、新たなネタがあればそのつど追記・更新します。それを機に記事の表題も若干変更しました。

夏バテ防止の為に夕食で夏野菜を摂る事に。まず最初はゴーヤチャンプルー。ベーコンと木綿豆腐で炒めて卵で和えた。ゴーヤの苦味成分モモルデシンで抗酸化作用UP!ビタミンCで肌も艶々に。冬なら塩分が気になるベーコンも今なら逆に塩分補給に。絹ごしより木綿の方がまろやかな味になる事も初めて実感(6月20日)

ゴーヤは日持ちしないのが欠点だったが、最初に下拵えして種とワタを取り除けば冷蔵庫で数日間は保存可能。ペーパーに包んでトレーに入れれば乾燥防止に。これで冷凍室も野菜室もないワンドア冷蔵庫でも保存可能に。それで熟してしまってもサラダにして食べればOK。苦味も消えてフルーツ味に早変わり(同上) 

今日は公休日で鰻丼の昼食に。近くのスーパーで売っている600円台の中国産レンチン鰻の丼だが、一人暮らしの昼食ならこれで充分。味噌汁に入れた薄揚げも11月まで日持ちする鰹だし入り乾燥お揚げ。お陰で洗い物も簡単に済んだ。夕食はまた夏野菜満載のおかずにする(6月21日)

今夜もゴーヤチャンプルーの夕食にしたが具材は少し変更。少しでも自然の食材をとベーコンではなく豚コマ肉に。木綿豆腐があるので卵は入れず。代わりに夏野菜の茄子を1/2本に切って投入。チャンプルーの残りは明日の夕食に。代わりに今日買って来た野菜揚げをおかずに完食(同上)

一昨日は同僚と飲み会。昨日はトマトと卵の炒め物。どちらもゴマ油と味覇で中華風に。トマトもサラダでなく主菜として。もう一つの副菜、豚肉・茄子・玉葱の炒め物は半分翌日に。そして今日はその炒め物とゴマ油垂らした木綿豆腐。こちらは知人からの助言で。木綿豆腐も主菜になる事を初めて知る(6月25日) 

今日の夕食もゴーヤチャンプルー。但し具材は卵、木綿豆腐とゴーヤのみ。昨日のうちにゴーヤの下拵えを済ませていたので調理時間を短縮出来た。味付けは和風出汁の素で。ベーコンは翌日夕食の炒め物に使う。副菜は普段余り取らないメカブとシラスの和物に胡瓜を添えて。これでますます夏らしいオカズに(6月26日) 

今夜は冷蔵庫のベーコン・玉葱・ピーマンでケチャップライス。フライパンに有塩バターを敷いて炒めた。味付けはコンソメの素。キャベツ入り野菜揚げを添えて。いつものサラダ油ではなく有塩バターで炒めたのがミソ。このバターは以前オムレツ用に買っておいた物だが、まろやかさがサラダ油とは全然違う(6月27日) 

今朝はパン切らしていたのでご飯に。幸い今日は公休日。時間があるので冷蔵庫の野菜を処分。玉葱はかき玉味噌汁に。胡瓜は唐辛子をかけて食べた。明日に賞味期限の切れる木綿豆腐にゴマ油を垂らして、冷奴代わりの胡麻豆腐もどきw。知人に美味しいと聞いたので試したら結構いけたv。早起きは三文の徳(6月28日) 

夏バテ防止メニューの番外編。うちの職場の社食にはA・B・Cと3種類の定食があるが、そのうちBは今日は黒酢酢豚だった。毎週金曜日はこの様にフェアメニューが出る。私はそれに気付かず、通常メニューのつもりでB定食を注文。写真も撮り忘れたので載せれないが、1食400円とは思えないぐらい美味かった(6月30日)

以下は返信欄のやり取り

ゴーヤチャンプルーは木綿よりも 厚揚げを使うといいと思います(個人の感想)。 余計なお世話でした。(6月26日、へんせいふう)

成程!ゴーヤチャンプルーも最初はレシピ通りに卵・豚肉・木綿豆腐と一緒に炒めていましたが、蛋白質の過剰摂取で肥満や腎臓病が気になり出し、豚肉抜きで作ってみたら今度は味がパサパサ。さてどうしたものか迷っていました。厚揚げならおかずや味噌汁の具材にもなります。明日から早速試してみます!(6月28日、プレカリアート)

ゴーヤに厚揚げグー(※サムズアップマーク)です。味がまろやかになります。使った具材は絹厚揚げ1/2パック、ゴーヤ1/4本、ベーコン35g、卵Ⅰ個。ベーコンと卵はいつもの半分の量に。味付けも削り鰹節0.5ℊのみ。今夜はカネテツの野菜揚げ、乾燥揚げとオクラの味噌汁と一緒に。オクラの味噌汁も餡掛け風味で美味しかったです(6月29日、プレカリアート)(※をそのまま載せると記事のレイアウトが崩れてしまうのでここでは割愛)

ゴーヤチャンプルは 沖縄の固い豆腐だと、良いかもしれませんが 近所のスーパーでウチが買うような安物木綿豆腐ですと 少し水っぽくなるような気がしますんで(※苦笑いマーク) ウチでは専ら厚揚げです。(同日、へんせいふう)(※も上記と同じ理由で割愛)

今夜も厚揚げとゴーヤの夕食です。昨日の食材処分を兼ねて。そして味噌汁にも厚揚げ!プラス明日作る予定の麻婆茄子に入れるピーマンと茄子も。味噌汁を即席の物から出汁入り味噌パック(料亭の味)使用に変えてから野菜摂取量が増えつつあります。ピーマンの青臭さも揚げと茄子で緩和されてグー(※サムズアップマーク)(6月30日、プレカリアート)

※7月以降の夏バテ防止メニューにつきましては、また稿を改めて別の記事に書きます。

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高校生が開発したすき焼きレトルトパック

2023年05月18日 22時41分00秒 | なにわB級グルメ探訪

5月14日放送のテレビ朝日「ナニコレ珍百景」という番組で、勤務先女性社員の母校の事が取り上げられていました。彼女は入社2年目の女性社員で、奈良県大和高田市にある市立高田商業高校が彼女の母校です。その高校では毎年、新入生歓迎の為の「すき焼きパーティー」が開催されて来ました。その母校のすき焼きを生徒が商品化し、次々とヒット作を生み出しているという事で、番組で取り上げられていました。

同校ではクラブ活動の一環として「まち部。」というサークルが作られ、自分たちの作ったすき焼きや、地元産食材の普及活動が行われてきました。「まち部。」が地元企業とタイアップして、「すき焼きおにぎり」や「すき焼き風ピザ(略して「すきピ」)」などを開発して来ました。過去にはフードグランプリの大会で優秀賞を受賞したり、ふるさと納税の返礼品に選ばれた事もあったそうです。

その中でも、すき焼きのレトルトパックが好評だと言うので、私も早速買いに行きました。当該商品は地元の中でも数か所でしか販売されていないので、「まち部。」のホームページで販売店の場所を下調べしてから、大和高田に向かいました。

大阪市内から電車で大和高田に向かうには、次の3つのルートがあります。①天王寺からJR大和路線・桜井線で高田まで。②上本町から近鉄大阪線で大和高田まで。③阿倍野橋から近鉄南大阪線で高田市まで。私は③のルートで向かいました。奈良県の当市も大阪の通勤圏内にあるので、簡単に着くだろうと思っていたが甘かったです。阿倍野橋から古市までは電車の本数もそこそこありますが、そこから先は本数がぐっと減るのです。高田市駅に着いたらもうお昼前になっていました。

それにしても、人口6万の小都市に過ぎない大和高田市に、「高田」と名の付く駅が3つもあるとは。一体どこが町の中心なのだろうか?調べたら、JR高田駅から近鉄高田市駅(私の下りた駅)にかけての、本町とか大中と呼ばれるあたりが、町の中心だそうです。ここの専立寺というお寺を中心に発展した寺内町が、高田の街の原型だそうです。市役所もこの付近にあります。

同時に、五条から和歌山に抜ける下街道と、大阪から奈良盆地を抜けて伊勢の方に向かう竹ノ内街道(横大路)、伊勢本街道の結節点でもあるので、市場町としても発展しました。江戸時代には木綿の集散地として栄え、明治以降は繊維産業の中心地として発展しました。だから鉄道の駅が3つも出来たのだそうです。町から市に昇格したのも、奈良市に次いで県下で2番目に古いのだそうです。なるほど、そんな商業都市だから、県立高校とは別に市立の商業高校もあるのか…。

高田市駅で下り、地元の商店街を抜けた先に、まず最初の販売店があります。「大卯商店」という惣菜屋さんですが、あいにくその日は定休日でした。そこで駅の方向に引き返し、「コスモスプラザ」という公民館みたいな施設の喫茶コーナーで、そのすき焼きのレトルトパックを買う事が出来ました。

レトルトパックは1人前で600円。他のスーパーで売っているすき焼きのレトルトパックと比べると値段が高いですが、地元でしか扱っていない商品なので、この値段でも仕方ないでしょう。カンパするつもりで2個購入しました。

帰りは高田市駅前の片塩商店街の中にある喫茶店で、鶏の天ぷら定食を注文しました。鶏の天ぷらにネギ・ポン酢、小鉢、漬物、わかめスープ、フルーツゼリーまで付いて、たったの650円です。月曜日にはコーヒーも無料で付くらしいです。良心的な価格設定に感激しました。この片塩商店街自体も、産直の野菜市が開催されたり、そこに足湯も併設されたりと、なかなかユニークな商店街でした。

しかし、この数日で急に暑くなりました。関東では最高気温は30度を超えたようです。今年に入って初めての真夏日です。私は普段は冷蔵倉庫で商品仕分けの仕事に就いているので、5月に入っても長袖を着ていました。でも、さすがに真夏日ともなると、長袖では暑過ぎます。その日を境に、私も半袖を着るようになりました。

「ナニコレ珍百景」を観た日曜日は、まだそこまで暑くはなかったので、すき焼きを買う事にしましたが、さすがにここまで暑くなると、もうすき焼きを食べる気にはなれません。「まち部。」のホームページにアレンジレシピが載っていたので、その中の「すき焼きカレー」を晩ごはんで食べる事にしました。

レトルトパックに入っているのは、(以下、パッケージの原材料表示より引用)牛肉(オーストラリア)、こんにゃく、玉ねぎ、麩、まな、ねぎ、醤油、砂糖、水飴、清酒/水酸化カルシウム、(一部に牛肉・小麦・大豆を含む)。「まな」と言うのは奈良県特産のアブラナの一種だそうです。食べごたえのあるカレーにするには、やはり玉ねぎとジャガイモを別に入れる必要があります。ちょうど両方とも残っていたし、カレーのルウも残っていたので、それらをまず包丁で切り、耐熱ボウルに入れて電子レンジで温めました。そして、レトルトパックの中身もボウルに入れて、同じ時間だけ温めました。

アレンジレシピの記載も無視して、全て電子レンジだけで調理を済ませたので、レシピの写真みたいなキレイな盛り付けにはなりませんでしたが、味はそこそこ美味しかったです。でも、果たしてこれが大阪でも売れるかどうかとなると…正直言って難しいと思います。

上段右がアレンジレシピのすき焼きカレー、下段右が私の作ったすき焼きカレーwと付け合わせの胡瓜・トマト。

私はどうしても「銚電のぬれ煎餅」と比較してしまいます。「銚電のぬれ煎餅」は、千葉県銚子市内を走る赤字ローカル・ミニ私鉄の銚子電鉄(銚電)が、電車修理代をひねり出すために商品化した地元産醤油のぬれ煎餅です。「電車修理代を稼がなくちゃ、いけないんです。」という必死の宣伝文句が効いて、全国から注文が殺到するようになりました。

市販の煎餅が1個200~300円なのに引き換え、「銚電のぬれ煎餅」は1個500円と比較的高額です。でも、そんな値段でも飛ぶように売れるのには理由があります。その一つは、赤字ローカル線を救おうとする鉄道ファンの心意気です。でも、それだけが理由ではありません。私も買って食べた事があるので分かりますが、濡れ煎餅なので、普通の煎餅のように、割れてポロポロこぼれ落ちないのです。しかも、食感がしっとりとして柔らかく、非常に食べやすいので、特にお年寄りに大好評なのです。

だから、そんな値段でも、飛ぶように売れるのです。それと比べると、市販のすき焼きレトルトパックとそう変わらない商品が、1個500円もするのでは、余り売れないのではないでしょうか。もう少し値段を下げるか、具材を充実させてレトルトだけで晩ごはんのおかずになるようにするか、販路をもっと拡大してコストダウンを図るか、いずれかの方法を取らなければ、売り上げ増加は難しいと思います。

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税込2千円ジャストのキリ番レシート

2023年03月22日 08時44分12秒 | なにわB級グルメ探訪

 

他の人にとってはどうでも良い事かも知れませんが…。

仕事帰りに途中のスーパーで晩ご飯のおかずを買ったら何と税込2千円ジャストの切り番でしたv。消費税込みの金額で切り番なんて滅多にないので、何か宝くじに当たった気分になれますw。
 
買い物の中身は、まずスーパーオリジナルの減塩だし入みそ。最近はもうレトルトのみそ汁ではなはなく、これでみそ汁を作ります。その方が自分の好きな具をみそ汁に入れる事が出来るし、余った野菜も処分出来る。何よりも美味しい。
 
次に三連の絹ごし豆腐。みそ汁に入れても好し、麻婆豆腐やスンドゥブ豆腐にしても好し。
 
その下の行はこれもスーパーオリジナルの関西風ジューシーメンチカツ少量(2個入り)パック。今日も昨日と同様に、人参入りかき玉みそ汁を作り、その付け合わせのおかずにします。
 
その下は徳用赤ウインナーが2パック。自宅の冷蔵庫はワンドア式で、冷凍庫も野菜室もないので買いだめが出来ません。だから、どうしても加工肉に頼りがちになります。
 
ウインナーの赤い着色料(亜硝酸ナトリウム)や保存料(ソルビン酸)が気になりますが、そんな事言い出せば、もうハンバーグや餃子も食べれなくなります。1パックにウインナーが14個ぐらい入っているので、これだけで2食分賄えます。
 
 
後はトマトに新じゃが、新玉葱。最近は玉葱もじゃが芋も新物を買うようにしています。新物の方が早く調理出来るし美味しいから。ポテトサラダも時間に余裕のある休日は新じゃがをすりつぶして作ります。
 
トマトは、卵と炒めてトマ玉の中華炒めに。卵にゴマ油を垂らし、味覇(ウェイパー:鶏ガラスープの素)を混ぜれば中華風の味付けになります。これでトマトも炒め物のおかずになる事を最近知りました。
 
 
じゃが芋は、玉葱と一緒にカレーやシチューの具にするも好し、ウインナーに添えてジャーマンポテトにするも好し、単体でみそ汁の具にするも好し。
 
その下は玉葱。玉葱は炒め物にも煮物にも使えるので非常に重宝しています。缶詰の鯖のみそ煮と一緒にみそ汁に入れて、上からトウガラシを掛けて飲めば身体が温まります。
 
 
玉葱の下のC Cエクストラ何ちゃらは、花王クリアクリーンの歯磨き。歯磨きの中で一番安い198円w。
 
最後の行はサンド豆。但し、国産ではなく海外(中東のオマーン)産ですが。これはウインナー・玉葱と一緒に炒めます。ウインナーの赤とサンド豆の緑、玉葱の白(?)で色合いを味わいながら食べる事が出来ます。サンド豆は緑の野菜の中で一番日持ちするし、調理も簡単だから、最近は常備菜の一つとして重宝しています。
 
私もスーパーの物流センターで、主に農産物の仕分けに携わっているので分かりますが、最近はパック入りのカットサラダ野菜がアホほど出ます。
 
でも、あんな物は唯のボッタクリ商品です。だって原価の10倍ぐらいの値段で売っているのですから。それでも税込100円前後でスーパーで売っているので、あれがボッタクリ商品だとは誰も気付きません。
 
しかも農薬まみれなので、健康にも実は余り良くない。
 
そんな物買うぐらいなら、まだ国産の玉葱やじゃが芋を単体で買って、炒め物や煮物、味噌汁の具にした方が、はるかに安上がりだし、健康にも好いです。
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セイロンカリーを食べてスリランカの歴史を学ぶ

2023年03月09日 22時13分18秒 | なにわB級グルメ探訪
 
一昨日は大阪市中央区の地下鉄堺筋線長堀橋駅近くにある「セイロンカリー」という名のスリランカレストランにランチを食べに行って来ました。スリランカ料理と言えばやはりカレーです。但し、私達にお馴染みのカレーとは違い、サラッとしています。カレーよりもむしろスパイスの刺激の方が強いです。
 
 
最初は880円の日替わりサービスランチのカレーを頼もうとしましたが、メニューに載っている「アンブラ」という名の家庭料理の方が美味しそうだったので(人気ナンバー1と書かれているやつ)、バスマティ米(インドのお米)・紅茶込みで1500円もするそちらの方に変更しました。
 
日替わりカレーの種類は店のお任せしか選べませんが、アンブラのカレーは幾つかある種類の中から選べます。私はフィッシュカレーにしました。島国のスリランカでは肉よりも魚の方がよく食べられると聞きましたので。
 
 
左の写真がそのアンブラ。下から順に時計回りに、フィッシュのカレー、豆のカレー、ココナッツの赤いふりかけ、パパダム(豆のせんべい)、菜っ葉のふりかけ、大根(だったかな?)のカレー。
 
真ん中のお米はインド原産のバスマティ米なので、日本のお米と違ってサラッとしています。だから余りお腹が膨れないw。
 
ネットやメニューの案内には「カレーやふりかけをその都度、お米と混ぜて、それぞれの食感の違いを楽しみましょう」とあります。しかし、実際にはお米よりカレーやふりかけの分量の方が圧倒的に多いので、そんな食べ方したらカレーやふりかけだけ残ってしまうのが目に見えています。
 
だから、それぞれの食感を一口ずつ食べて味わった後は、全て混ぜて一気にお腹の中に流し込んでしまいました。
 
最初はピリッと来ましたが、しつこい辛味ではなく、爽やかな辛味が口の中に残りました。それに、食べた後は物足りなく感じたお米も、意外と腹持ちが良く、結構食べ応えがありました。但し、値段の高いのがたまに傷。毎日ランチだけに1500円も出せません。食後の紅茶も美味しかったです。
 
 
ちなみに、セイロンカリーのお店の入口に掲げられていた右の旗はスリランカの国旗です。国旗の右側に大きく描かれているのはライオンで、シンハラ王朝の紋章でもあります。一方、国旗の左隅に描かれている緑とオレンジの帯は、少数民族のムーア人(緑)やタミール人(オレンジ)を表しています。このライオンと緑・オレンジの帯の比率に注目。スリランカでは、あくまでもシンハラ人が多数派である事が、この国旗からもうかがえます。スリランカの旧国名であるセイロンも、シンハラがなまったものだと言われています。
 
左の地図はスリランカの民族分布図です。青色の部分が、全人口の75%を占めるシンハラ人の居住区域で、セイロン島の中央部に広がっています。茶色と黄色の部分がタミール人の居住区域で、中央部の一角と島の東部・北部に広がっています。タミール人はシンハラ人の次に多く、全人口の15%を占めます。

しかし何故、タミール人の居住区域が茶色と黄色に分かれているのか?それは、はるか昔に南インドから渡って来て、茶色の部分に住み着いたタミール人とは別に、英国が植民地時代に、紅茶農園の労働力として、タミール人を大勢連れて来て、黄色の部分に住まわせたからです。
 
英国は、植民地時代に、多数派民族のシンハラ人を押さえつける為に、少数派民族のタミール人を優遇しました。植民地の住民が団結して自分たちに歯向かって来ないように。しかし、独立後は形勢が逆転し、今度はタミール人がシンハラ人に抑圧されるようになります。その為に、タミール人は「タミール・イーラム解放のトラ」(LTTE)という武装組織を作り、ついこの間まで政府軍と内戦を続けて来ました。

1983年から2009年まで足かけ26年に渡った内戦は結局、政府軍の勝利に終わり、タミール人は独立を勝ち取る事が出来ませんでした。その代わりに、以前は認められていなかったタミール語も、シンハラ語と同様に、公用語として認められるようになりました。
 
世界の国の中では、ほとんど単一民族で構成されている日本のような国はむしろ少数です。国内に少数民族を数多く抱え、内戦が続いてきた国も少なくありません。そんな国の人を雇うのですから、日本人を雇う以上にコミュニケーションには気を配らなければなりません。通訳さえ雇えば外国人を雇用できると思ったら大間違いです。
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梅とダルバート

2023年02月27日 21時14分18秒 | なにわB級グルメ探訪
先週土曜日にダルバートのランチを食べに行って来ました。ダルバートは和食のご飯や味噌汁に相当するネパールの定番料理です。以前、ネパール料理店に行った時に、ダルバートがメニューになかった事をブログに書きました。その後、調べたら大阪市内の中央区谷町6丁目の「ダルバート食堂」というレストランで、ダルバートが食べられる事が分かりました。そこで、そのレストランに食べに行く事にしました。遅くなりましたが、その時の様子を報告します。
 
 
まずダルバート食堂に行く前に、高津宮の梅を見て来ました。2月11日の献梅祭の時はまだ咲き始めだった高津公園の梅も、ちょうど見頃を迎えていました。その後、高津宮の中にある富亭カフェで抹茶ラテをいただきました。ラテの表面に浮かんだ抹茶の葉っぱ(?)がハートのようにも見えて、大変風情がありました。
 
その足で、ダルバート食堂に向かいました。ダルバート食堂は谷町6丁目の空堀(からほり)商店街の近くにあります。谷町9丁目の高津宮からも近いので、歩いて行く事が出来ます。ダルバート食堂は、ネパール人のご主人と日本の奥さんが経営している小さなレストランです。店内にはネパールの旅行本なども置いてあり、自由に読む事が出来ます。
 
 
午前11時半のオープンと同時に店の中に入りました。小さな店の割には人気があり、早めに行かなければ待たされると、ネットの情報にありましたので、早めに行く事にしました。店内の壁にはネパールの国旗が飾られていました。ネパールの国旗は、三角形を2つ重ね合わせたような独特な形をしています。
 
やがて注文したダルバートが来ました。丸い金属の大きなお皿にご飯とおかずが載っています。時計のちょうど2時の位置にあるのがダル(豆のスープ)で、真ん中のバート(インディカ米のご飯)に掛けて、ご飯と混ぜて食べます。そして、カレーやタルカリ(野菜炒めのおかず)やアチャール(お皿の左下の方にある梅や大根の漬物)も一緒に混ぜて食べます。
 
 
 
カレーはチキンや今日の日替わりメニュー、山羊のカレーなどから、どれか1種類を選びます。私は今日の日替わりメニューのチキンとナスのキーマカレーにしました。これで1200円です。日頃食べているランチと比べたら高いですが、たまにはこんな形で異国情緒を味わうのも良いものです。大変美味しかったです。
 
 
店に置いてあった本の中に、ネパールという国の地図と解説が載っていたので、そのまま引用します。日本では、ネパールなんて「世界最高峰のエベレストなど、ヒマラヤ山脈のふもとにある遅れた農業国」ぐらいのイメージしかありませんが、どうしてどうして。あちらに住んでいる日本人に聞くと、国民は概しておっとりしているので、せっかちな日本とは違い、非常に過ごしやすいそうです。
 
ネパールの基本情報
【正式国名】ネパール連邦民主共和国
【面積】14.7万平方キロ(注:ちょうど北海道・九州・四国を合わせたぐらいの広さ)
【首都】カトマンズ
【人口】2649万人(2011年時点)(注:人口も北海道・九州・四国を合わせたよりも少し多いくらい)
【政治体制】連邦民主共和制に移行中(注:つい40年ほど前までは国王の専制政治でまともな選挙もなかった国が、今やマオイスト(ネパール共産党毛沢東主義派)主導下で連邦民主共和制に移行中!マオイストの政治については色々意見はあろうかと思いますが、日本がいまだに天皇崇拝から抜け出せず、クソ不便な元号制度も廃止できないのと比べると、まさに雲泥の差です)
【宗教】ヒンドゥー教徒(81.3%)、仏教徒(9.0%)、イスラム教徒(4.4%)他
【言語】ネパール語が公用語。その他、民族ごとの言語、方言は50以上(注:連邦民主共和国の国名からも分かるように、ネパールは多民族国家なのです。それが下記の「何百もの花束」という国歌の題名にも表れています)
【通貨&レート】ルピー(Rs)。Rs1≒1.14円(注:ルピーはネパールだけでなくインドやパキスタンの通貨呼称でもあります。但し為替レートは各国によって異なります)
【日本との時差】3時間15分遅れ。日本が正午の時、ネパールは午前8時45分となる。国内の時差、サマータイムはない。
 
ネパール国歌「何百もの花束」歌詞(日本語仮訳)
 
何百もの花々からなるひとつの花輪、ネパールの民 
全国各地にいきわたった、
東のメチから西のマハカリまで
限りなく広がった大自然と数々の文化遺産
勇士が血を流して勝ち取った自由と安定
知恵と平和の大地、平野、丘陵と山岳
分かたれることのない、愛おしい我らの母なる国家ネパール
多様な民族、言語、宗教、文化がある偉大さ
我らの先進的な国家、万歳万歳ネパール
 
ネパール連邦民主共和国 国歌「何百もの花束(सयौं थुँगा फूलका)」
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高津宮の献梅祭に行って来ました。

2023年02月12日 10時58分28秒 | なにわB級グルメ探訪

昨日2月11日に高津宮(こうづみや)の献梅祭に行って来ました。高津宮は大阪市内の谷町九丁目駅近くにあります。上町台地の高台にある神社で、高津神社とも呼ばれ、梅や桜の名所としても知られています。私は2年前の冬にもここに来た事があります(当時の記事)。昨日はここで献梅祭が行われ、茶菓が振舞われると聞き、早速行ってみる事にしました。 

駅を出て、千日前通りの一本北の筋を左に曲がり、180メートルほど坂を下ると高津宮の鳥居の前に出ます。鳥居をくぐって参道を行くと、やがて梅之橋という石橋に行き当たります。今は橋だけが残っていますが、昔はこの橋の下を梅川という川が流れ、今の道頓堀川に繋がっていたそうです。

 

梅之橋のそばには献梅碑や梅ノ井という井戸の跡があります。天王寺から谷町にかけてのこの付近一帯は、上町台地の谷間から湧き出る井戸があちこちにありました。今はもうその井戸のほとんどが涸れてしまいましたが、その井戸を復活しようという工事も境内で行われていました。

 

高津宮の本殿。祭神は仁徳天皇です。井戸掘りの工事現場も本殿のすぐ近くにあります。 

 

「民家からかまどの煙が立ち上るまでは税を免除した」という仁徳天皇の故事にちなんで、大阪市の歌が制定されました。その大阪市歌の碑が本殿の横にある絵馬殿の前に建っています。

1番 高津の宮の昔より よよの栄を重ねきて 民のかまどに立つ煙 にぎわいまさる大阪市 にぎわいまさる大阪市
2番 なにわの春のあさぼらけ 生気ちまたにみなぎりて 物みな動くなりわいの 力ぞ強き大阪市 力ぞ強き大阪市
3番 東洋一の商工地 咲くやこの花さきがきて よもに香りを送るべき 務(つとめ)ぞ重き大阪市 務ぞ重き大阪市

物価高騰に苦しむ庶民そっちのけで、防衛費倍増や福祉予算削減、消費税値上げに突き進む岸田首相、都構想で大阪市廃止をもくろんだ吉村・大阪府知事や松井・大阪市長にこそ、是非聴かせてやりたい歌です。

 

献梅祭(春祭)斎行の案内文。その案内文によると、渡来人の王仁(わに)博士が、仁徳天皇に次の和歌を梅の枝に添えて奉った故事にちなんで、毎年2月11日に行われるようになったとあります。

難波津に さくやこの花 冬こもり 今は春べと さくやこの花(難波津に咲いたよ、この花が。冬の間はこもっていたが、春になったので咲いたよ、この花が)

 

梅花奉献の様子です。前に座っておられるのは神職の方と氏子さんでしょうか?

 

献梅祭でいただいた梅昆布茶と梅まんじゅう。どちらも大変美味しかったです!

 

 

献梅祭の後は富亭(とみてい)カフェでほうじ茶と氏子ロールセットをいただきました。富亭カフェは高津宮の境内にある神社直営の喫茶店で、800円の氏子ロールセットが名物です。2年前の冬に来た時は、ロールケーキだけ注文して、出されたほうじ茶と一緒にいただきました。昨日はコーヒーとセットでいただきました。

富亭は落語の「高津の富くじ」にちなんで名付けられたそうです。宿代を踏み倒して富くじ(宝くじ)を買った人が千両当てたという話が落語に出て来ます。大阪の護国神社なんかと比べたら、非常に庶民的な神社です。だからでしょうか、2月11日の建国記念の日も、護国神社が「天皇陛下万歳」一色になるのとは対照的に、梅花奉献でお菓子が振舞われたりするのは。競馬的中のお祈りもすれば良かった!w

 

本殿の前を左に行くと絵馬殿があります。昔はここから大阪湾が一望できたそうです。その眺望を見るための遠眼鏡を売る商売もはやったそうです。ビル群に囲まれた今となっては想像も付きませんが。

 

絵馬殿の両隣は坂になっています。左の方が相合坂(あいおいざか)。別名、縁結びの坂とも呼ばれています。横の説明板によると、明治後期、氏子の土地奉納により今のような坂ができた。横から見ると二等辺三角形で男女が両方から同時に登り、頂点でピタリと出会うと相性が良いと言われているそうです。

 

相合坂とは反対側の、絵馬殿の右側にある坂が西坂(縁切り坂)。明治初期まで坂の形状が三下り半になっていて俗に縁切り坂と呼ばれていました。今は諸々の悪縁を絶つ坂としてひそかに知られている(昔は離縁状を三下り半の形式で書いていた)そうです。

 

高津宮の本殿、社務所や末社(本殿付属の神社)の高倉稲荷神社の右隣は崖になっていて、崖に三つのお社と陰陽石が祀られています。白菊社(野の神)、千年社(商業の神)、常高社(つねたかしゃ、山の神)の三社で、これらを総称して谷末社(たにまっしゃ)と呼ぶそうです。男根、女陰をかたどった自然石の陰陽石も、子孫繁栄、商売繁盛の神様として崇拝されてきたと、横の説明板にありました。崖の上から見下ろすと、確かにお社が三つありました。どれがどの神社か分かりませんでしたが、大阪市内に居ながら、まるで山中の深い谷底にいるような気分が味わえました。気分転換には持って来いの場所です。

 

先程の崖沿いに小道が高津宮の裏まで続いていて、梅見の散歩道になっています。その奥には高津公園が広がっています。ここも梅見の名所です。私が来た時は、高津公園の梅はある程度咲いていましたが、小道の方の梅はまだチラホラとしか咲いていませんでした。

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