アフガン・イラク・北朝鮮と日本

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高津宮の献梅祭に行って来ました。

2023年02月12日 10時58分28秒 | なにわB級グルメ探訪

昨日2月11日に高津宮(こうづみや)の献梅祭に行って来ました。高津宮は大阪市内の谷町九丁目駅近くにあります。上町台地の高台にある神社で、高津神社とも呼ばれ、梅や桜の名所としても知られています。私は2年前の冬にもここに来た事があります(当時の記事)。昨日はここで献梅祭が行われ、茶菓が振舞われると聞き、早速行ってみる事にしました。 

駅を出て、千日前通りの一本北の筋を左に曲がり、180メートルほど坂を下ると高津宮の鳥居の前に出ます。鳥居をくぐって参道を行くと、やがて梅之橋という石橋に行き当たります。今は橋だけが残っていますが、昔はこの橋の下を梅川という川が流れ、今の道頓堀川に繋がっていたそうです。

 

梅之橋のそばには献梅碑や梅ノ井という井戸の跡があります。天王寺から谷町にかけてのこの付近一帯は、上町台地の谷間から湧き出る井戸があちこちにありました。今はもうその井戸のほとんどが涸れてしまいましたが、その井戸を復活しようという工事も境内で行われていました。

 

高津宮の本殿。祭神は仁徳天皇です。井戸掘りの工事現場も本殿のすぐ近くにあります。 

 

「民家からかまどの煙が立ち上るまでは税を免除した」という仁徳天皇の故事にちなんで、大阪市の歌が制定されました。その大阪市歌の碑が本殿の横にある絵馬殿の前に建っています。

1番 高津の宮の昔より よよの栄を重ねきて 民のかまどに立つ煙 にぎわいまさる大阪市 にぎわいまさる大阪市
2番 なにわの春のあさぼらけ 生気ちまたにみなぎりて 物みな動くなりわいの 力ぞ強き大阪市 力ぞ強き大阪市
3番 東洋一の商工地 咲くやこの花さきがきて よもに香りを送るべき 務(つとめ)ぞ重き大阪市 務ぞ重き大阪市

物価高騰に苦しむ庶民そっちのけで、防衛費倍増や福祉予算削減、消費税値上げに突き進む岸田首相、都構想で大阪市廃止をもくろんだ吉村・大阪府知事や松井・大阪市長にこそ、是非聴かせてやりたい歌です。

 

献梅祭(春祭)斎行の案内文。その案内文によると、渡来人の王仁(わに)博士が、仁徳天皇に次の和歌を梅の枝に添えて奉った故事にちなんで、毎年2月11日に行われるようになったとあります。

難波津に さくやこの花 冬こもり 今は春べと さくやこの花(難波津に咲いたよ、この花が。冬の間はこもっていたが、春になったので咲いたよ、この花が)

 

梅花奉献の様子です。前に座っておられるのは神職の方と氏子さんでしょうか?

 

献梅祭でいただいた梅昆布茶と梅まんじゅう。どちらも大変美味しかったです!

 

 

献梅祭の後は富亭(とみてい)カフェでほうじ茶と氏子ロールセットをいただきました。富亭カフェは高津宮の境内にある神社直営の喫茶店で、800円の氏子ロールセットが名物です。2年前の冬に来た時は、ロールケーキだけ注文して、出されたほうじ茶と一緒にいただきました。昨日はコーヒーとセットでいただきました。

富亭は落語の「高津の富くじ」にちなんで名付けられたそうです。宿代を踏み倒して富くじ(宝くじ)を買った人が千両当てたという話が落語に出て来ます。大阪の護国神社なんかと比べたら、非常に庶民的な神社です。だからでしょうか、2月11日の建国記念の日も、護国神社が「天皇陛下万歳」一色になるのとは対照的に、梅花奉献でお菓子が振舞われたりするのは。競馬的中のお祈りもすれば良かった!w

 

本殿の前を左に行くと絵馬殿があります。昔はここから大阪湾が一望できたそうです。その眺望を見るための遠眼鏡を売る商売もはやったそうです。ビル群に囲まれた今となっては想像も付きませんが。

 

絵馬殿の両隣は坂になっています。左の方が相合坂(あいおいざか)。別名、縁結びの坂とも呼ばれています。横の説明板によると、明治後期、氏子の土地奉納により今のような坂ができた。横から見ると二等辺三角形で男女が両方から同時に登り、頂点でピタリと出会うと相性が良いと言われているそうです。

 

相合坂とは反対側の、絵馬殿の右側にある坂が西坂(縁切り坂)。明治初期まで坂の形状が三下り半になっていて俗に縁切り坂と呼ばれていました。今は諸々の悪縁を絶つ坂としてひそかに知られている(昔は離縁状を三下り半の形式で書いていた)そうです。

 

高津宮の本殿、社務所や末社(本殿付属の神社)の高倉稲荷神社の右隣は崖になっていて、崖に三つのお社と陰陽石が祀られています。白菊社(野の神)、千年社(商業の神)、常高社(つねたかしゃ、山の神)の三社で、これらを総称して谷末社(たにまっしゃ)と呼ぶそうです。男根、女陰をかたどった自然石の陰陽石も、子孫繁栄、商売繁盛の神様として崇拝されてきたと、横の説明板にありました。崖の上から見下ろすと、確かにお社が三つありました。どれがどの神社か分かりませんでしたが、大阪市内に居ながら、まるで山中の深い谷底にいるような気分が味わえました。気分転換には持って来いの場所です。

 

先程の崖沿いに小道が高津宮の裏まで続いていて、梅見の散歩道になっています。その奥には高津公園が広がっています。ここも梅見の名所です。私が来た時は、高津公園の梅はある程度咲いていましたが、小道の方の梅はまだチラホラとしか咲いていませんでした。

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千切り大根格闘記w(追記あり)

2023年02月07日 21時10分57秒 | なにわB級グルメ探訪
 
1月23日(月)
 
本日、職場でキズモノ商品の社販がありました。レジ袋一杯詰め込んで500円均一。このような社販は今までも時々あり、前回は結構掘り出し物を手に入れる事が出来ました。しかし、今回は余り目ぼしいものが見当たりませんでした。
 
それでも、一人暮らしなので、なるべく日持ちする物を選んだら、切干大根を何と10個も買ってしまっていましたw。それに合わせて人参とさつま揚げも仕事帰りにスーパーで買い込みましたが、果たしてどれだけ消化出来るでしょうか?w
 
 
 
2月5日(日)
 
ずっと前に社販で買った千切り大根をずっと置いていましたが、いつまでも置いとけないので、今日ついに調理して食べる事にしました。
 
包材の袋には千切り大根を使った味噌汁のレシピが載っていました。しかし、私はそれよりも、昔、子どもの頃に食べた千切り大根(切り干し大根)の煮しめの味が忘れられなかったので、それを一度自分で作ってみる事にしました。でも、包材のQRコードをクリックして、宮崎県経済連のサイトに飛んでも、千切り大根の製造工程しか載っていなくて、煮しめのレシピはどこにもありませんでした。
 
職場の同僚に作り方を聞いても、「作った事がない」と言う人が大半でした。今はもう外国産も含め、色んな食材が出回っているので、もうこんな手間のかかる「おばん菜」系の料理は作らなくなっているのかも知れません。
 
ネットのレシピも幾つか見ましたが、「水を何リットル入れろ」とか言われても、うちには計量カップなんて無いので無理です。仕方がないので、適当に水と砂糖・醤油・味醂を継ぎ足し、人参と薄揚げを入れて炒めて作りました。
 
そして、今日の晩ごはんで、主菜の豚野菜炒めの付け合わせに、副菜として出しました。
 
私はどちらかと言うと、「千切り大根=保存食=缶詰やレトルト食品」のイメージがあったので、もっと手軽に作れるものだと思っていました。さすがにカップ麺ほど簡単に作れるとは思っていませんでしたが。それでも、どちらかと言うと、それに近いイメージの料理を想像していましたw。でも、実際に作ってみると、水洗いしたり炒めたり、人参や薄揚げも揃えなければならず、調理には結構手間のかかる事が分かりました。
 
それでも、どうにか食べれる程度には仕上がりましたが、やはり「昔のおふくろの味」と同じものは再現出来ませんでした。大根の食感もなんだかパリパリしていて、全然みずみずしさが感じられません。
 
今日1日だけではとても食べ切れないので、後2日ぐらいに分けて食べて行こうと思います。残りの千切り大根は兄夫婦や生命保険のオバチャンに幾つか上げましたが、それでもまだ3袋残っています。当分おかずには困らないでしょうw😭
 
 
2月7日(火)出勤前の朝
 
千切り大根の食感がまるで福神漬みたいにパリパリで、本来のしっとり感がなかった原因が分かりました。袋のレシピには「しぼらずにそのままザルに上げて、水に浸さず約10分間置いて戻す」とありますが、ネットのレシピには「ひたひたの水に15分漬けておく」とあります。どうやら、大根の戻し方にコツがあるようです。次はネットのレシピで試してみます。
 
 
同上 帰宅後の夕方
 
仕事から帰って来て早速、ネットのレシピで千切り大根を戻してみました。
 
大根を水洗いした後、ボウルに水を張り、その中に15分間浸けておきました。そうしたら昔食べた千切り大根と同じぐらい柔らかくなっていました。その後、千切り大根をギュッと絞って水気を取り、フライパンで人参と炒め、砂糖・醤油・味醂で味付けしました。但し、薄揚げはもう前回で使い切ってしまっていたので今回は無しです。
 
大根の浸け汁も、大根のうま味成分が染み出てきたようだったので、炒める時に少しフライパンにつぎ足しました。
 
千切り大根だけでは愛想がないので、大根を炒めたフライパンで、玉葱・じゃが芋・鯖みそ煮缶の鯖を味噌汁にして、夕飯のおかずに出しました。味噌汁で体が温まりました。大根の煮しめも、味付けはまだ不十分ながらも、昨日の「福神漬け」みたいな千切り大根よりは、はるかに食感が良くなっていました。あと数日はこれを夕飯の副菜に使う事が出来ます。
 
でも、予想以上に作るのに時間がかかってしまいました。やっぱり千切り大根よりマーボ豆腐やポトフの方が手軽に出来て良いです。
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いくら何でも療養食にカップ麺はないだろう!

2022年12月05日 20時57分26秒 | なにわB級グルメ探訪

名古屋の知人がコロナに感染してしまいました。幸い軽症で体調不良もなかったので、12月8日まで自宅待機となりました。その知人が自宅に配達された療養食の写真をLINEで送ってくれました。上記がその写真です。以下がそのLINEのやり取りです。知人の了解が得られましたので、やり取りの全文をここに公開させてもらいます。

知人:名古屋のコロナ自宅療養者向けの配食サービスの宅配が先ほどありました。これで3食分となります。

私:これで3食分という事は、パン・牛乳・コーンスープは朝食用、カップラーメンは昼食用、弁当・ご飯・お茶が夕食用となるのでしょうか?
仮にコーンスープを昼食に回したとしても、昼食の品数の少なさと栄養の偏り具合が気になります。カップラーメンがメインの食卓となるようでは…。
あの悪評高い維新・大阪府政のコロナ療養食とも五十歩百歩では…。
 
※注:参考記事
 
知人:正直、これでは足りないですね😅
 
(約6時間後に追伸)
私:さっきはサラッと流したけど、このコロナ療養食、余りにも酷くない?
 
まず最初にカップラーメン。いくら何でも療養食にこれは無いでしょう。こんな物、毎日食べていたら、治る病気も治らなくなります。
 
そして弁当のおかずも。右手前にあるのはソーセージドッグか何かですかね。コンビニのコロッケ・唐揚げコーナーでも似たような物を時々見かけます。その他のおかずも、揚げ物にちくわの煮物とか、茶色系のおかずばかりで、緑黄色野菜が全然無い。
 
幾ら自炊下手の私でも、もう少しマシなおかずを用意しますよ。
 
もうコロナ禍での生活が始まってから数年経つのに、何故いまだにこんな療養食しか用意出来ないのか?アフリカの開発途上国やアジアの独裁国家ならいざ知らず、仮にも先進国で民主国家である筈の日本で、何故、こんな療養食しか用意出来ないのか?
これは「物理的に出来ない」のではなく「最初からやる気がないから」です。昨今、中国政府のゼロコロナ政策に対して、国民の不満が高まっていると話題になっていますよね。でも、この療養食の中身や、コロナ療養患者に対する行政の扱いを見たら、中国ともそう変わらないと思います。
 
この療養食のメニューを考えたのは、愛知県庁ですか?それとも名古屋市役所ですか?もし名古屋の河村市長なら、彼は典型的な新自由主義者なので、充分あり得る話ですが。
 
これ、ブログに取り上げても良いですか?この写真をLINEで流して良いですか?もっと療養食の写真を送ってくれたら、うちのブログでじゃんじゃん取り上げますが。
 
知人:ブログで取り上げるのはいいですよ。既にTwitterにアップしてますし😅。
ちなみに名古屋市が委託している業者が配達してますね。
「お弁当コース」と「レトルト食セット」が選べて、レトルト食セットだと
3日分のレトルト食がまとめて送られてくるようです。
私は「お弁当コース」を選びました。↓

知人:LINEで流すのもいいですよ。私も複数のLINEグループに流してますから😅

知人:以下は別のLINEグループに送ったメッセージのコピペです。

軽症ですと、基本配食サービスを除いて、自宅療養だと基本放置プレーだと思った方がいいです。

あと、軽症者向け療養施設は名古屋市内のビジネスホテルを流用したもので、地元メディアやtwitterにアップされている画像だと、そこではそこそこの質の仕出し弁当が提供されているようです。私は敢えて自宅療養を選びましたが。

1  12/1に発熱外来に行き、PCR検査とインフル検査を受けましたが、名古屋市の発熱外来は今のところ機能不全には陥っていません。
2  軽症の場合、基本的には薬は処方されません。私が貰ったのは、自分で希望した解熱剤(カロナール)だけです。
3  希望者は軽症者向けの宿泊療養施設か、配食サービスを利用できます。
4  私は配食サービスを希望し、12/2にネットから申込し、明日12/4から12/8まで無料で配達されます。三食分、弁当もしくはレトルト食が配食されるらしいです。
5  配食サービスが利用可能になるまで2日ほどかかるので、余裕をもって3日分は食料を備蓄しておいた方がいいです。
6  保健所からSMSが届き、毎日厚生労働省のMy-HER SYSに健康状態を入力するように要請されます。特に保健所から電話などありません。
 
やり取りの全文は以上です。名古屋市の自宅療養者向け配食サービスの内容については、私の方からもネットで独自に調べてみましたが、やはりパンやパック米、缶詰やレトルト食品中心のメニューでした。
 
健常人が対象の災害避難所や生活困窮者向けの炊き出しなら、まだこのメニューでも最悪やむを得ないと思います。しかし、病気療養中の人に対して、いくら何でもカップ麺の配食はないでしょう。カップ麺なんて、はっきり言って「有害物質」の塊ですよ。まず揚げ物なので油の量が半端ない。塩分も非常に多いので腎臓に負担をかけます。保存料などの食品添加物も大量に使われているので、骨のカルシウムが溶け出したり、発がん性物質が増えたりするリスクが非常に高くなります。逆に野菜はほとんどないので、そんなものばかり食べていたらビタミン欠乏症になります。
 
昔、生協に勤めていたので、食品の安全性については、どうしても敏感にならざるを得ません。今は一人暮らしなので、レトルト食品も購入しますが。それでもインスタントラーメンやカップ麺のたぐいだけは、今も購入を控えています。たとえ、コロナ待機期間の数日間だけと言えども、仮にも病気療養中の人に対して、インスタントラーメンやカップ麺なんかよく配食出来るのものだと、はっきり言って、あきれ返っています。
 
今はもう生協の弁当宅配サービスもあるのだから、なぜ行政もそれらを積極的に活用しないのか?誰も好き好んでコロナにかかった訳ではない。その病気療養者に対して、この仕打ちはないと思う。これ一つ取っても、社会的弱者に対する行政の扱いは、本質的な部分においては、ハンセン病患者を隔離収容し、治療もまともにせず、断種手術まで強制し、見殺しにした戦前の頃から、全然変わっていないのではないか?今の中国のコロナ政策とも変わらないのではないか?
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自炊と宅配弁当との併用生活に移行して

2022年09月04日 21時45分59秒 | なにわB級グルメ探訪

以前お知らせしたように、平日の夕食は生協の宅配弁当を頼む事にしました。まずは5食で2650円の「おかず4品コース」弁当で利用を始めました。利用開始前する前の週に、生協の担当者が自宅に説明に訪れ、出資金を払って生協に加入しました。代金引き落とし口座の登録も済み、翌週の月曜日からいよいよ弁当の宅配が始まりました。

弁当が配達されるのはお昼前後です。平日は私は仕事で家にいませんから、ドライバーは弁当入りの保冷箱を玄関ドアの前に置いて帰ります。仕事から帰って来た私は保冷箱を家の中に入れ、保冷箱を開けて弁当がちゃんと入っているか、包装のラップが破かれて中身がつまみ食いされていないかを確認します。

保冷箱の中には、弁当以外に、来週の献立や生協からのお知らせが書かれたチラシも同封されています。保冷箱なので冷却効果はありますが、それでも当日夜22時までには開封して食べてしまわなければなりません。今はもう職場の飲み会もなくなったので、帰りが22時以降になる事はまずありません。だから何の問題もありません。

食べた後は弁当の容器を水洗いし、蓄冷材や緩衝材と一緒に保冷箱に入れて、再び玄関ドアの外に置いておきます。すると翌日の弁当配達時に、ドライバーがそれを持って帰ります。

最初の1週間は5日で2650円の「おかず4品コース」を注文。初回8月22日(月)のメニューは赤魚ときのこの黒酢あんかけ、豚肉の和風玉ねぎソース和え、切干大根と昆布の酢の物、ひき肉とメンマの炒め物。熱量302kcal、塩分1.7g。冷蔵庫に残っていた野菜サラダとインスタント味噌汁も付けていただきました。

以前も書きましたが、私の部屋には電子レンジとポットの他は、一口コンロのIHのミニキッチンと、ワンドア式で冷凍庫もない小型冷蔵庫しかありません。冷凍商品の買い置きが出来ないので、自炊できる料理も限られていました。これでは、せっかく自炊しても、節約の効果は限られています。その上、毎日同じようなおかずばかりになってしまい、それがストレスになっていました。

それが、自炊から宅配弁当に切り替えた事で、①献立を考える手間が省け、②食材の賞味期限を気にする必要もなくなり、③色んなおかずを少量ずつ食べる事が出来、④一人暮らしなので食べれる量に限りがある為、腐らせてはいけないと、無理に大量に食べる必要もなくなり、⑤日持ちのしないおかずも食べる事が出来るようになり、ようやくストレスから解放されました。

その一方で、この弁当メニューでは、どうしても空腹を満たす事が出来ません。多分、一人暮らしの高齢者を想定したメニューになっているのでしょう。しかし、このボリュームでは、働き盛りの中高年の肉体労働者は、とても空腹を満たす事は出来ません。そこで、もう来週からは、ワンランク上の「食べごたえ4品コース」に変更する事にしました。前の週の木曜日までに電話すれば、注文の変更や取り消しが出来ます。

8月23日(火)のメニューはハンバーグデミソース、もやしと玉子のカニカマあんかけ、オクラのなめたけ和え、パプリカのじゃこ炒め。熱量300kcal、塩分3.1g。これだけでは物足りないので、冷奴も付けて食べます。

8月24日(水)のメニューはアジのみそ幽庵焼き、鶏肉の唐揚げ、青のりポテトサラダ、こんにゃくのおかか煮。熱量400kcal、塩分2.0g。

8月25日(木)のメニューは豚肉の梅風味炒め、エビ餃子・しゅうまい、さつまいもと枝豆のサラダ、冬瓜とツナの炒め煮。熱量301kcal、塩分2.0g。

8月26日(金)のメニューはホタテのちゃんちゃん焼き風、ジャージャー麺風、白菜ときくらげのさっぱり和え、小松菜とあげの煮物。熱量304kcal、塩分2.7g。

2週目からは5日で3150円の「食べごたえ4品コース」に変更。変更初日8月29日(月)のメニューはエビのチリ玉子ソース、豚肉と野菜の青しそ風味、ほうれん草とひき肉の和え物、カリフラワーのマリネ。熱量354kcal、塩分3.3g。

この「食べごたえ4品コース」の弁当箱は使い捨て容器で、それまでの「おかず4品コース」の様に返却する必要はありません。返却するのは保冷箱と蓄冷材、緩衝材だけです。

8月30日(火)のメニューは豚肉と野菜の柚子味噌炒め、白はんぺんフライ、小松菜とちりめんのおひたし、紅あずまのサラダ。熱量442kcal、塩分2.6g。

8月31日(水)のメニューはチキン南蛮(タルタルソース付)、冬瓜のひすい煮、いんげんと玉子の炒め物、和風ポテトサラダ。熱量545kcal、塩分3.8g。

9月1日(木)のメニューは牛すき煮、焼き栗コロッケ、もやしとツナの炒め物、マカロニサラダ。熱量367kcal、塩分1.4g。

9月2日(金)のメニューはあじのみりん風味焼き、鶏とごぼうの炒め物、ナスの生姜だれ、ひじきとくわいのサラダ。熱量387kcal、塩分2.7g。

以上がこれまでの2週間の弁当メニューです。確かに、1食の弁当に500円も600円も払うのはもったいない気がします。でも、自炊していた頃も、前述したように、節約の効果は限られていたので、そんなに大した違いはありません。むしろ、それぐらいの値段で、毎日自宅に弁当を配達してもらって、買い物や調理・後かたずけの手間が省けるなら大助かりです。

宅配弁当の効能は他にもあります。一つはコロナ対策です。もしコロナを発症して自宅療養を余儀なくされると、今のままでは買い物にも行けなくなってしまいます。それが嫌なら、日本一まずいと評判の大阪府の療養食で我慢しなければなりません。ところが、宅配弁当だと、そのおそれもなくなります。配達は対面ではなく玄関前に留め置きなので、コロナ感染予防にもなります。

もう一つは自炊の参考にもなる点です。弁当配達があるのは毎週月曜日から金曜日だけです。土・日曜日は今まで通り自炊です。弁当のおかずは、とても今の私には作れない物が多いですが、中には「これなら今の私でも作れる」というおかずもあります。例えば、写真矢印の「卵といんげんの炒め物」とか「もやしとツナの炒め物」など。自炊を始めてから日も浅く、料理のレパートリーの限られている私にとっては、弁当のおかずが、自炊のヒントにもなるのです。毎日自炊だと大変ですが、弁当配達が休みの週末だけだとそんなに苦にはなりません。「今度は自分でも同じおかずを作ってみようか」という気になります。そういう点でも、自炊だけでなく宅配弁当も利用するようになって、私は良かったと思います。

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一見健康的だが実は貧困な食生活

2022年08月17日 18時59分00秒 | なにわB級グルメ探訪

今日、パルコープの営業担当者が自宅に来られて、生協の加入手続きと夕食サポートの口座引落手続きをして帰られました。何と、電話で対応した女性パート(もしかしたら正規職員)のおばちゃんが来られました。

 
そして、別紙の確認事項に沿って説明を受けた後、出資金の千円を払い、銀行のカードをポータブルの読み取り機に通して、その場で口座登録も完了。来週月曜日(8月22日)から自宅に弁当が届きます。現在はコロナ対策上、たとえ在宅中であっても、弁当は直接手渡しではなく自宅前に置いて帰るようになっているそうです。
 
弁当は当日18時までに、保冷箱に入れて届くそうです。食べた後は弁当箱を洗って、保冷箱の中に入れ、自宅前に出しておけば、翌日配達時に回収してくれるそうです。口座引落しも今日完了しているので、多分、次の27日には最初の引落しがされるだろうと言う事です。
 
契約したおかず4品以外に、パンや麺類、サラダも欲しい時は、前の週の木曜日までに電話すれば、追加で注文出来るそうです。今まで盗難などの被害は報告されていないそうですが、もし何か異常があれば直ぐ連絡して欲しいと言っていました。
 
 
宅配弁当の最大の魅力は、栄養バランスの取れたおかずを、毎日適量だけ摂取出来る点です。それまでは、部屋には小さな冷蔵庫しかない為に、何度もスーパーに買いに行かなければなりませんでした。
 
その為、少しでも買い物の手間を省こうと、ついつい多めに買ってしまったり、腐らせてはいけないので、ついつい多めに調理しがちでした。
 
しかし、コープの宅配弁当を注文すれば、もうそんな無駄な事をせずに済みます。そして、弁当配達のない週末は、自分の食べたい物を自炊で作る事も出来ます。
 
毎日自炊だけでは献立考えるだけで一苦労。しかし、たまには弁当だけでなく好きな物を自分で作って食べたい時もある。こんな「わがまま」が出来るのも、生協の宅配弁当があるからです。
 
私が自炊で作ったおかずは、和風中心のシンプルな物が多いです。人はそれを観て「健康的」だとか「品数が多く感心する」と褒めてくれます。しかし、「健康的でシンプルなおかず」が多いのは、実はそれしか作れないからでもあります。
 
例えば、揚げ物や餡掛けの様な「手の込んだおかず」を作るのは、今の私の力量やキッチン環境を考えると、まさに至難の業です。それでも、最低限の栄養は取らなくてはいけませんから、どうしても「安い値段」で「早く作れる」食材ばかりになってしまう。
 
だから、どうしても冷奴や卵焼き、ハムエッグ、胡瓜の竹輪巻き、納豆、豆苗、トマトサラダ、野菜炒め、ウインナー炒め、炒飯、ポトフと言った簡単なおかずや、レトルトのおでん・味噌汁・カレーや、缶詰ばかりになってしまう。おかずの品数が多いのも、そうしないと食材が余って腐らせてしまうからです。別に私が料理好きだからではありません。
 
そんな私にとっては、少量でも品数が多く、唐揚げや餡掛けなどの「手の込んだおかず」も食べれる、生協の宅配弁当や、勤務先の社内食堂、一般客も利用出来る南海難波駅の社員食堂などは、単に「健康的」「経済的」とか言う以前に、もっと重要な、ある意味、命綱でもあるのです。
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食も助け合いから

2022年08月09日 22時58分36秒 | なにわB級グルメ探訪

またまたブログの更新が滞り申し訳ありません。実はこの間、ツイッターで「せんべい」という人と対話していました。その対話のこれまでのツイート(つぶやき)を、こちらでも紹介したいと思います。以下がそのツイートです。ツイートの前にある「プ」(プレカリアート)は私の、「せ」はせんべいさんのツイートです。いずれもツイートをそのままの形で載せています。但し、文字化け防止の為に半角文字は全て全角文字に変更し、曜日だけ記載のツイートについては日付も注記する等、必要最小限の編集を施しました。

プ:1Rの一人暮らしだと、どうしても野菜不足に。買っても余って腐させてしまうだけなので、つい買うのが億劫に。例えばこの万能葱も、普通は冷凍で長期保存するのだが、冷蔵庫は入居当初からあるワンドア式で、後は製氷室しかないのでそれも出来ない。なので昨日の夕食もこんな葱まみれのおかずにw

せ:今ちょうど、野菜や食事について考えていて目に止まりました……。  納豆や卵とじ、美味しそうで健康に良さそうなおかずだと思います。私も真似したいな。  夏はきゅうりやトマトプラスしたらいいと思います。きゅうりはタッパーに塩入れて冷蔵庫においたら美味しい漬物になりおすすめです。

プ:実は今日行きつけの鍼灸院でこの夕食の写真を見せたら即、野菜不足だと言われました(注:苦笑いの画像) それを補う為に野菜炒めも時々作りますが、そうすると油の取り過ぎの心配も。煮物にも時々挑戦しますが、どうしても最後は楽な炒め物に。 野菜保存用の小型冷凍庫を別で買うか、生協の宅食弁当に変えた方が良いかも

せ:私も宅配弁当がいいか、安く自炊が良いか悩みます。食べ切れたらどちらでもいいですが、経費も気にかかりますね。  あまりにきちんと食べようとすると大変だから、弁当プラス野菜とか、味噌汁具だくさんみたいにすると良いとは聞きました。

プ:葱まみれの夕食は土曜日(注:8月6日)の物です。それから日曜にかけて、スティックコーヒーと胡桃ロールの朝食、鍼灸治療帰りに南海難波駅の社員食堂(一般客も乗務員価格に20円上乗せで利用可)で470円のおろしハンバーグ定食、冷蔵庫に残っていたカネテツの野菜揚げと水茄子の漬物、いわし蒲焼缶の夕食にしました

せ:ところどころ真似したい部分があります。私も本当は食堂のくらいガッツリ食べないと、とは思いますが……。

プ:日曜日の夕食は流石に自分でも手抜きが甚だしいと感じたので、今日は卵のトマト炒めとモロキュウにしました。トマト炒めは鶏ガラスープの素とマヨネーズも加えて中華風に。もうこの一品だけで満腹です。万能葱処分の為に副菜に出すつもりだった冷奴も取り止め、葱はネコマンマの付け合わせに使いました

プ:今日、パルコープに夕食サポートの資料請求をしました。確かに今夜のトマト炒めは美味しかったけど、いつもそんなメニューが作れるとは限りません。生協の宅配弁当なので栄養バランスはバッチリ。一人暮らしだと弁当頼んでも出費は自炊とそんなに変わらないし。週5日は宅配弁当で土日のみ自炊にします

せ:私も資料を取り寄せ、それっっきりです……。頼んだらぜひ感想を教えてください、

プ:野菜不足について考える様になったきっかけは、やはりコロナです。私の職場でも「体調不良」の名目で1週間休んでいる人が数人います。そこで免疫力を付けなきゃという事で、行きつけの鍼灸師さんに毎日の食事について聞かれ、葱まみれの写真を見せたら「葱なんか野菜のうちに入らない」と言われましたw

プ:具沢山の味噌汁、いいですね!土井善晴さんの料理本にもそんな事が書いてありました。でも、今のキッチンにはIHコンロが一口しかないので、一品調理が終わらないと次の調理にかかれません。だからどうしても味噌汁はレトルトで済ましてしまいます。確かに具沢山の手作り味噌汁の方が体に良いのですが…

せ:うちよりは食材多めで、やる気があるなって感じました。うちはガスで一口です。ゆわかせばできるゆで卵、バナナ、きゅうりトマトをよく買います。レタスでカサを増やそうと失敗、腐らせて捨てたこともあります。

プ:私、以前は西成のあいりん地区に住んでました。最初はホテル暮らしでやがて賃貸に。当時の夕食は弁当でした。これがその弁当。300円と安かったが野菜は皆無。他の弁当も大体同じ。これでは栄養が偏るし、毎日これでは飽きが来る。その賃貸でもトコジラミに悩まされ、ようやく今の住之江区の1Rに

せ:西成、you tubeでよく動画出ててチラ見することがあります。満州よしこさん(注)という歌手の方がよく出ていますね。

(注)「満州よしこ」ではなく「満州けいこ」(本名:坂田佳子)では?ネットで検索したら下記リンクに行き当たりました。

https://twitter.com/wzdjkoyfomscqac?s=11&t=TU9mWrIqS-3tZMUe80nB9A

プ:ただ西成生活全てが闇だった訳ではありません。むしろ西成で得た物の方が多かった。特に釜ヶ崎の夏祭りや暮れの越冬闘争の炊き出しで食べた天ぷら、カレーの味は今でも忘れられません。子ども食堂では大人の私も300円で野菜豊富な夕食をご馳走になりました。食事も助け合いの中で食べてこそ美味しい

プ:確かに西成のホテル生活では変な人にも遭遇し、隣人とトラブルにもなりました。でも、それ以上に学んだ事も多かった。例えば、釜ヶ崎夏祭りで買ったこのTシャツを着て歩いていると、見知らぬ人からも「何々?黙って野垂れ死ぬな。やられたらやり返せ…おう、その通りや!兄ちゃん頑張れ!」と声援が

プ:その釜ヶ崎の催しもコロナで休止を余儀なくされました。代わって星野リゾートが新今宮駅北側に進出して来ましたが、あんな高級ホテルに行っても西成の事は何も分かりません。宿泊客も新世界だけ見て西成は素通りです。今回、私が生協の弁当注文を思い立ったのも、「食も助け合いから」と思うからです

プ:ゴメン、長々と私ばかり喋って。私がここで言いたかったのは、「たとえ非正規雇用で高齢、独身の単身赴任者でも、まともに野菜が取れて、栄養バランスのある食事が出来て、セパレートの風呂にも入れる、そんな世の中を!」この一点だけです。生協の宅配弁当注文したらまた感想を呟きます

せ:よろしくお願いします。志とは違いますが、でもきちんと作ってらっしゃると思います。

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難波給食所(南海電鉄社員食堂)へのアクセスと利用法

2022年06月15日 23時23分23秒 | なにわB級グルメ探訪
 
難波給食所(南海社員食堂)の利用法を一つの記事にまとめました。ブログ読者の方は今までの記事の総集編として、職場の競馬ファンの方は難波のウインズに立ち寄る際のランチ情報として読んでいただければ助かります。
 
南海難波駅、堺駅、和歌山市駅には南海電鉄の社員食堂があり、社員以外の方も追加料金を払えば利用出来ます。追加料金と言っても社員価格よりも20円高いだけです。
 
 
土曜日の休み以外は早朝6時半から夜20時まで営業しており(難波駅の場合)、改札で申し出れば無料の構内入場証が貰えます。但し、入場証を紛失してしまった場合は入場券を買わなければならないので、くれぐれも無くなさいように気を付けて下さい。
 
ここでは南海難波駅の社員食堂(難波給食所)について、その案内と感想を書いておきます。
 
 
食堂の入口は難波駅の中にあります。2階の中央改札から入り、「南海そば」の横を通り過ぎ、南口改札に向かう廊下の左手に、「食堂営業中」と書かれたドアがあります。ここが食堂の入口です。
 
「食堂営業中」のドアを開けると、右手に今月の献立表が掲示されていますので、それを見てメニューを決めます。
 
ちなみに主なメニューの価格は、日替わり定食は470円(AとBがあるが、どちらも同じ値段)、ラーメン280円、カツカレー440円、ラーメン+日替わり定食550円、朝定食420円です。社員はそれより更に20円安くなりますが、別に社員でなくても充分安いです。
 
自分の食べるメニューを決めたら、構わずどんどん前に進みます。そうすれば、やがて右手に食堂の入口が見えて来ます。構内入場証で入れるのはここまでです。一般の方はこれより先には入らないようにしましょう。
 
 
食堂入口横に日替わり定食のサンプルが展示されています。日替わり定食を食べる人は、そのサンプルを見て、A・Bのどちらを注文するか決めます。
 
メニューが決まれば券売機で食券を購入します。券売機のボタンも社員用・一般用の2種類があるので、緑の一般用のボタンで食券を買います。そして、黄色の一般用のトレイを取り、茶碗や湯飲みをお盆の上に乗せます。
 
ちなみに私は日替わりBの肉じゃが定食にしました。B定食の食券を乗せて、カウンターに移動します。電車運転手などの乗務員は時間に余裕がないので、カウンターでの食事の受け取りも、社員の方が優先です。
 
カウンターでは、ご飯の量を聞かれます。ご飯の量は大盛り・中盛り・小盛り・半割りと4種類あるので、それぞれ好きな物を選びます。そして、自分の好きな小鉢をどれか一品選びます。
 
座席も社員用と一般用に分けられています。手前の2列は社員専用なので、一般利用客は奥の一般用の座席に座ります。
 
 
私も一般席で日替わりBの肉じゃが定食を美味しくいただきました。ご飯は若干パサパサしているのと、食堂従業員の方の愛想が余り良くないのが玉にキズですが、これだけ値段が安ければ文句は言えません。
 
机の上にアンケート用紙がありましたので、私は下記の内容を書いてアンケート回収箱に投函しました。その後、返却口にお盆と食器を返し、お箸や爪楊枝などの消耗品を手前のポリバケツに捨て、食堂を出ました。そして、入って来た時と同じ改札で、構内入場証を係員に返却して外に出ました。
 
 
アンケート用紙の回答
最近はこの社員食堂も一般の方が多く利用するようになりましたが、まだ利用の仕方が分からずとまどう(戸惑う)方がいるようです。
①券売機は一般用の緑ボタンで注文
②お盆も一般用の茶色(注:黄色の間違い)の方を使用
③席も社員用の手前2列には座らず奥の席に座る
以上の但し書きを、券売機の前だけでなく、メニュー掲示の壁にも大書した方が良いと思います。(以上)
 
実際、私も、2回目ぐらいまでは、なかなかこの通りに注文出来ませんでした。券売機も社員用のボタンで食券を買い、後でカウンターで20円の追加料金を払っていました。慣れないうちは、どうしても目の前にある物に注意が行きがちです。私の場合も、券売機で自分の注文したいメニューを探すのに精一杯で、社員用と一般用の2本立てになっている事に気付きませんでした。
 
 
そして、これはアンケートには書きませんでしたが、写真の爪楊枝入れの開け方もちゃんと掲示して欲しいです。上の蓋を押せば蓋が浮き上がり、中の爪楊枝が出せるのですが、その解説がどこにも載っていないので、私は最初開けるのに苦労しました。
 
昨今、農産物の不作に、ウクライナ戦争やロシアに対する経済制裁の影響が加わり、食糧価格が高騰しています。
 
その中で、南海電鉄は社員食堂を一般の方にも開放してくれて、安い価格で栄養価のあるメニューを提供して下さり、非常に感謝しています。
 
 
当初は「新しい資本主義」を掲げて、格差是正や所得倍増を唱えていた岸田政権も、最近は「貯蓄を投資に回せ」とか「家計が値上げを受け入れている」(日銀・黒田総裁)と口にする有様で、再び新自由主義(一部の金持ちだけが肥太り、他の大勢の庶民は貧しくなる従来型の資本主義)に逆戻りしつつあります。
 
その一方で、他の先進国とも足並みを揃えなければなりませんから、「環境保護」や「SDGs(持続性ある開発)」と言った、やたら耳障りの良いスローガンも掲げるようになりました。
 
でも、幾ら耳障りの良いスローガンを掲げても、「言っている事と実際やっている事が正反対」ではお話になりません。地球温暖化防止の為に、幾ら二酸化炭素の排出量を減らしても、原発や軍拡競争で戦争を煽り、放射能を撒き散らしていたら何もなりません。
 
幾ら「新しい資本主義」で「格差是正」を訴えても、実際にやっている事は軍事費倍増、消費税増税や社会保障費削減だけでは、庶民は焼け細るばかりです。せめて、この社員食堂の一般開放や「こども食堂」の拡充ぐらいは、国の方でも、もっと率先してやって欲しいです。
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玉ねぎ高騰の主犯

2022年05月18日 10時52分00秒 | なにわB級グルメ探訪
 
玉ねぎの値段が高騰しています。先週も1玉198円の玉ねぎに驚かされましたが、今週はそれを上回る1袋598円の玉ねぎに出会いました。何と1袋598円ですよ。これに軽減税率でも8パーセントの消費税が加わりますから、税込みでは1袋645円もの高値になります。
 
確かに、1袋598円の玉ねぎは新玉ねぎで、サイズも大振りです。1袋5玉入りなので、1玉当たり120円弱と、先週の1玉198円よりは「お得」になりますが、それでもねえ。玉ねぎだけ買うのに600円以上も出すぐらいなら、一人暮らしの身では、もう松屋や吉野家の牛丼で外食にするほうが、はるかに安上がりです。

それにしても、玉ねぎの高いこと!確かに、玉ねぎだけが野菜ではありませんが、安い野菜の代表格だった玉ねぎが、今や高額野菜の代表格に早変わりするとは。この1袋598円の玉ねぎには、さすがにスーパーの他のお客さんも、全く見知らぬ同士なのに、互いに顔を見合わせ苦笑いしていました。
 
この玉ねぎの価格高騰については、私は最初、ウクライナ戦争の影響だと思っていました。しかし、よく考えると、ウクライナは小麦の主産地ではあっても、玉ねぎの主産地ではありません。だから、戦争の影響と言うのは、こと玉ねぎに関しては、当てはまらないと思います。

青森市の市場価格は4倍に タマネギ高騰はなぜ?いつまで続く?(ATV青森テレビ)
上記のニュースによると、玉ねぎ価格高騰の理由は主に次の三つだそうです。一つは、主産地の一つである北海道が昨年夏の高温・旱魃(かんばつ)で不作に見舞われた事。二つ目に、もう一つの主産地である中国も、コロナによるロックダウンで輸出が出来なくなった事。三つ目に、今でこそ高値ですが、それまで値崩れしていた為に、玉ねぎの作付面積が減少していた事。
 
今ようやく、北海道産以外の淡路島産や佐賀県産の玉ねぎが出回り始めていますが、こちらも天候不順の影響で品薄状態だとか。次の北海道産の出荷が始まる今年8月まで、玉ねぎは高値が続きそうです。
 
そう言えば、それまでは玉ねぎは値崩れしていました。スーパーには1玉50円前後の安値で玉ねぎが陳列されていました。
 
むしろ私は、この第三の理由こそが、玉ねぎ価格高騰の真の原因ではないかと思います。何故なら、幾ら主産地の不作や輸出不能で玉ねぎが品薄になっても、政府がしっかりと食糧確保に動いておれば、ここまで高騰する事はありませんでした。
 
政府も以前はコメの食管制度などの形で、食糧確保に一定の責任を持っていました。ところが今や、その食管制度も廃止され、食料確保は完全に市場任せとなってしまいました。
 
市場がまともに機能しているなら、それでも良いでしょう。しかし現実には価格は乱高下。1玉200円もするような玉ねぎでは消費者は手が出ませんし、逆に値崩れしても、消費者はその場は助かりますが、農家がそれに懲りて玉ねぎ栽培を諦めてしまっては、安定供給する事は出来ません。

実際は「悪貨が良貨を駆逐する」。幾ら良質な商品でもコストが掛かれば高値で売れない。逆に多少、粗悪な商品でも安ければ売れる。これが市場の「現実」です。
 
この様な原理が横行する下では、大資本は資金力にモノを言わせて、幾らでも買い占めや価格操作を行う事が出来ます。逆に農家は、幾ら良い物をより安く売ろうと思っても、資金力に限りがある以上、「安かろう悪かろう」の商品には太刀打ち出来なくなります。
 
そこに地球温暖化による天候不順が加わります。スーパーに並ぶ野菜を良く見ると、例えばキャベツは長野産や岩手産など、特定産地の商品に偏っている事が分かります。これは、政府が長年に渡り、農業の大規模化や株式会社化を推進して来たからですが、その結果、特定産地が天候不順に陥れば、たちまち全国が品薄状態に陥るようになってしまいました。
 
昔は大阪も、泉州玉ねぎの大産地でした。ところが、戦後の都市化や農業衰退により、今や北海道産や中国産の玉ねぎに駆逐されつつあります。その結果、消費者は、今や玉ねぎも買えないようになってしまったのです。

確かに、コメの食管制度には、欠点も色々ありました。コメが安定供給されるはずだったのに、現実には「安かろう悪かろう」の政府米の在庫処分の場となってしまい、古古米が売れ残るようになってしまいました。

食生活の欧米化で、需要と供給のバランスが崩れてしまっているのに、政府がうまく対処出来ずにいた為に、コメの在庫がダブついてしまったのです。だったら、うまく対処すれば良いだけの話です。ダブつきを理由に、食糧確保の役割まで放棄してしまって良いはずはありません。

玉ねぎにも同じ事が言えるのではないでしょうか。少なくとも、主食やそれに準ずる食料については、政府が責任もって食料確保に努めてもらいたいです。それでこそ、本当の「経済安保」ではないでしょうか。日本の消費者は大人しいので、まだ黙っていますが、このままでは、またかつてのように、「米騒動」が勃発するかも知れませんよ。
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1玉89円の玉ねぎが輝いて見える

2022年05月11日 20時08分00秒 | なにわB級グルメ探訪
 
ウクライナ戦争のあおりで、物価がどんどん上がっています。以前は1玉100円もしなかった玉ねぎも、今や1玉だけで200円以上するようになってしまいました。これではもう玉ねぎなんて買えません。政府も「経済安保」とか言うのであれば、他国の戦争に口出しするより前に、「国民生活の安全保障」をまず第一に考えてほしいです。

そんな折、久々に100円を切る玉ねぎを見つけました。佐賀県産の新玉ねぎで、1玉89円。以前の水準に戻っただけですが、何故か光輝いて見えました。
同じ1玉の新玉ねぎでも、淡路島産は198円もするのに、佐賀県産は89円。109円も違う。確かに淡路産や泉州産の玉ねぎは美味しいが、それでもこれほど差がつくとは…。この差は一体何なんや?本当に佐賀(国内)産か?w
私も釣られて、その1玉89円の新玉ねぎを買っちゃいました。♪
 
 
夕食はこれとベーコン、豆苗を鍋でコトコト煮詰めてポトフにして食べました。出汁は洋風のブイヨンの素を2切れ投入。
そして、山椒きゅうりの調味料がまだ残っていたのに気付き、後で胡瓜も1本買い足して、夕食の付け合わせに出しました。
ポトフは新玉ねぎとベーコンの良い出汁が出て、非常に美味しかったです。そこに豆苗の香りも加わり、絶妙な味加減に。
ただ、山椒きゅうりの調味料が少し多かったので、胡瓜をもう1本増やして、明日の分も作り置きしておいた方が良かったかも知れません。
 
ポトフの具は全部さらえる事が出来ましたが、出汁は半分ぐらい残りました。この残りの出汁は、鍋ごとラップに包んで明日まで置いておき、明日はそこに卵と残りのベーコン、豆苗を放り込んで、溶き卵にして食べようかと思っています。
 
玉ねぎを中火でコトコト煮るのに20分ぐらいかかりましたが、油脂類は一切使わなかったので、後の洗い物もお湯で洗い流すだけで済みました。一人暮らしをしていると、ついつい野菜が不足しがちになります。調理も簡単なレトルト食品が中心となってしまいます。その中で、今回は野菜も豊富に摂れて、非常にヘルシーな夕食となりました。
 
材料費
佐賀産新玉ねぎ1玉 89円
豆苗1パック 59円
胡瓜1本 39円
三元豚ザク切りベーコン(45g)1パック 100円
合計287円
 
調理時間
ポトフを煮詰めるのに約20分
胡瓜を刻んで和えるのに約10分
合計30分
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泉佐野の魚市場に行って来た。

2022年03月25日 19時53分22秒 | なにわB級グルメ探訪
 
3月23~24日とシフト連休でしたが、運転免許の更新や部屋の掃除、洗濯、ブログ更新などで初日を費やし、翌日も近所の整骨院のお試し無料診療で午前中が過ぎ、気が付いたらもうお昼前。
 
そこで、いつも夕食はレトルトや炒め物料理ばかりだったので、たまには新鮮な魚介類を食べようと、泉佐野漁協の青空市場へ。ただ新鮮な魚を食べるだけなら、大阪市内の木津市場の方が近いのですが、昔ここで写真撮影を巡り店主と少し揉めた事があったので、きれいな海の新鮮な魚を求めて大阪府南部の泉佐野までプチ遠出して来ました。
 
南海泉佐野駅を降りて泉佐野の下町を10分程歩くと、やがて漁港に出て、お目当ての青空市場が。市場の古びた建物の中に通路を挟んで約20軒の魚屋さんが軒を連ねていました。
 
 
市場の中には食堂も2軒ほどあり。私はそのうちの1軒、「裕太朗寿司」と言う店に入りました。最初は980円の「はみ出し海鮮丼定食」を注文しようと思ったのですが、生憎売り切れで、1500円の「大漁海鮮丼」に変更。消費税の150円にオプションの赤だしと穴子の天麩羅も注文したので、その分の330円も上乗せされて、合計1980円もの豪華な昼食に。
 
他のメニューも全体的に高めでした。確かにネタは新鮮でボリュームもあるのは認めますが、この程度のネタなら回転寿司や海鮮丼チェーンで千円程度で食べられるのでは?注文のタッチパネルなんかに金をかけ過ぎでは?市場の中には自民党や維新の候補者ポスターが方々に張り出されていたので、政治力を背景に殿様商売の上に胡座をかいているのではないか?
 
 
市場では「ちぬうみ丼」と言う地元食材を使った料理の宣伝もしていたが、これも別に青空市場だけでなく、駅前の大衆食堂でも食べる事が出来ます。むしろ、そちらで食べた方が安上がりで済むのでは?…次から次へと雑念が入ります。
 
 
しかし、出てきた大漁海鮮丼を食べた途端に、雑念は一挙に吹っ飛びました。刺身の具で丼が覆いつくされ、中のご飯が見えません。具を取り除くと、ご飯の上にしらすと錦糸卵が載っていました。非常に美味しく、ボリュームもたっぷりあり、私はすぐに満腹に。
 
 
帰りに土産でも買って帰ろうと市場の中を覗いたら、一盛り5匹以上ある舌平目が何と100円や200円の値段で売られていました。
しかし、舌平目を調理するには頭や内臓を取らなければならず、それらを取ったら身は半分ぐらいに減ってしまいます。調理の手間も考えたら、決して割安とは言えないし、生(なま)物で保存も利かないので舌平目はパス。
 
代わりに、ザル一盛り300円のちりめんじゃこを200円、一舟600円のいかなごくぎ煮を500円に負けてもらい、土産に買って帰りました。
 
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