アフガン・イラク・北朝鮮と日本

黙って野垂れ死ぬな やられたらやり返せ 万国のプレカリアート団結せよ!

転載:5・27普天間問題緊急声明

2010年05月29日 00時22分23秒 | 沖縄の犠牲の上に胡坐をかくな


 呼びかけ人・賛同人併せて180名の与党議員による、沖縄・普天間米軍基地の県外・国外移設を求める緊急声明の全文を、こちらにも緊急転載します。
 この声明に対しては、米国・自民党・右翼からの「後ろ向きの批判」とは別に、「沖縄の痛みを今度はグアムやテニアンに押し付けるのか」「それでは植民地主義そのものじゃないか」等の、「前向きの批判」もあるかと思います。この辺については、実際私も複雑な想いを抱いています。
 しかし、だからといって、普天間基地が、このまま沖縄県内の辺野古に移設(たらい回し)されるだけに終わって良い筈はありません。私としては、あくまでも米本国への基地撤去を見据えながら、まずは「基地のたらい回しは沖縄へもグアム・テニアンへも許さない」の一点で、この与党議員の方々の勇気ある意思表示にエールを送りたいと思います。

 「この声明の呼びかけをどう広めるか」という具体的行動提起については、ヤメ蚊さんのブログに、リンク先も含めて詳しく掲載されていますので、そちらを参照して下さい。そこで述べられている鳩山政権に対する評価についても、私からすれば「この期に及んで、まだ鳩山民主党に幻想を抱いているのか」と思わざるを得ませんが、そこは受け止め方の違いだと、ここでは割り切りましょう。まずは、私たちの思いを、鳩山政権のみならず、米国オバマ政権、その他の世界各国の政府と人々にも伝える事が、緊急にも求められていると思います。
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4 コメント

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アリバイ作り半分かな? (バッジ@ネオ・トロツキスト)
2010-05-29 11:05:41
こりゃ、選挙対策のアリバイ工作だろうねwww
「将来の」という一言が問題アリだし、メンツも胡散臭いのが混在してる。福島に辞任要求したヤツとか。
ま、額面通りには受け取れませんな(キッパリ!)

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半分どころか100%アリバイ作り (Bemsha)
2010-05-30 17:31:08
なぜこの方々はもっと早い時期から強く主張してこなかったのでしょうか?去年の衆院選の直後からこのような左からのプレッシャーを鳩山政権にかけていれば,もしかしたら違った結果になったかもしれません。
 
本気で反対する気など微塵もなく,アリバイ作りのためにただ「リベラル」っぽく振る舞いたいだけなのではないか。方針がほぼ確定した後なら,安心して反対できると言うわけでしょう。
 
こんなバカバカしい「緊急声明」は,左派を釣るための単なる毛ばりにすぎず,エールを送ったり周りに広めたりというのはちょっと無理ではないでしょうか。


 
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党内左派と言えども与党としての責任からは逃れられない (プレカリアート)
2010-05-30 20:50:56
>「将来の」という一言が問題アリだし、メンツも胡散臭いのが混在してる。福島に辞任要求したヤツとか。(バッジさん)
>なぜこの方々はもっと早い時期から強く主張してこなかったのでしょうか?去年の衆院選の直後からこのような左からのプレッシャーを鳩山政権にかけていれば,もしかしたら違った結果になったかもしれません。
 本気で反対する気など微塵もなく,アリバイ作りのためにただ「リベラル」っぽく振る舞いたいだけなのではないか。方針がほぼ確定した後なら,安心して反対できると言うわけでしょう。(Bemshaさん)

 成る程。実は、最初この与党議員声明がネット上にアップされた時に、「まだ200名近い方が必死で抵抗しているのか」という想いにかられて、取り急ぎこちらにも転載させて貰った、というのが正直な所です。

 実は私も、「将来の」という言い回しについては、バッジさん程ではないにしても、少し「?」と感じる所がありました。また、森ゆうこ(元自由党)や横光克彦(社民党→民主党)などが、照屋寛徳(社民党沖縄県連)や谷岡郁子(民主党内の護憲リベラル)に混じって、呼びかけ人の中に名を連ねている事にも、少し違和感を感じていました。でも、それでも「この人たちも辺野古移設に異を唱え始めたのだろう」と、今から思えば少し「楽観的」に捉えていたように思います。

 しかし、鳩山民主党がここまで変節を遂げた以上は、たとえ「胡散臭いの」ではない、元からの「党内護憲リベラル」と言えども、民主党の一員である以上は、「それまで何をして、何をして来なかったのか」という事は、立場相応に問われなければならないでしょう。
 それはまた、普天間問題については最終的に筋の通った対応を取ったものの、それ以外の派遣法・後期高齢者医療制度・障害者自立支援法などの悪法見直し「骨抜き」問題については、与党としての共同責任は免れない福島社民党についても言える事です。そして、民主党・社民党の党員だけでなく、それを容認してきた支持者や、支持しなくても結果的に黙認してしまった、非支持者の私も含めた有権者全体の問題でもあるのかも知れません。
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今、本当に問われているのは (バッジ@ネオ・トロツキスト)
2010-05-31 08:03:40
日本国民一人ひとりなんですよ!

鳩山民主党がどうの、社民党がどうの、と批判がましい事を言いたてている「識者」やテレビコメンテーターにしても、「じゃあ、おまえはどうしたら良いと考えてるのか?」と問われた場合、ほとんどの人間がまともなことなんて言えやしない。
結局、安保や沖縄の「現実」なるものを再考することもなしに、「現実」の枠内でのイチャモンや無い物ねだりに終始してるだけなんですからね。

匕首(あいくち)の斬っ先は、国民一人ひとりに突きつけられているのです。
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