アフガン・イラク・北朝鮮と日本

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初めてレインボーパレードに参加して来ました

2018年10月07日 23時02分40秒 | ヘイトもパワハラもない世の中を

本日10月7日の日曜日に、生まれて初めてレインボーパレードに参加して来ました!LGBT(レズ・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー等の性的少数者)団体主催のパレードです。大阪の扇町公園から梅田に出て再び公園に戻って来る2時間半余りのコースを歩いて来ました

そもそも、LGBTそれぞれの違いは何か?東京レインボープライドのHPによると、

~LGBTとは、Lesbian(レズビアン、女性同性愛者)、Gay(ゲイ、男性同性愛者)、Bisexual(バイセクシュアル、両性愛者)、Transgender(トランスジェンダー、性別越境者)の頭文字をとった単語で、セクシュアル・マイノリティ(性的少数者)の総称のひとつです。

電通ダイバーシティ・ラボの2015年の調べ(全国69,989名にスクリーニング調査を実施)では、日本におけるLGBTの割合が人口の7.6%存在すると言われています。トランスジェンダーには出生時の身体の性別によってMtF(Male To Female)やTrans woman 、FtM(Female To Male)やTrans manという表現も用いられます。

しかも、LGBTだけでなく、Xジェンダー(男女のどちらにも切り分け出来ない人々)やAセクシャル(無性愛者)、ノンセクシュアル(非性愛者:性別はあっても性欲のない人々)、パンセクシャル(男女どちらも好きになる人々)、トランスヴェスタイト/クロスドレッサー(異性の服装を好んで着る人々)、インターセックス(心の性だけでなく身体の性も未分化な人々)もおり、決して男と女の別だけでくくれるような単純なものではないのです。いずれも私が初めて知る事ばかりです。

杉田水脈のLGBT切り捨て投稿と、それを無批判に掲載した雑誌「新潮45」糾弾!性的少数者を差別するな!皆んな違って皆んな好い!…以上はパレード参加者が掲げていたプラカードの一部です。ここまではまだ私の事前の予備知識にもあった光景でした。

しかし、歌い踊りながらのパレード(デモ行進)だけなら、私が以前参加した反原発デモや戦争法(安保法制)反対サウンドデモも同じです。でも、今日のレインボーパレードはそれだけでなく、「〜反対!」等のコールも一切ありません。ひたすら歌って踊るだけ。後は手持ちのプラカードで意思表示するのみ。

 

最初はそんな事で自分達の主張をアピール出来るのか半信半疑だった私でしたが、かえってそれが歩行者や買い物客から注目を浴び、沿道やビルの窓にはパレードを撮影する人や手を振る人の姿が

パレードには性的少数者の人々だけでなく、それを支援する労働組合の人々の隊列も。それだけでなく、お堅いイメージのあった共産党の事務所からもレインボーフラッグを掲げて応援してくれる人々の姿も。

共産党がパレードを応援する姿を見て「ほら見ろ、レインボーパレードはやはり左翼の集まりじゃないか!」と早とちりした人は、扇町公園でパレード終了後もずっと開催されたステージやフェスティバルもご覧下さい。そこには労組・市民団体だけでなく、アダルトビデオ販売業者・信長書店や飲料メーカー・チェリオのブースもありました。では、信長書店やチェリオの人々も左翼なのでしょうか?

 

確かに業者の人々は、あくまでも商売目当てでレインボーフェスティバルに出店したのでしょう。しかし、それはまた同時に、LGBTが決して特殊な人々ではない事の証でもあります。全人口の一割近く、佐藤や鈴木といったごくありふれた苗字の人々よりも多くいる、これらの人々を無視しては、商売だけでなく社会自体も成り立たないのです。今まではそれが表ざたにならなかっただけで。

 

レインボーパレードはレインボーフェスティバルの一環として行われました。そのレインボーフェスティバルは、10月6日から7日にかけて、大阪の扇町公園で開催されました。「性の多様性」を祝福し、分かち合い、互いに尊重しあうきっかけとなるように、実行委員会の下で、ステージ・ブース・パレードの3つのイベントを同時開催する事で、情報発信や参加者の交流、ネットワークづくりのきっかけを提供する...と案内パンフレットにありました。

 

天皇制による女性差別や外国人差別に反対する映画祭のブースの横で、資生堂やポーラ化粧品、チェリオや信長書店が出店し、その隣では司法書士やハローワークが人権相談や就業支援を行う。トイレや銭湯の使用だけでなく育児や遺産相続に至るまで、解決すべき課題はまだまだ山積みですが。人権後進国と言われた日本にも、ようやくそんな時代が到来しました

 

それでもまだ「LBGTを認めるなら痴漢の権利も認めろ」と言って恥じない奴らは、自分の息子がLGBTでも同じ事が言えるのか?自分の娘が痴漢に遭っても同じ事が言えるのか?たまたま男でも女でもなくLGBTとして生まれただけで、なぜ犯罪者呼ばわりされなければならないのか?権利主張と犯罪の区別も付かないようなバカは、権利なぞ一切主張せずに、死ぬまでブラック企業の食い物にされたら好いわ。

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教育勅語とは逆に、社畜に成り下がらなかったこそ勝ち取れた賃上げ~この間のツイートまとめ

2018年10月07日 08時32分22秒 | 職場人権レポートVol.3

今までは折角有休とっても、給料が低い為に、旅行に行く気にもなれなかった。しかし、今度の契約更新でようやく時給が千円に上がる事になった。そして、久しぶりに競馬で的中できた。これでようやく旅行に行けるようになるかも知れない…神戸新聞杯で馬単③②1300円・三連複②③⑥2930円ダブル的中!(9月23日)

はっ?「戦後構造」って何だ?「冷戦構造」なら知ってるが。
今まで東西冷戦の陰に隠れて、「朝鮮特需」で儲け、嫌韓・嫌中を散々煽っておきながら、朝鮮半島の雪解けが始まった途端に、変な造語を捏造して、「戦後レジームの脱却」「憲法9条改悪」に利用する気か?(9月25日、安倍が国連総会出席の為に訪米する中で、戦後の冷戦構造を「戦後構造」と言い換えた安倍の発言をそのまま垂れ流したNHKニュースに対して)

今日は台風が来るというのに出勤だ。午後からはJRも私鉄も止まる。帰りは唯一動く地下鉄の最寄駅まで所長の車で送ってくれるそうだが、果たして無事に帰れるだろうか?社員食堂の営業停止に備え、非常食として購入したパンも昼食用に持って行く事にする(9月29日、しかし、結局このパンは余らせてカビを生やせてしまいました。あんまり心配性になるのも考えものですね…)

今度の連休(公休+有休)は台風被害も無かったので小旅行に出かけます。行き先は奈良県十津川村。大和八木から新宮に向かう日本最長の路線バスに乗って、谷瀬の吊り橋を堪能した後、今日は十津川温泉に一泊。明日は野猿を楽しんだ後、「天空の里」として世界遺産に登録された果無集落に向かいます(10月1日)

何が改造内閣か。何度改造を繰り返しても主要閣僚の顔ぶれは変わらず。改造した尻から問題起こして。それをトカゲの尻尾切りで誤魔化し、ほとぼり冷めればまたこっそり入閣させて。それを繰り返す度に、安倍の目付きは悪くなり、人相(特に頬っぺたの輪郭)もますます佐藤栄作や岸信介に似て来た(10月2日)

確かに教育勅語には大いなる普遍性があるわな。権力者が好き勝手に振舞う口実に、天皇の命令をダシにして、「この菊の紋章が目に入らぬか」と国民を黙らせる事が出来るからな。これでもう悪巧みのし放題。これが初入閣の初仕事とは、流石は安倍の極右内閣(呆(10月3日、初入閣の柴山文科相が「教育勅語にも現代にアレンジできる普遍性がある」と発言した事に対して)

※ちなみに、下記がその教育勅語の内容(現代語訳)です。

 はい、天皇です。よろしく。ぼくがふだん考えていることをいまから言うのでしっかり聞いてください。もともとこの国は、ぼくたち天皇家の祖先が作ったものなんです。知ってました?とにかく、ぼくたちの祖先は代々、みんな実に立派で素晴らしい徳の持ち主ばかりでしたね。君たち国民は、いま、そのパーフェクトに素晴らしいぼくたち天皇家の臣下であるわけです。
 そこのところを忘れてはいけませんよ。その上で言いますけど、きみたち国民は、長い間、臣下としては主君に忠誠を尽くし、子どもとしては親に孝行をしてきたわけです。その点に関しては、一人の例外もなくね。その歴史こそ、この国の根本であり、素晴らしいところなんですよ。そういうわけですから、教育の原理もそこに置かなきゃなりません。
 きみたち天皇家の臣下である国民は、それを前提にした上で、父母を敬い、兄弟は仲良くし、夫婦は喧嘩しないこと。
 そして、友だちは信じ合い、何をするにも慎み深く、博愛精神を持ち、勉強し、仕事のやり方を習い、そのことによって智能をさらに上の段階に押し上げ、徳と才能をさらに立派なものにし、なにより、公共の利益と社会の為になることを第一に考えるような人間にならなくちゃなりません。もちろんのことだけれど、ぼくが制定した憲法を大切にして、法律をやぶるようなことは絶対しちゃいけません。よろしいですか。
 さて、その上で、いったん何かが起こったら、いや、はっきりいうと、戦争が起こったりしたら、勇気を持ち、公のために奉仕してください。
 というか、永遠に続くぼくたち天皇家を護るために戦争に行ってください。
 それが正義であり「人としての正しい道」なんです。
 そのことは、きみたちが、ただ単にぼくの忠実な臣下であることを証明するだけでなく、きみたちの祖先が同じように忠誠を誓っていたことを讃えることにもなるんです。
 いままで述べたことはどれも、ぼくたち天皇家の偉大な祖先が残してくれた素晴らしい教訓であり、その子孫であるぼくも臣下であるきみたち国民も、共に守っていかなければならないことであり、あらゆる時代を通じ、世界中のどこに行っても通用する、絶対に間違いの無い「真理」なんです。
 そういうわけで、ぼくも、きみたち天皇家の臣下である国民も、そのことを決して忘れず、みんな心を一つにして、そのことを実践していこうじゃありませんか。以上!明治二十三年十月三十日天皇(以上、高橋源一郎氏の「教育勅語現代語訳」より)

 これで明らかでしょう。教育勅語の前の方に書いてある「兄弟仲良く」等の言葉も、結局は最後の「戦争になれば天皇の為に死ね」に導く修飾語でしかないのです。こんな「奴隷道徳の勧め」みたいなものが、封建制度の江戸時代ならいざ知らず、21世紀の現代にどうアレンジできると言うのでしょうか?こんな教えを真に受けても、安倍の軍拡やモリカケ隠しに悪用され、ブラック企業に食い物にされるだけです。

 私が時給千円への賃上げを勝ち取ることが出来たのも、そんな「奴隷道徳の勧め」とは逆に、自分の頭で改善策を考え、会社にも言うべき事を言って来たからです。

今度の契約で遂に時給千円への賃上げを勝ち取った!そして晴れてベトナム人教育専任スタッフに就任した!今まで社員が現場作業をベトナム人に丸投げしていた為に、職場がグチャグチャになってしまったのを、社員に代わって一から立て直す仕事なので、一筋縄では行かないと思うが、もうやるしかない!(10月7日)

 そして、今回はリツイートで拡散するぐらいしか出来ませんでしたが、「期日前投票で与党系候補の名前を書いた投票用紙の写真を証拠として提出しろ」と、投票の自由を侵害する違法な企業ぐるみ選挙で社員に圧力をかけたり、最大争点であるはずの普天間米軍基地の辺野古移設(基地の県内たらい回し)には一言も触れずに、知事にはそんな権限なぞないのに「携帯電話料金の4割値下げを実現する」と空手形を乱発するデマ選挙を繰り広げたにも関わらず、沖縄県知事選挙で翁長知事の意志を引き継ぎ史上最多得票で圧勝した「オール沖縄」の玉城デニー候補と、それを支えた沖縄県民をはじめとする多くの皆さんに改めて敬意を表します。この沖縄県民の方々が知事選に勝利できたのも、「教育勅語」なぞと言う下らない「奴隷道徳の勧め」なんかにとらわれずに、自分の信念を貫く事ができたからです。

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